http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/334.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3372.html
「日々担々」資料ブログ
(日刊ゲンダイ2011/7/7)
顔を見る度にムカつくこの二枚舌連中
「菅退陣」が進まない最大の害毒
「ああいうのを大臣にした首相に一番重い責任がある。一分でも一秒でも早く辞めてもらいたい」
松本復興相のわずか9日のスピード辞任に、民主党の渡部恒三・最高顧問が記者団にこうぶちまけた。
安住国対委員長も「本当に情けない内閣。新しい人にバトンタッチできる環境を整えたい」なんて言っていた。それがまたメディアで大きく取り上げられている。
しかしちょっと待って欲しい。2人とも調子が良すぎないか。昨年9月の代表選で、ペテン首相を再選させて自信をつけさせ、延命させてきたのはだれなのか。おまえたちだろう。渡部恒三なんて、これまでにどれだけ菅にエールを送ってきたことか。まさか、過去の自分の言葉を忘れたわけじゃあるまい。
「世界から信頼されるためには、首相がすぐに代わってはいけない。最低あと3年はやってもらわなくてはいけない」(昨年8月、代表選の前)
「国民の世論とぴったりだったな。これで日本の政治も、非常に健全に進むし、民主党の政権も大盤石だ」(代表選で菅が小沢を破って勝利)
「世論調査で続けろという国民の支持が多ければ続けていい」(6月18日、菅の退陣時期について)
「武士に二言はない」じゃないが、政治家は言葉が全てだ。それが手のひらを返して逆のことを言う。報道陣の前で恥ずかしくもなく、自ら二枚舌をさらす。これじゃあ本物の「黄門様」が怒るというものだ。
安住も安住だ。昨年の代表選で菅を支えただけでなく、先月の内閣不信任案提出の時には、「賛成した議員は全員除名する。可決されたら解散・総選挙を首相に進言する」と民主党議員をキャンキャン恫喝、否決へと導いたものだ。
そこまで菅首相を支えてきながら、急に「早期退陣要求」だなんて笑うしかない。「だからNHK出身の政治家はロクなのがいない」と陰口を叩かれるのである。政治評論家の角谷浩一氏がこう批判する。
「2人は、菅首相ひとりが悪いと勘違いしてるのではないか。首相を誕生・延命させた2人にだって当然責任はありますよ。まずは『見る目がなくてすみませんでした』と謝罪し、役職を辞任するのが筋です。地位にしがみつきながら、菅首相の批判を繰り返すのは卑怯すぎます」
同じことは官房副長官の仙谷や岡田幹事長、玄葉政調会長にも言える。最高実力者の小沢を追い落とすために、無能の菅を担ぎ、おいしいポストを手に入れ、どれだけ小沢の悪口を言ってきたのか。その揚げ句、政権運営がうまくいかなくなると、サッと菅から逃げて保身に走る。卑怯下劣極まりない。そんな連中に、ペテン首相が屈するわけがないだろう。
───
※日刊ゲンダイはケータイで読める。
この貴重な媒体を応援しよう!
http://gendai.net/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。