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最近とみに、経産官僚・古賀茂明氏がマスコミに登場している。
恥ずかしながら、古賀茂明氏の事を、この一連の報道で知った。
古賀茂明氏はキャリア官僚でありながら、これまで公務員改革に
携わってきた人物だと知った。
安倍内閣時、渡辺喜美(現みんなの党代表)行革担当大臣が、
古賀茂明氏を国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に
内定したそうだ。
その彼、古賀茂明氏が、経済産業省事務次官から「肩たたき」、
いわゆる勧奨退職を受けている、と言う。
テレビで官僚体制の悪弊実態を告白する、古賀茂明氏がいた。
どのテレビでも、古賀茂明氏を擁護する司会者と評論家たちの発言があった。
私は古賀茂明氏を凝視しつつ、彼の発言に耳を立てて聴いた。
その感想を言いたい。
「古賀茂明氏には、愛国心がある」
「古賀茂明氏は、たんなる内部告発者ではない」
「古賀茂明氏は、純粋に公務員制度改革を希求している」
ネット喫茶で、尖閣問題映像をインターネットに流した、
海保公務員とは違う。
何故なら、
「海保公務員の行為は、政治思想的想いから出たものである。
しかし、古賀茂明氏の言動は、政治思想的な類いのものではない。
老朽化し、行き詰る公務員制度への改革提言なのだ」
と受け止める事が出来る。
自民党政権時代から、公務員制度改革が求められ、
何人もの自民党首相たちが、国会等で意気込んでいたものである。
だが、「誰も公務員制度改革に鈴を付ける事が出来なかった。
正確には、一応の形までは作ったが、中味は空洞化したもの」だった。
古賀茂明氏は、経産事務次官から「肩をたたかれている」と言う。
脱官僚を標榜した民主党の菅首相政府は、黙認している。
黙認と言う事は、事務次官の意向を「マルノミ」しているのである。
歴史が動くとき、ある種の「岐路・ターニングポイント」が存在するようだ。
あっちに行くべきか、こっちに行きべきか――。
あっちに行くと、歴史は動く。
こっちに行くと、歴史はしばらく止まる。
経産官僚・古賀茂明氏を辞任させれば、公務員制度改革は、
さらに後戻りしていくことだろう。
真の「肩たたき」の在り方を知るべきである。
トントントン。
血の巡りが悪い時に、肩をたたくのが本当の「肩たたき」なのだ。
現行公務員制度は老朽化し、血管が悪玉コレストロールで詰まっているのだ。
古賀茂明氏は、凝り固まった公務員制度という肩を、
ちゃんとタタキ、モミモミもしているのである。
そういう奇特、貴重な現役官僚の「肩たたき」を止めなければならない。
菅首相等よ!できれば菅首相自ら、古賀茂明氏の「肩をたたいて」くれよ!
「これからもがんばろう!」って、肩を揉み叩くのだ。
今からでも遅くはない。
一つぐらいは、国民の希望を叶えられるだろう。
いや、二つだ。管首相に希望するのは――辞任の件は、歴史の岐路には関係ないが――。
一つぐらい、思いつきでも良いから、やってくれよ!
「古賀茂明氏を辞任させるなよ」
http://plaza.rakuten.co.jp/botokkusuman/diary/201107110001/
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