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住めなくなるゾ…恐怖煽るエゴ菅!退陣決起集会も怖くない?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110715/plt1107151328004-n1.htm
2011.07.15 夕刊フジ
民主党の中堅・若手議員が呼び掛け人となり、菅直人首相に即時退陣を求める決起集会が15日昼、国会内で開かれ、69人(代理出席38人含む)が集まった。参加人数は当初見込みより少なかったが、唐突な「脱原発依存」会見などで、菅首相に対する不満はうっ積。内閣支持率も10%台前半まで急落している。今後の早期退陣論にも影響を与えそうだ。
「被災地の復旧・復興、原発事故の収束はどこに行ったのか。エネルギー政策は足下の現実を見ず、国民に幻想を見させている。日本経済や国民生活を壊滅させかねない。菅首相には即刻退陣を求めたい」
代表格の吉良州司衆院議員がこう呼びかけると、会場には大きな拍手がわき起こった。
集会には、長島昭久元防衛政務官や石関貴史国対副委員長らが参加し、仙谷由人官房副長官や小沢鋭仁前環境相は代理出席。「菅首相の下での東日本大震災の復旧・復興や福島第1原発事故の早期収束は不可能」として即時退陣を求める決議を行った。そのうえで、菅首相が退陣条件とする、第2次補正予算案と公債発行特例法案、再生エネルギー特別措置法案の成立に関係なく、即時退陣するよう申し入れる方針。
こうした中でも、菅首相の暴走は止まらない。
菅首相は14日夜、都内の高級料理店で、民主党の石井一選対委員長と当選1回の衆院議員約20人と会食し、「東京、神奈川から3000万人が移住するような事態も想定して決断しないといけない。だから『脱原発(依存)』なんだ」と言い放ったという。
「脱原発依存」会見に対し、政財界やメディアが「延命策。具体策や道筋を示していない」などと批判したことへの明らかな言い訳。恐怖をあおって自らの行動を正当化する姑息な手法であるうえ、原発事故の情報隠蔽を感じさせるものだ。
さらに、菅首相は15日午前の閣僚懇談会で、「脱原発依存」について、「個人の考えとして示した」と述べた。
個人の考えなら、どうして首相官邸で記者会見したのか。詭弁はいい加減にしてほしい。
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