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菅首相は、今日の衆議院東日本大震災復興特別委員会で明確とも言える「脱原発宣言」を行った。
そのタイミングに合わせるように、従来から菅首相に強い批判を行ってきた西岡参議院議長が、あらゆる手段を駆使しての菅追い落とし作戦を提言したわけだ。
菅首相を支持するわけではないが、この日本で権力者が「脱原発」をめざすという政治状況がめったにあることではないと思っているので、とりあえずは菅首相に「脱原発」への露払いを期待して様子を見ることに決めている。
西岡参議院議長の「原発周辺への避難指示が遅れたことで、避けることのできたはずの放射線に住民をさらしたとして、「鬼の政治」と非難」には全面的に同意する。
与党も野党も「原発維持派」ないし「原発推進派」が多数を占めるという国会情勢のなか、西岡氏の批判に頷きつつも、菅首相の奮闘を陰ながら見守る。
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【西岡議長論文】「首相、福島では鬼の政治」「辞任させることが責任」不信任と問責 同時提出呼びかけ[産経新聞]
2011.7.12 17:39
西岡武夫参院議長は12日までに、「国難にあたって延命に汲々とする菅直人首相を辞任させることこそ民主党議員の責任」と訴える論文を発表した。具体的な提案として、衆院で内閣不信任決議、参院で首相問責決議の両案を同時に提出し、即時退陣を実現すべきだと主張している。
論文の表題は「国難に直面して、いま、民主党議員は何をなすべきか」。首相が打ち出した「脱原発」のスローガンは、福島第1原発事故対応の失敗をごまかすためで、国政選挙の争点にはなりえないとの認識を示し、「首相がいま総選挙を述べること自体、噴飯ものだ」と切り捨てた。同時に、原発周辺への避難指示が遅れたことで、避けることのできたはずの放射線に住民をさらしたとして、「鬼の政治」と非難した。
さらに、8月末の通常国会会期末を迎えても首相が辞職することはないとの見通しを示し、民主党は両院議員総会を開催し、党代表を解任する段取りを進めるべきだと提起。それでも首相が居座るなら、内閣不信任決議案と首相問責決議案を同日に提出すべきだと強調している。
内閣不信任決議案については6月2日の衆院本会議で否決されているが、「(同一の国会中)一度しか提出できないというのは俗論」と強調。「首相交代に必要な時間は首相が居座ることによる壮大な時間の浪費に比べれば微々たるものだ」と結んでいる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110712/stt11071217480004-n2.htm
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