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証人をゾロゾロ出廷させながら根底から崩れ去った 検察の「裏金献金」シナリオ
[裁判所も認めた!世紀の謀略小沢事件全内幕]
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2011/7/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
裁判官も突き放した“証言”の薄さ
東京地裁が「決定書」で完全に無視した水谷建設からの裏金問題。大新聞テレビの司法記者はマッ青だろうが、「陸山会裁判」の公判経過を見ていると当然の結果だ。検察が証人で呼んだ水谷建設関係者の証言は,どれもクビをひねるような内容ばかりだったからだ。
最大のヤマ場とされたのは、衆院議員の石川知裕被告(38)に5000万円を渡したと主張する水谷建設の川村尚・元社長(53)の証言だった。新証言が飛び出すのかと、大新聞テレビの記者が大挙して法廷に押しかけたが、“空振り”。川村氏が、検察の主張に沿って一方的に「カネを渡した」と繰り返しただけだった。
「川村氏は、本社のある三重と東北出張が重なった超多忙の合間を縫って、5000万円もの大金を運んだと証言しました。顔をよく知らない石川被告とひとりで会い、カネを“依頼”されたとする大久保隆規被告(49)に対し、届けたという連絡もしていません。つまり、何から何まで全てひとりで行動したことになっている。何の具体的証拠も示さず、『渡した、渡した』と言っても、到底、信じられないのです」(司法ジャーナリスト)
空想で語れる証言だったのだ。あやふやな証言をしたのは、他の検察側証人も同じである。
「三重の本社金庫から東京にカネを運んだとされた尾納忍・元専務(56)は、弁護側にカネの重さを問われたとたんにタジタジになり、『すみません』などと言い出す始末。運んだ現金も、検察調書では『川村元社長に渡した』となっていたのに、公判では『東京支社の金庫に入れた』と証言が変わりました。裏金を管理していた中村重幸・元常務(60)も、裏金の支出額や相手先などの詳細について『帳簿もメモもなく、記憶していない』とトボケながら、なぜか小沢側に5000万円ずつ、2回支出したことだけは覚えていた。あまりに不自然なのです」(前出のジャーナリスト)
2度目の裏金授受現場に「同席した」という「日本発破技研」(大阪市)の山本潤社長(56)も、公判で「授受の現場はずっと忘れていた」と証言し、裁判長から「政治家に金を渡すような重要な場面をなぜ忘れるのか」と突っ込まれている。「裏金」に絡む検察側証人の証言はそろって“不自然”極まりなかったのだ。
この程度のあやふやな材料をもとに、東京地検特捜部は大マスコミと一緒になって裏金疑惑を騒ぎ立てたのだから、驚きだ。裁判所が無視して却下したのは当然である。しかも、残った政治資金報告書の虚偽記載という瑣末な部分においても、裁判所は大半の調書を取り下げた。つまり、「陸山会事件」は、事件そのものが根底から音を立てて崩れ去ったのである。
「検察の作り話」に騙(だま)されて、その後、小沢元代表を強制起訴した検察審査会の市民11人は、どんな思いで今回の裁判所決定を聞いたのだろうか。
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