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【名言か迷言か】
鳩山前首相 小沢流でグループ立て直し 「菅首相の死に体は当然」とカンカン!
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110709/stt11070918000006-n1.htm
2011.7.9 18:00 産経新聞
民主党の鳩山由紀夫前首相が次期代表選を見据え、自らを支持する党内グループ「政権公約を実現する会」(鳩山グループ)の立て直しに本腰を入れている。グループの結束力を強め、「数の力」で権力闘争に臨もうと考えているようで、その手法は小沢流そのもの。小沢一郎元代表ほどの迫力はないが、「ペテン師」呼ばわりされても、なお居座り続ける菅直人首相に鳩山氏はカンカンだ。
「菅首相がレームダック(死に体)になっておられることは、(首相)ご本人が『辞める』と明言した以上、当然だと思っております」
グループの会長に復帰して間もない鳩山氏は7日昼のグループ定例会で、早期退陣を重ねて要求した。
その上で「これが長引くと民主党全体、日本全体がレームダックになり外交が成り立っていかない」と強調。さらに「国民との契約のマニフェスト(政権公約)をいかに実現させていくかという原点に戻って行動することが大変肝要だ」とマニフェスト修正に走る首相や党執行部を牽制した。
会合後、出席者の一人は「いきなり『レームダック』と言ってびっくりした!」と目を丸くしたが、鳩山氏がこの日、気合を入れて発言したのにはワケがあった。7日は新執行部で臨む最初の会合だったのだ。
鳩山氏が会長を退いたのは平成21年の首相就任時。このとき会長は大畠章宏国土交通相に代わったが、鳩山氏は6月30日の定例会で会長に復帰。今月7日の定例会では、幹事長に松野頼久元官房副長官、事務局長に米長晴信参院議員を起用することを決めた。
松野氏は小沢一郎元代表を支持する中堅・若手グループ「一新会」との関係が良好で、小沢氏の個人事務所にもしばしば足を運ぶことで知られる。米長氏は「菅VS小沢」の戦いとなった昨年9月の代表選の際、小沢陣営の広報担当を務めた。今回の人事で、鳩山氏は小沢氏の息のかかった人物を両脇に置いたことになる。
鳩山氏が会長を退いている間、グループ運営は大畠会長−中山義活幹事長(経済産業政務官)ラインで進められた。
だが、大畠、中山両氏は、内閣不信任決議案の採決をめぐり当初、鳩山氏が賛成の意向を示したことに反対を唱え、グループ内の足並みはバラバラに。このとき、鳩山氏に同調したのがほかならぬ松野氏だった。今後は「親小沢」の川内博史衆院議員らも「コアメンバー」に加えて、グループの運営をしていく方針だ。
まずは足元を固めるのが最優先課題。ここ最近のグループ定例会は20人程度しか集まらなかったことが少なくなく、人数が少なすぎて時間通りに始まらないこともあった。7日の定例会には約35人が出席したが、改めて会員を募るという。
役員も増強する予定で、米長氏は「『鳩山会長と行動を共にする』とサインするぐらいの覚悟のある役員をそろえたい」と鼻息は荒い。
新執行部が見つめる先が小沢グループとの連携強化にあるのは間違いない。
鳩山氏が首相退陣後の次期代表選で権力を奪還するには、党内に約120人いる小沢グループの協力は不可欠。新体制は、鳩山グループが内閣不信任案賛成でまとまらなかったことで失った「小沢氏の信頼」を取り戻す意味合いもある。
もっとも足元を固める必要に迫られているのは小沢氏も同じだ。
約40人いる「一新会」の定例会には半分程度しか出席しないことが多く、結束に緩みが生じている。このため、小沢氏を支持する衆院当選1回生でつくる「北辰会」などと統合し小沢グループとして一本化した上で、小沢氏を会長に据える構想が浮上している。
小沢、鳩山両グループが態勢立て直しに成功したそのときこそ、権力を奪還することが可能となる。
鳩山グループは野党時代から緩やかな結束が「売り」だったが、緩やか故に「幽霊部員」が増えていったのも事実。小沢グループのような体育会系の体質を嫌う議員も依然多い中、鳩山氏が結束をどう図ろうとするのか目が離せない。(坂井広志)
◇…先週の永田町語録…◇
(4日)
▽言い訳しないが
岡田克也民主党幹事長 政治は何をやっているのかと映っているかもしれない。言い訳をするつもりはないが、衆参ねじれの中で、与党だけでは法律1本通すことができない。(政治状況をめぐり集会あいさつで)
▽ゴーマン大臣
山本一太自民党参院政審会長 ひと言で言えば「ゴーマン復興大臣」だ。高飛車な姿勢で震災復興を考えていたことがあらためて明らかになった。(松本龍前震災復興担当相について記者会見で)
(5日)
▽見当つかない
海江田万里経済産業相 カメラが回っているわけだから、オフレコがあろうはずもない。どうしてわざわざ言われたのか見当がつかない。(松本龍前震災復興担当相について記者会見で)
▽内閣ひとり
小池百合子自民党総務会長 「劇団ひとり」というタレントがいるが、「内閣ひとり」というのが今の菅直人首相の本質の姿じゃないか。(松本龍前震災復興担当相辞任に関し講演で)
(6日)
▽言葉尻だけ
亀井静香国民新党代表 日本は言霊の国とも言われる。真意を全然忖度しないで言葉尻だけ取って蹴落としていくというような風潮は国を滅ぼす。(松本龍前震災復興担当相を党会合で擁護)
▽必要なのは
照屋寛徳社民党国対委員長 いま必要なチェックは原発じゃなくて菅直人首相の方だよ。(海江田万里経済産業相が表明した原発の安全検査「ストレステスト」について記者会見で)
(7日)
▽どうでもいい
西岡武夫参院議長 菅直人首相の頭の中から環境問題は吹っ飛んでいるようだ。あれだけ大事と言っていたのに兼務させると環境はどうでもいいという話になる。(江田五月法相の環境相兼務に関し記者会見で)
▽造反起きない
渡辺喜美みんなの党代表 民主党の大量造反はもう起きないだろう。国民に信を問うて菅内閣に駄目だしをしてもらうのが正しいやり方だ。(内閣不信任決議案の再提出論に関し記者会見で)
(8日)
▽よくやっている
北沢俊美防衛相 昔から国会対策委員の仕事の一つとして、自ら守るべき政権に批判的なことを言うことで国会正常化を図る手法がある。「安住流」で、なかなかよくやっている。(政権批判した安住淳民主党国対委員長を記者会見で擁護)
▽恐るべき能力
新党改革の舛添要一代表 今の首相は馬耳東風だ。ここまで逆風が吹いていても何の痛痒も感じない恐るべき能力だ。(菅直人首相について記者会見で)
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