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鳩山グループ人事一新 「小鳩新党」結成への布石か
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2011/7/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小沢シフト前面に打ち出して先鋭化
これは「新党宣言」なのか。鳩山由紀夫前首相の発言が臆測を呼んでいる。
きのう(12日)産経新聞に掲載されたインタビューで、鳩山はスッカラ菅の場当たり政治を激しく批判。その上で、こう語っているのだ。
〈私が打ち出したものを否定したことで、民主党の理念が見えなくなった〉
〈このままなら民主党がどうなったって私は構わない。潰れたって構わないんです〉
民主党の“オーナー”である鳩山が「民主党が潰れてもいい」とまで言うのだから、よほどのことである。菅内閣に対する不信任決議案の一件でも、最後は鳩山の「党分裂だけは避けたい」という強い思いが、菅の延命を許したとみられていたからだ。
「昨年の代表選の時は、鳩山氏も党を割ってはいけないという意識が強かったようですが、今は完全に吹っ切れているでしょう。政権交代の理念をことごとく否定した菅首相に対する鳩山氏の怒りは、抜き差しならないものがある。ただ、鳩山氏としては、自分たちこそが本当の民主党だから、変節した菅首相ら現執行部の方が出ていくのが筋だと考えていた。
ところが、そう悠長なことも言っていられない政治状況になってきて、鳩山氏はいつでも党を割るハラを固めていると思います。もし解散・総選挙になれば、必ず小沢グループと鳩山グループで“小鳩新党”を立ち上げますよ」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
実際、ここへきて鳩山グループは先鋭化している。総理就任を機にグループの会長を退いていた鳩山が、先月30日の定例会で会長に復帰。先週はグループの役員人事も一新した。
「幹事長に松野頼久元官房副長官、事務局長に米長晴信参院議員が就任しました。松野氏は小沢元代表の信頼も厚く、小沢氏と直接話ができる数少ない人物。小沢代表時代に初当選した米長氏も親小沢派です。鳩山グループが“小沢シフト”を明確に打ち出したように見えます」(政治部記者)
つい最近まで、鳩山グループは崩壊寸前といわれていた。菅内閣不信任決議案に当の鳩山が賛成を表明したのに、グループ内で同調者は数人しかいなかったのだ。グループ会長だった大畠国土交通相や、幹事長の中山経産政務官らグループ幹部が反対を唱えて足並みはバラバラ。グループ解消の危機だったのだが、息を吹き返しつつある。
「お公家さんの集まりのようにノホホンとしていた鳩山グループが、武闘派に生まれ変わろうとしている。鳩山さんは“代表選では小沢さんと同じ候補を推す”と話しているし、今後は小沢グループと連携して動いていくのでしょう」(民主党中堅議員)
小沢グループのコアメンバーは衆参合わせて100人ほど。ここに30〜40人の鳩山グループが加わり、結束して行動すれば、数のメリットで他を圧倒する。
「小鳩新党ができれば、弟の邦夫氏も合流して一大勢力になります。選挙になれば88議席は取れそうだから、うまくいけば第2党に躍り出る。仮に菅首相が解散しなくても次期代表選では小鳩連合が主導権を握るでしょう」(鈴木哲夫氏=前出)
菅にとっては脅威だろう。無能首相が見苦しく延命すればするほど、小鳩が勢力を拡大する。
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