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(転載開始)
◆セシウム、牛11頭全て規制超、南相馬の農家 読売新聞 7月9日(土)11時54分配信
福島第一原子力発電所から20〜30キロ圏の緊急時避難準備区域にある福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛11頭の1頭から、暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の4・6倍の放射性セシウムが検出された問題で、東京都は9日、残り10頭の肉からも、暫定規制値の6・4〜3倍にあたる同セシウムが検出されたと発表した。いずれも流通していない。
一方、福島県の調査では、4月下旬以後、同区域からは2924頭の肉用牛が出荷されたことが判明。県はすでに同市に肉用牛の出荷自粛を要請したが、さらに同区域全域で飼育されている肉用牛について畜産農家に出荷自粛要請を行うかどうか、検討に入った。
同県などによると、南相馬市や田村市の一部が入る同区域では、原発事故前、精肉になる肉用牛約5700頭が飼育されていた。農林水産省は4月下旬、この区域から出荷される肉用牛全頭を対象に、県が体の表面を検査などすれば出荷を認めると指導。事故後に見合わせていた出荷が再開されていた。(転載終了)
高濃度の放射線量の影響が心配される南相馬市の農家が出荷した肉用牛から基準値を大きく上回る放射性セシウムが検出された。市場に流通していないとのことでもあり、このこと自体については、特に驚きはない。むしろ驚きなのは、「4月下旬以後、同区域からは2924頭の肉用牛が出荷されたことが判明」という事実である。
農林水産省が4月下旬に、この区域から出荷される肉用牛に対し、「体の表面検査をすれば出荷を認める」と指導し、原発事故後見合わされていた出荷が再開されていたということであるが、あまりに”軽率”な判断であろう。ハッキリ言ってこれは、農水省が畜産農家に対する賠償責任を回避するためにおこなった”愚行”であると断じざるを得ない。
地元の畜産農家への賠償をしなくて済むなら、国民の健康がどうなろうが知ったことではないという、”傲慢”かつ”非人道的”な官僚の人間性が露呈したものと言ってよいであろう。まさに霞ヶ関官僚の「選民思想」が如実に表れている話であり、トンでもないことである。で、気になるのが既に出荷済といわれる2924頭の行方である。
想像するに、これらの”汚染牛”は既に外食産業や学校給食等、その多くが日本国民の胃袋におさまっているころであろう。まさに「万死に値する行為」であり、同じ日本人として許し難い”蛮行”である。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/f11a7c47800f22ddfea89f8182171def
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