http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/623.html
Tweet |
アメリカは日本人拉致の真相をずっと知っていた。
2011/07/15 10:59
拉致問題の関連で、こんな記事を書きました。
〔ワシントン=古森義久〕
北朝鮮による日本人拉致事件の「家族会」「救う会」「拉致議連」の合同訪米団は13日、米国上院の仮議長で最古参のダニエル・イノウエ議員(民主党)と会談したが、同議員は米国当局が北朝鮮による日本人拉致事件の情報を事件後まもない1970年代末ごろからつかみ、同議員自身が北朝鮮訪問の際に北側に詰問したことを明らかにした。
(ダニエル・イノウエ上院議員)
合同訪米団の松原仁衆議院議員らによると、現在、上院歳出委員長でオバマ政権にも影響力の大きいイノウエ議員は日本側の拉致関連代表とは初めて会談し、北朝鮮工作員による日本人拉致には長年、関心と知識をもち、その解決を願ってきたことを告げた。
(松原仁議員)
イノウエ議員はそのうえで自分が上院情報特別委員長を務めていた79年ごろから83年までの時期に同委員会として北朝鮮を訪問した際、北側に対し、日本人拉致問題を提起し、詰問したが、北側は犯行を否定したことを明らかにしたという。
松原議員らによると、イノウエ議員は米側当局が独自に北の日本人拉致を知っていたことを明かし、「日本政府も知っていたと思うが、追及する関心がないようなので外交儀礼上、そのままにした」と述べた。
日本政府が北朝鮮による日本人拉致の「容疑」を公式に発表したのは97年5月で、それ以前は一部の高官の個別の言明を除いて事件追及の姿勢はとらなかった。横田めぐみさんらが拉致されたのは77年で、イノウエ議員の言明によれば、米国の政府や議会は北朝鮮の犯行をその数年後には確実に知っていたことになる。
イノウエ議員は米側がその情報を日本政府に直接、伝えたとは明言しなかったが、「日本政府も知っていたと思う」という表現で通報の可能性を示唆した。その場合、日本政府は米側からも北朝鮮の犯行を知らされながら、明確な行動を長年、取らなかったことになる。
松原議員は14日のワシントンでの記者会見で、イノウエ議員のこうした発言の内容を明らかにし、日本政府が北朝鮮による日本人拉致を知っていながら、放置した事実について「こんごわれわれが失地回復に努めたい」と述べた。
___ 中略 ___
Commented by izaiza1219 さん
もし事実なら、超弩級のニュースですね。
お忙しいでしょうが、続報をお待ちしています。
イノウエ議員にも、まだ明かせないことはあるでしょうが、可能な範囲で証言くださるよう説得ください(見落としかと思い朝刊を改めて繰りましたが、記事は見当たりませんでした)。
在米各社特派員の皆様。多忙な古森さんをぜひ助っ人ください。
一読者として、知りたいのは以下の事柄です。
@1970年代末に掴んだと言われる情報は、どういう内容のものだったのか。
A「北側に詰問した」と言われるが、先方の誰方に、どのような口上で、いつ、どこで、お質しになったのか。
B「日本政府も知っていたと思うが、追及する関心がないようなので外交儀礼上、そのままにした」と述べられたが、そうお考えになれる根拠は何か。
C「追及する関心がないよう」だったと言われるのは、議員もしくは関係者が日本政府に拉致関連の情報を伝えたという意味だと思うが、「日本政府」というのは外務省か、在米日本大使館関係者か、それとも内閣官房か、自民党三役…か。対応した日本側関係者にも事実関係を確かめたいので、出来れば名前をお聞かせ願いたい。
松原仁さんはじめ関係議員の皆様。 事実関係をどうか徹底的に明らかにしてください。
2011/07/15 14:46
Commented by dpal451 さん
古森様 こんにちは。
70年代から日本政府が知っていた可能性が強いとのこと、ありそうなことですが衝撃的なことでもありますね。
当時自民党政権ですが、北べったりの社会党との国対政治の関係もあり、北朝鮮については腫れ物に触るような扱いだったのでしょうね。実際自民党にも金丸氏など北利権の人もかなりいたことでしょう。55年体制というのは、政治権力者の闇の取引、利権、策謀がよほどひどかったと推察します。最近はこういう政治家の闇が少しずつ減ってきたのは幸いです。
外務省や公安庁には極秘資料として今もあるかも知れませんから、現在も継続する犯罪ですから資料をオープンにしてもらいたいですね。
ところで、菅首相、鳩山前首相、鷲尾議員、黒岩議員らの北拉致容疑者関係反日団体との癒着は本当にひどいものです。さらに菅首相の場合は政党助成金からの流用ということですからとんでもないことです。法律的に問題ないとしてしても国の責任者としては断固許されません。即刻国会で経緯と動機について国民にきちんと説明させなければなりません。
国と国民を守るべき政府の最高責任者、元拉致対策担当理事や公安関係責任者が拉致容疑者側と一体の関係など、なんとも形容もできないほどおぞましいことです。いうなればこれはスパイであり、北エージェントであり情報も筒抜け、圧力もかけ放題、政策もねじ曲げ放題ということになりますね。
今の日本の情けない姿を明らかにし、すべての膿を出し切るべきです。これほど日本の病状がひどいということですが、逆に言えば国民がこのひどさを自覚出来た時こそ、新生日本の新たな出発が果たせるのではないでしょうか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。