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2011/07/07(木) 07:45:05
最近もっとも不快な印象を受けたのが宮城県知事の姿である。
松本龍復興担当大臣に叱責を浴びせられて、卑屈なお追従笑いを浮かべていた姿は、この国における中央と地方との力関係を如実に表している。
http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/y/a/m/yamame30/5164065ddd874531a3fc00ae9d2adf11.png
散々叱られて顔をこわばらせていた村井知事であった。
しかし次に松本が吐いた台詞は、「これはオフレコです。書いたらその社はおしまいだから」というものであった。
ここで村井は奇妙な笑いを見せた。
阿諛追従の卑屈極まりない笑いである。
http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/y/a/m/yamame30/o0471025911330960370.jpg
本来ならここで村井は怒らなければならないところである。
権力者の奢り、地方軽視、言論圧迫!
ところが村井はヘラヘラと笑いを浮かべている。
(松本復興相、宮城県知事と会談 2011/07/03 )
http://www.youtube.com/watch?v=VtUqWdbjnTk
そしてその翌日、松本大臣への風当たりが急激に高まったのを見て態度を豹変させる。
村井知事「国と地方は主従関係ではない」 (産経ニュース 2011.7.4)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110704/plc11070418170024-n1.htm
「国と地方自治体は主従関係ではなく対等なパートナーだ。命令口調でなく、お互いの立場を尊重するような話し方の方がよかったのではないか。取り方によっては『国の方が偉いんだ』ととらえる人もいると思う」
「約束した時間に入り、遅れたわけではない。社会通念上、このような接遇が正しいと理解している。今後、松本大臣がおいでになったときは“松本大臣バージョン”を心がけたい」
なぜそれをその場で直接松本龍に言わなかったのか!
マスコミの流れが自分に有利と見ると早速態度を変える。
精神の卑しさが全身からにじみ出ている人間である。
いくつかの自治体は自分たちが被害者であるかのように振る舞っている。
復興の遅れを国のせいにして、自分たちの無能・怠慢には目をふさいでいる。
放射能汚染の実態を自ら住民に対して隠蔽する。
子供を汚染の危険にさらして見殺しにしようとしている。
地元の利益を優先して、食物汚染の実体を調査もしなければ公表もしないで移出する。
随所で小役人根性を発揮している。
”地方主権”などとは片腹痛い。
この国の政治は中央も地方も堕落しきっている。
税金は人間を腐らせる。
もちろん地方には中央に比べてましなところも少しはあるが……。
松本龍は早々と大臣を辞めた。
菅首相:被災地の皆さんにおわび、任命責任ある−松本氏辞任 (bloomberg.net 2011/07/06)http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aU3y4b8Y_yF8
首相は松本氏の言動について「大変ある意味で不快な発言なりがあったということで本当に被災地の皆さんに私からもおわびを申し上げたい」と指摘。自らの責任に関して「被災地の皆さんに反発を買うような形になったことは私にとっても大変残念な思いだ。任命したのは私だから任命責任は私にある」と語った。郡和子氏(民主)への答弁。
野党も与党もマスコミも、「首相の任命責任」を声高に叫ぶ。
しかし菅を追いつめることなど彼らにはできない。
「任命責任はわたしにある。で、それが何か?」
任命責任はあっさり認めるが、決してその責任はとらない。
菅の開き直りの前に、「任命責任、任命責任」という叫びだけが虚しく響いている。
菅の前ではすべての言葉が力を失う。
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