http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/422.html
Tweet |
菅直人首相(64)が、新たな野望を抱いているとの説が、永田町でささやかれている。「脱原発・反核」でノーベル平和賞を狙っているのでは−という仰天分析だ。2009年に、オバマ米大統領が「核廃絶」への取り組みを期待されて受賞した例もあるが、閣内不一致が目立ち始めた崖っぷち宰相に、そんな可能性があるのか。
最近、永田町では「8月6日と9日の広島、長崎『原爆の日』に、菅首相が『脱原発・反核』を宣言して、解散・総選挙に打って出るのでは」といった話題が多い。7日の参院予算委員会でも質問を受け、菅首相は「万難を排して式典に参加したい」といい、解散・総選挙を否定しなかった。
さらに、民主党ベテラン秘書は「実は、ノーベル平和賞狙いでは?」といい、こう続ける。
「唯一の被爆国で、世界第3位の経済大国で、重大な原発事故の当事国となった日本のリーダーが、全世界に向けて『脱原発・反核』を宣言し、『自然再生エネルギーへの国家的大転換』を訴えればインパクトは大きい。すでに側近らが推薦状提出の準備をしているかもしれない」
平和賞は、世界各国から推薦を受けた候補の中から、ノルウェーのノーベル委員会が選考する。過去に、マザー・テレサやダライ・ラマ14世なども受賞している。「歴史に名を残したいとの思いが異常なまでに強い」(民主党中堅)とされる菅首相なら、垂涎の的だろう。
前出のオバマ大統領は09年4月、プラハで「核廃絶と軍縮」を宣言したのが受賞の決め手となったが、菅首相が2匹目ドジョウをつかむことがあり得るのか。
国際政治学者の藤井厳喜氏は「オバマ大統領の場合、ノルウェー側に『(受賞させて)核廃絶・軍縮の流れを作りたい』『米国に約束を守らせたい』という思惑があった。ところが、受賞後にオバマ大統領が兵器輸出を大幅に増やしたため、いまでは批判が多い。再び、現役政治家への受賞は考えにくい。しかも、菅首相は外交的成果がない。これで受賞するなら、ノーベル賞自体がインチキだと思った方がいい」と厳しい。
ただ、選挙プランナーの三浦博史氏は「菅首相は政権延命のためなら、ソフトバンクの孫正義社長の入閣でも、大阪府の橋下徹知事との連携模索でも、何でも仕掛けてくると思った方がいい。もはや『脱原発』は唯一の命綱。受賞の可能性がゼロに近くても、ノーベル平和賞を狙ってくることはあり得る」と話す。
もう、いい加減にしてほしいと思うのは、記者だけではないだろう。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110709/plt1107091538002-n1.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。