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あれだけ大騒ぎした水谷建設からの「1億円裏金」東京地裁が完全却下した理由は何か
[裁判所も認めた!世紀の謀略小沢事件全内幕]
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3399.html
2011/7/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
東京地裁は検察の「供述調書」を大量却下しただけじゃない。大新聞テレビは1行も報じていないが、地検特捜部と大マスコミがタッグを組んで大騒ぎした「水谷建設からの裏金疑惑」についても完全却下したのである。
民主党政権誕生直後の09年11月ごろから、大新聞テレビで報道が始まった「水谷建設からの裏金疑惑」。当時の大新聞テレビが連日、鬼のクビを取ったように報じた内容はざっとこんな感じだ。
〈水谷建設が、岩手の胆沢ダム関連工事を受注した謝礼として、5000万円ずつ、計1億円を小沢秘書に渡した。このカネが「陸山会」が購入した東京・世田谷の土地購入資金の原資となり、この裏金を隠すために小沢秘書らがウソの収支報告書を作成。これを小沢本人も了承していた〉――。
この報道の少し前の読売新聞は〈小沢氏団体、04年報告書記載に虚偽 土地購入計上せず〉(09年10月15日)と書き、以降、土地購入に充てられたカネの出どころをめぐって大マスコミでさまざまな臆測報道が駆け巡った。
「当時の報道では、裏金の総額は8億円だ、いや20億円だ、などとどんどん膨れ上がり、政界を揺るがす贈収賄、脱税事件のような扱いでした。しかし、そんな事実は全く出てこなかった。『陸山会事件』で起訴された小沢元秘書3人の起訴事実も結局、不動産購入資金のやり繰りに関する不記載や、取得時期と収支報告書の記載が2カ月ほどズレていたという『政治資金規正法違反』だけでした」(司法ジャーナリスト)
どっちみち、国民にはどうでもいい話だ。それだけに検察は「水谷マネー」に固執。裁判では、期ズレに至る「背景事情」などと称して立証に躍起になったが、あっけなくボロが出た。
カネを“受け取った”とされる衆院議員の石川知裕被告(38)を担当した吉田正喜検事が、取り調べ中に「別件」のメモを破り捨てながら、水谷建設からの裏金の供述をムリヤリ迫っていたことが明らかになったためだ。
地裁は「決定書」で、〈吉田検事の供述によっても、「こんなのはサイドストーリーだから」などと言ってメモ紙を破ったのは、被告人石川に水谷建設からの5000万円受領の事実を認めさせるためのテクニックとしての意味を有していた〉〈被疑者より優位にいる取調官がメモ紙を破る行為は、それ自体、被疑者に対する威迫ともいえる行為(一部略)〉と、検察調書の任意性を否定。その一方、勾留中の石川の言い分を支持した。
〈水谷建設から5000万円を2回受け取ったといわれている点について、そのような事実は全くない旨述べ、その言い分がそのまま(裁判所の)勾留質問調書に記載されている。任意性を認めることができる>
裁判所もまったく相手にしなかった「水谷マネー」。検察、大マスコミがどう落とし前をつけるのか見ものだが、検察が公判に証人として呼んだ水谷建設関係者の“証言”も怪しいものばかりだった。
◇
小沢氏の初公判、10月で調整 陸山会の土地取引事件
http://www.asahi.com/national/update/0713/TKY201107130298.html
2011年7月13日19時7分 朝日新聞
資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京地裁(大善文男裁判長)が、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された民主党元代表・小沢一郎被告(69)の初公判を10月に開く方向で調整していることがわかった。13日の公判前整理手続きで、検察官役の指定弁護士と弁護側に打診したとみられる。
小沢氏の弁護側は「元秘書との共謀がないだけでなく、収支報告書への虚偽記載もない」と無罪を主張する方針を決めている。
石川知裕・衆院議員(38)=同罪で公判中=ら元秘書3人の公判は、7月20日に検察側の論告・求刑があり、8月22日に弁護側が最終弁論をして結審し、9月以降に判決が言い渡される見通し。
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