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仙谷が裏で操った若手の菅降ろし不発
2011年7月19日(火)10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-000150177/1.htm
●「余計なことしてくれた」と反発も
大山鳴動してネズミ一匹とはこのことだ。
民主党の中堅若手11人が、15日に開いた菅首相の即時退陣を求める決起集会。14日に400人を超す党の全議員に案内状を配り、「100人以上が来る」と吹聴していたが、参加者は計30人というテイタラクだった。
主催した吉良州司・元外務政務官と長島昭久・元防衛政務官は「菅首相の思いつき政策で日本経済は壊滅しかねない。即刻退陣を突きつけたい」と気勢を上げたが、むなしさだけが残った。“即刻退陣”はみなが望むことなのに、なぜ参加者が少なかったのか。
「ただ集まって声を上げたところで、菅首相が辞めるはずありませんよ。そんなに簡単なら苦労しない。具体的な戦略は何ひとつなく、参加するだけムダだと思いました」(中堅議員)
一方、「仙谷官房副長官がウラで主導していたのがミエミエ。だからみんな遠慮した」との声も出ている。どういうことなのか。
「吉良氏と長島氏は、当選同期で外交通ということもあり仲が良い。昨年、2人が外務と防衛の政務官を務めていた時、当時の仙谷官房長官とよく対米政策について議論をしていました。仙谷氏は、2人の能力を高く評価、2人も頼りになる大先輩と仙谷氏を慕っていた。仙谷氏が今年1月に党の代表代行に就任したとき、2人を『補佐』にしようとしたこともあった。先月の内閣不信任案が否決されて以降、平然と居座る菅首相を仙谷氏が引きずり降ろそうとしたが失敗。完全に干されてしまった。最近、菅首相が将来的な脱原発をブチ上げ、長期政権を築こうとしているため、仙谷氏が2人に『菅降ろしに動け』と指示したとみられています」(民主党関係者)
2人は親しい9人の議員に声をかけ、まずは13日夕方、即時退陣を求める要望書を持って官邸に押しかけた。これには同日夜に菅首相が行った原子力エネルギーの記者会見を潰す狙いがあったようだ。それに続く第2弾が今回の決起集会だった。
「いろいろ考えたのでしょうが2つとも何の意味があったのでしょうか。官邸に押しかけても無視され、決起集会も人が集まらなかったので何のプレッシャーも与えられていない。それどころか、仙谷主導の揺さぶりと知った菅首相は怒り狂い、今まで以上に居座り続けるでしょう。本当に余計なことをしてくれた」(小沢グループの一人)
若手をけしかけた仙谷の菅潰しは、あえなく頓挫。この党は上から下まで、ホント何やってるんだか。
(日刊ゲンダイ2011年7月16日掲載)
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