http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/606.html
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http://31634308.at.webry.info/201107/article_15.html
2011/07/14 23:53
遂に住民団体が原発事故で政府、東電を東京地検へ告訴
以前、ジャーナリストの上杉隆氏が以下のタイトルで、
『なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか 』
http://31634308.at.webry.info/201107/article_3.html
と題して、なぜ東電の刑事責任を問わないのかとの記事を書いた。その中で
『今こそ、地検特捜部は今までの汚名を返上し、国民に今までのツケを返す時である。少なくとも、この原発事故事件に係った菅首相、海江田大臣、「今直ぐには影響はないと言い続けていた」枝野官房長官、東電勝俣会長、清水元社長、現地吉田所長などは刑事責任を問われるべきである。そうしないと、今原発事故で直接被害を受けている被害者は納得しないだろう。もし、特捜部が動かなければ、水俣病事件、エイズ病事件などのように集団訴訟で対抗するしかないと考える。いや、それ以上に、この原発事故事件は大きい。』と書いた。
上記と気持ちが悪いほど同じ内容の記事が以下のように出た。少しばかり違うのは、東電の勝俣会長、現場所長の吉田所長の名がないぐらいだった。
菅首相ら6人を告発 住民団体、原発事故対応めぐり
http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY201107140325.html
東京電力福島第一原発の事故をめぐり、「被災地とともに日本の復興を考える会」と名乗る団体が14日、菅直人首相らに対する原子炉等規制法違反と業務上過失傷害容疑での告発状を東京地検に提出した。今回の事故で刑事告発の動きが明らかになったのは初めて。
告発されたのは、菅首相と、枝野幸男官房長官、海江田万里経済産業相、経産省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長、原子力安全委員会の班目春樹委員長、東京電力の清水正孝前社長の計6人。
告発状によると、福島第一原発の1号機について、菅首相ら6人が、原子炉格納容器の内部圧力を下げるベント(排気)の必要性を認識していたのに、それを遅らせたのは原子炉等規制法(危険時の措置)違反の疑いがあるとしている。また、菅首相、枝野官房長官、海江田経産相の3人については、適切な避難対策を怠り、1号機の原子炉建屋内で水素爆発が起きた際に避難者に被曝(ひばく)させるなどした業務上過失傷害の疑いもあるとしている。
東京地検に告訴した住民団体は、どちらかと言うと政府側の責任に重点を置いている。直接の原発事故をを引き起こした当事者の東電より、東電を指導、命令すべき政府、保安院、原子力安全委員会の長に責任があるとしている。これは、そうだが当事者責任があった、当時の東電執行部の責任が問われなければならない。
国内ばかりでなく、世界をも巻き込んで死者も出た事件において、誰も責任が問われないこと自体がおかしい。そこで初めて、原発を運転する責任が如何に重いかを知るべきである。
この成り行きは当然で、今後は失点続きの東京地検がどう処分するかが見ものである。
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