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(団体代表からの)借入金の不記載は有り得ない
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/302.html
投稿者 smac 日時 2011 年 7 月 07 日 07:06:01: dVqzW59EefGnc
 

 陸山会の銀行口座には、いろんな種類の入出金があります。

 それらは全て通帳に記載されますが、通帳に記載された入出金を全て収支報告書に転記しなければならないわけじゃありません。

 たとえば、事務所に常備しておく「小口現金」が乏しくなってきたため、口座から10万円をおろし、事務所の金庫に入れたとします。
 そのとき通帳には10万円の出金が記録されますが、収支報告書に「支出:10万円:陸山会事務所」なんて記載するはずありませんよね。

 では、たとえば私が陸山会に銀行振込で10万円を寄付したとしましょう。
 当然、通帳には入金が記録されます。
 そして収支報告書には「○月○日:収入:寄付:10万円:smac」と記載しなければなりません。
 しなければ「不記載」です。

 陸山会事件の考察では、上の二つの例を区別できていない記事をよくみかけるのです。

 「銀行口座に入出金の記録があるのに、収支報告書に記載がないのは、すべて『不記載』だ」…と思っている人が、かなり居られるように思います。

 では、さて陸山会の口座に小澤氏個人からの入金があった場合、皆さんは、上記二例のどちらを摘要すべきだと思いますか?

 答えを言いましょう。
 基本的には、最初の例…つまり「収支報告書には記載しない」が正解です。

 この見分け方は「所有権の移転」があるか無いか…にあります。
 陸山会の銀行口座から、陸山会の事務所金庫に資金が移動した時、その資金の所有者は、移動の前も後も「小澤一郎」です。
 小澤一郎氏の個人資金から、陸山会の銀行口座に資金が移動した時も同じです。

 一方、私が陸山会の銀行口座に寄付金を入金した場合、資金移動の前の所有権は私であり、移動後は小澤氏の所有になります。

 このように、資金移動によって所有権が移転する場合は、収支報告書に「必ず記載しなければならない」ということです。

 資金管理団体の代表者が、運転資金のショートを回避するため、団体の銀行口座に自己資金を入金しても、決算(年末)までに同額が戻されていれば、それらの入出金は「資金繰り」とみなされ、報告書に記載の義務はありません。

 また、決算までに戻されていなくても「預かり金」として陸山会の口座に残しておいただけなら、これも記載義務はありません。

 つまり、基本的に資金管理団体の代表と団体の間での資金移動は、収支の帳尻が合っていれば「記載義務が無い」ということです。

 ただ、「借入金」の場合は利子が発生しますので、収支の帳尻が合いません。
 元金を「預かり金」とみなして記載しなければ、報告書に「借入」が発生していないのに「利払い」が発生するという不具合が生じます。

 陸山会が04年10月に小澤氏から「借入」した4億円は、小澤氏が銀行から借りた4億円にかかる利子も合わせて、05年および06年に「政治活動費」として支出計上されています。

 ですから、このケースでは4億円を「借入金」として、収支報告書に記載しなければならなかったのです。

 ただし、これは会計処理の便宜上「借入金」としただけのことで、資金移動の本質は「資金繰り」です。
 基本的には借入金を計上しなくても、政治資金規正法の違反にはなりません。
 規正法は「資金繰り」を認めていますので、法的には「資金管理団体代表からの借入金」など発生しないのです。
 利子が絡む資金移動に際して、公私のけじめをつけるために「借入金」扱いしてあるだけのことです。

 くどいようですが、そもそも「資金管理団体代表からの借入金」など存在しません。
 収支報告書が小澤氏の政治資金会計を独立させて、収支の報告を義務付けているため、利子の絡む資金移動を便宜上「借入金」と記載しただけなのです。

 本来は記載の必要がない資金移動に対してまで、わざわざ存在し得ない課目である「借入金」として記載してあるのに、地検特捜部はいったい何を以て「不記載」だなどと主張できるのでしょう?

 マスコミは、こういった規正法の摘要基準について、いままで一切報道・解説をしてきませんでした。
 だからこそ、「銀行口座で確認できる資金移動が報告書に記載されていなければ『不記載』だ」という間違った認識が、世間一般に植え付けられてしまったのです。

 「基本的に、所有権移転を伴わない資金移動に関しては、収支報告書に記載する義務はない」…ということを、早急に広く知らしめることが、完全無罪判決を勝ち取る上で、重要になってくると考えます。

 上記の解説は、テキストにすると長くなるので、私は図解チャートを駆使したプレゼン素材を作りました。
 「私も使いたい」と思う人は遠慮なく、私(smac)までご連絡ください。
 誰でも説得力満点のプレゼンが可能になるよう、著作権は放棄します。
 また、実際のプレゼンの様子は、以下のURLでご覧になれます。

http://gallery.me.com/drsmac1#100030
http://web.me.com/drsmac1/  

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コメント
 
01. 2011年7月07日 09:14:05: BKSxc5MCuw
素人ですが、文書だけで十分理解できます。
非常に分かりよいです。

02. 2011年7月07日 09:28:14: 0ruzAX9hXM
小沢さん支持者にはやはり優秀な方々が多い。ここまでやってくださる方々の正義を、一般の人々が理解しなければならないと思う。

03. 2011年7月07日 10:40:32: BhTMzx8rjQ
て、いうか
弁護側がどういう主張をしているかがまったく聞こえて来ないのでね
一説には石川さんは記載に誤りがあった事は認めていると言う話もあるし
公判では虚偽記載の内容についてのやり取りはまったくなかったし
いったいどうなってんだか

弁護側の最終弁論を待つしか無いね


04. 2011年7月07日 10:51:42: i7CGvypOTw

特捜部の第一線で働いている検察官は法律を知らない素人ではないのだから、
ここで書かれているような単純なことを知らないはずはない。
この文章は素人相手の素人を騙すための文章。

ここで書かれていることを熟知した上で、担当の検察官は小沢一郎を起訴するにたる証拠があるとして、検察トップに小沢一郎の起訴を主張したが、検察のトップは証拠不十分だと言って起訴を阻んだ。
検察はヤクザの集まりである民主党政府の支配下にある、と言うこと。

裁判官がヤクザの集まりである民主党政府の支配下に入るか否かが次の問題。


05. 2011年7月07日 11:14:41: HyEWH3amVg
>特捜部の第一線で働いている検察官は法律を知らない素人ではないのだから、
>ここで書かれているような単純なことを知らないはずはない。

そうかな?
これは法律じゃなくて経理だろ。検察官って法律の棒暗記しか知らないからな。w


06. 2011年7月07日 11:25:48: 8dKCLC0Lxo
04
>この文章は素人相手の素人を騙すための文章。

ならば何処が間違っているのか具体的に指摘してみてね。

>ここで書かれているような単純なことを知らないはずはない。

知っているけど知らないふりをしているのではないの。そのほうが有利だから。

>検察はヤクザの集まりである民主党政府の支配下にある

鳩山小沢政権の支配下にあった?菅仙谷政権でないの?それも、検察が支配下なのか、菅仙谷が支配下なのか分らないのではないの?


07. 2011年7月07日 11:44:21: FiZapJgf51
>>06
>>この文章は素人相手の素人を騙すための文章。

>ならば何処が間違っているのか具体的に指摘してみてね。

裁判というのは、検事や弁護士などのlawyers・attorneysの作った作文の審議会みたいなものだから、
>>04はこの文章もその一つだと言っているだけで、必ずしも論理が間違っていると
言っているわけではないでしょう。問題はその論理が一般(というか審判たる裁判官たち)に通用するかどうかということ。


08. 2011年7月07日 12:28:49: nNPddbW4SY
特捜部の第一線で働いている検察官は刑法とか刑事訴訟法のプロではあっても、民

法、商法、政治資金規正法についての知識は豊富ではありません。

経理ましてや資金繰りなど全く知りません。

リークで書いている新聞記者などはそれらの全てについて知りません。リークされ

るがママに書いています。

ですから陸山会事件を筆頭に検察、マスゴミタッグの冤罪事件が絶えません。


09. smac 2011年7月07日 12:49:16: dVqzW59EefGnc : 7TKyDPBqYw
>>04

>担当の検察官は小沢一郎を起訴するにたる証拠があるとして、

 「罪状」は何でしょう?
 罪状もなく「起訴するにたる証拠」などと言っても、雲をつかむような話です。

 私のロジックが、検察官にとって周知のことであるなら、罪状は「政治資金規正法違反」じゃないはずですよね。

 じゃ、何の罪で起訴するにたる証拠があったのでしょう?

 一昔前は「オウム真理教罪」なんて罪状が世間を闊歩してましたが、まさか「小沢一郎罪」なんて、ふざけた罪状じゃないでしょうねー???


10. 2011年7月07日 14:00:55: 2vJoPnq4Ss
司法研修所では一応”裁判簿記”なる科目があります。

11. 2011年7月07日 15:26:42: i7CGvypOTw
>>08
> 特捜部の第一線で働いている検察官は刑法とか刑事訴訟法のプロではあっても、民法、商法、政治資金規正法についての知識は豊富ではありません。

日本の刑事裁判では有罪率は99.8%と言われているが、
民法、商法、政治資金規正法についての知識が無くて検事が務まるわけがない。

>>09
> 「罪状」は何でしょう?
> じゃ、何の罪で起訴するにたる証拠があったのでしょう?

下に示す記事を読んで下さい。
「政治資金規正法は「政治と金」の「透明性」確保を立法趣旨としており、四億円もの大金を政治資金収支報告書に記載せず故意に裏金化していた時点で十分に罰すべき犯罪だからである。」
「特捜部はこの書類を重要な物証と考え、小沢氏が偽装工作に直接関わった上に石川氏から虚偽記載の報告を受けて了承していた時点で本人の関与は立証できると判断、東京高検と最高検に小沢氏立件への「ゴーサイン」を求めた。」
とあります。
この記事を知らずに投稿したのですか?

場外戦にもつれ込む「小沢捜査」の内実 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_2701&rel=y&g=soc
前略
政治資金規正法は「政治と金」の「透明性」確保を立法趣旨としており、四億円もの大金を政治資金収支報告書に記載せず故意に裏金化していた時点で十分に罰すべき犯罪だからである。
 だが、その原資がゼネコンからの裏金という“汚い金”であることの立証も、犯罪の「悪質性」を強調するために重要だと特捜部は考えていた。特捜部は、胆沢ダムの工事を受注した〇四年十月に「お礼に五千万円を小沢さんの秘書に手渡した」とする水谷建設元社長の供述を重視した。元社長はダム受注後、十月十五日(金曜日)に五千万円を石川氏に手渡したとされ、石川氏は翌営業日にあたる十八日(月曜日)に同額の五千万円を陸山会の口座に入金しており、口座の五千万円が土地購入費の一部となっていたからだ。
 また陸山会が四億円もの不必要な借り入れを行なった際、書類には小沢氏自身が署名していた。特捜部はこの書類を重要な物証と考え、小沢氏が偽装工作に直接関わった上に石川氏から虚偽記載の報告を受けて了承していた時点で本人の関与は立証できると判断、東京高検と最高検に小沢氏立件への「ゴーサイン」を求めた。だが上級庁の回答は「小沢の積極的関与を証明せよ」。さらなる物証や「先生の指示があった」といった石川氏の新たな供述を求めたのである。だが石川氏の供述はここまでだった。そして小沢氏の立件は見送られたのである。


12. boruchiyan 2011年7月07日 16:03:17: Qc8KBuskfiDCI : zY65kZTZ5c
検察特捜部は全国から優秀(誰でも冤罪で起訴出来る)な検察官を掻き集め招集して莫大の税金と日数をかけて捜査したが、起訴に足る容疑が確定出来なかった。ただ
それだけ。それも政治資金規正法虚偽記載共謀罪?のような微罪で検察特捜部が捜査するような事件でもなかった。事件そのものより 小沢一郎氏が政権のトップ或いは中枢に居られては困る既得権益者らの陰謀と言うより他はないと思われる。
陸山会事件は無かった。秘書達は完全無罪。したがって小沢氏は名誉回復と言うところですが、ニッポンの司法はメンツを重んじ正義を軽んじるから 起訴イコール有罪が98%と世界に類を見ない悪魔の裁判所。罰金十万円の有罪か。しかしたとえ罰金一万円であれ、禁固、懲役に執行猶予が付こうと有罪は有罪。このような司法の暴挙を阻止するには国民が冷静に物事を見。的確な判断が出来るかにかかっている。

13. smac 2011年7月07日 16:34:14: dVqzW59EefGnc : 7TKyDPBqYw
>>11

>四億円もの大金を政治資金収支報告書に記載せず故意に裏金化していた時点で、

 記載されなかった四億円は小澤氏の自己資金ですよ。
 支持者からの寄付金を四億円、不記載にしたなら大変な問題ですが、小澤氏の自己資金が陸山会の口座に移動したからといって、収支報告書に記載する義務がないのは、本文のとおり。

 ましてや「裏金化」って何よ?
 寄付金じゃない小澤氏の自己資金は、政治資金会計から見れば簿外の金で、最初から「表金」じゃありません。
 最初から「表」の金じゃないものを「裏金化」なんて、できる訳ないでしょう。

>陸山会が四億円もの不必要な借り入れを行った際、書類には小沢氏自身が署名していた。

 陸山会が不動産を取得した年は、04年に限らず、必ず預担融資を小澤氏の名義で受けています。
 さらに、その年の収支報告書には不動産代金と同額を小澤氏からの「借入金」として記載されています。
 預担融資と「借入金」は、陸山会が不動産を取得する際のフローを確認すれば、必然的に生じるものであり、「偽装工作」などではないことが、簡単に理解できるはずです。

 また、18日に口座へ入金された五千万円は、石川氏が小澤氏から受領した四億円の一部であることが、既に確認されています。
 公判では検察側も「水谷建設からの五千万円が土地代金の一部になっていた」とは主張していません。
 検察側の主張は、「土地代金の原資は小澤氏の自己資金だが、土地購入の件がマスコミに知れると騒ぎになって、水谷からの裏献金が露見する虞れがあったため、土地の本登記を翌年に延期した」というものです。

 さらに言えば、水谷建設が胆沢ダムを受注することは、以前から確定しており、小沢事務所への営業は「スポンサー企業(下請けのまとめ役)に指名されること」を目的にしたものでした。
 しかるに、水谷建設はスポンサー企業に指名されませんでした。
 それならば、なぜ「お礼」を払う必要があったのでしょう?
 水谷功元会長は、公判で「裏金謝礼は成功報酬が当社の原則だった」と証言しています。
 そして、川村元社長が「大久保さんから確約を頂いた」と報告したので、元会長は金を川村氏に渡したのですが、確約などなかったことが後で露呈し、川村氏は去年、社長職を解任されています。
 業務上横領罪の疑いが濃い人物から、司法免責と引き換えに「嘘の証言」を得ることは、特捜部にとって、いとも簡単なことです。


14. 2011年7月07日 21:15:21: i7CGvypOTw
>>12
> 検察特捜部は全国から優秀(誰でも冤罪で起訴出来る)な検察官を掻き集め招集して莫大の税金と日数をかけて捜査したが、起訴に足る容疑が確定出来なかった。

>>11 にあるように、
特捜部はこの書類を重要な物証と考え、小沢氏が偽装工作に直接関わった上に石川氏から虚偽記載の報告を受けて了承していた時点で本人の関与は立証できると判断、東京高検と最高検に小沢氏立件への「ゴーサイン」を求めた。

しかし、検察のトップは起訴のハードルを上げ、証拠不十分なる名目で起訴しない決定をした。
これは明らかに小沢一郎に検察とどうぞ闘って下さいと言った鳩山由紀夫民主党政府の圧力の結果であり、「起訴に足る容疑が確定出来なかった」わけではない。
すなわち、「起訴に足る容疑が確定出来なかった」は真っ赤な嘘。

>>13
>  記載されなかった四億円は小澤氏の自己資金ですよ。

小澤一郎はあちこちに、沖縄でさえ不動産を持っていますが、政治家はそのような大金を何処から手に入れるのですか?
小澤一郎は不動産業も兼業しているのですか?

小澤一郎の巨額資産 小沢代表、保有資産31億円
http://blog.livedoor.jp/hanrakukai/archives/271333.html
小沢氏の資金管理団体「陸山会」が都内など12カ所に保有している不動産に関しては、さきの通常国会で与党側から「何のために政治資金で不動産を買い続ける必要があるのか」「名義上、小沢氏本人のものとなっており、資産形成ではないのか」などと追及された。
 また、仮に小沢氏が死亡した場合、遺族が相続せざるをえず、「個人資産と何ら変わりはない」(自民党幹部)との指摘も出ていた。
■小沢一郎氏の政治団体(総務省届け出分)の資産
(1)陸山会             10億8055万円
(2)誠山会              1億3735万円
(3)小沢一郎東京後援会          2706万円
(4)小沢一郎政経研究会          2134万円
(5)改革国民会議          11億8354万円
(6)改革フォーラム21        6億9262万円
   総計              31億4246万円

※金額は繰越金(陸山会は不動産資産を含む)。(5)、(6)について小沢事務所は「関係団体だが、小沢氏自身の政治団体ではない」と説明


15. 2011年7月08日 01:11:01: V5NnEnVHtA

>14
また、馬鹿が現れたな。

お前の疑問なんか、過去の阿修羅を検索すれば、
直ぐに出てくるだろう。
出尽くした疑問だ。

日本を託せる本物の政治家には、個人献金も沢山集まるのだよ。
奥さんは、建設会社の大株主だ。

日本的で、良妻賢母の見本だ。
スッカラ菅の悪妻とは比べようもない。

諸々の疑問は、自分で調べな。馬鹿たれ。


16. 2011年7月08日 02:52:17: gOnqzDHWts

14、バカは死んでも治らねえ。

大馬鹿だねー。何も判っちゃいねえ!

こんな馬鹿がいるから、マスゴミは嘘を垂れ流すのさ。

少しは自分で考えろ!低能メ!


17. smac 2011年7月08日 07:15:56: dVqzW59EefGnc : VGm6hiWXZg
>>14

 話があっちこっちに飛んでますよ。
 まず「個人資金が陸山会の口座に入金されても、収支報告書に記載する必要はない」という確定事実を、あなたはご理解頂けたのか?…その答えから始めるべきじゃありませんか?

>小澤一郎は不動産業も兼業しているのですか?

 小澤氏の不動産投資趣味は有名です。
 もともとが資産家ですが、不動産投資や株式投資でもかなりの収益を得られているようです。
 それが、何か問題になりますか?

 陸山会が「取得」している不動産の法的所有者は小澤一郎氏です。
 しかし小澤氏は、これらを個人的な資産とは考えず、自らの政治活動を資金面で担保する「保険」のようなものと位置づけしています。
 また小澤氏は、その豊富な資金を自らの享楽のためではなく、自らの政治信念のもと、国家国民のために使うと宣言し、実践することでさらに多くの献金を集めています。

 支持者からの浄財を、いかに活かすかと考えた上での「蓄財」は批難の対象になりません。
 「蓄財」をすべて悪いことのように考えるのは、貧乏人のひがみでしかないでしょう。

 陸山会が「保有」する資産は、不動産、動産を問わず、法的には小澤氏の所有です。
 ですから、小澤氏が死去した場合、遺族が相続することに何の問題もありませんが、当人たちは「相続辞退」を表明していますので、おそらくそれらの遺産は国庫返納になるでしょうね。

 なんでもかんでも、個人的な損得勘定に結びつけて、金を集めることが、即・私腹を肥やすだと短絡する庶民感覚は、政治を金儲けの手段にする「政治屋」の所行を「当然のこと」だと容認する姿勢につながります。

 政治家に求められるものは「清貧」じゃありません。
 強固な政治信念と「実行力」です。
 その「実行力」の中に「経済力」も含まれるのです。

 「政治とカネ」の問題とは、どちらが「目的」になっているのか…という問題です。
 「カネ」を「目的」にする「政治屋」を、批難排斥したいと考えるなら、「政治」を「目的」にしている「政治家」と峻別する見識を持たなければなりません。
 そうでなければ、短絡的に「政治=悪」のようなニヒリズムへと陥ってしまいます。

 日本の政治貧困は、そうした国民の見識不足に起因します。
 政治を芸能ネタと同列に扱い、「所詮、欲だけが支配する世界さ」と、偉そうに悟ったような蔑みをバラ撒くマスコミにも大きな罪があるでしょう。

 それでも私たちは、政治に希望を持ち続け、主体的に関わっていく意思を固め、それを伝播していかなければなりません。
 何の見識も持たず、「政治家」を「政治屋」と貶めることで、自分が偉くなったような錯覚にウットリしている、あなたのような方にも、辛抱強く説得していく、忍耐と覚悟が必要とされているのでしょう。

 小澤氏はインターネット番組のインタビューで、
 「自分は今、引退しても生活に困ることはない。だが、国民が私に『もう一働きしろ』と言うのなら、命がけでやるしかない」
 と、安穏な老後を捨てて、泥にまみれても頑張る…という覚悟を示されました。

 ならば私たちも安穏とはしておられません。
 今年年頭、私は顔も実名も住所も晒して、実社会で市民運動を開始するという誓いをたてました。
 今回の発表会も、その一環です。
 そして、ネットの掲示板で、あなたのような方のお相手をするのも、私に出来る大切な活動だと考えています。
 政治に希望を持ち続けるのと同様、「ネットは所詮、言葉あそび」というニヒリズムに陥ることなく、少しでも世の中が良くなるのであれば、百の無駄な投稿を浪費してもよい覚悟で、コメントを続けます。

 どうか、あなたも世の中と、政治と、そして自分と、真剣に向き合ってみてください。
 今まで見えてこなかった、新しい世界、希望ある未来が、そこに浮かび上がってくることでしょう。


18. 2011年7月08日 10:15:11: Tx7rOSuHNM
結局、小沢氏側、弁護団が詐欺にかけているのは、日本にいる
正義を信じない自己中心的なバカどもだろう。


19. 2011年7月08日 11:19:32: i7CGvypOTw
>>15.
> また、馬鹿が現れたな。
> お前の疑問なんか、過去の阿修羅を検索すれば、
> 直ぐに出てくるだろう。
> 出尽くした疑問だ。

確かに、過去の阿修羅を検索したら小沢一郎氏はどうして巨額の資産を所有することができたのかが分かる。
小沢一郎氏がゼネコンなど公共事業を請け負う大建設企業から巨額の政治献金を受けていたことが、巨額の資産を所有することができた理由。

小沢一郎氏はどうして巨額の資産を所有することができたのか? /森田実
http://www.asyura2.com/09/senkyo61/msg/143.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 4 月 02 日 19:46:11: jdZgmZ21Prm8E
【森田】今回の大久保公設秘書逮捕・起訴事件で明らかになったことは、小沢一郎氏がゼネコンなど公共事業を請け負う大建設企業から巨額の政治献金を受けていたこと。さらに、小沢氏が巨額の政治資金を貯めて巨大な資産家になっていたことだ。これには多くの国民が驚いた。「小沢さんが金権政治家だったことがわかった」という国民は非常に多い。この問題を明らかにすることなしに、「政権交代・小沢民主党政権樹立」を叫びつづけることは偽善・欺瞞ではないかと私も思う。

>>17
> もともとが資産家ですが、不動産投資や株式投資でもかなりの収益を得られているようです。
> それが、何か問題になりますか?

「もともとが資産家です」、「不動産投資や株式投資でもかなりの収益を得られている」
の根拠を示してください。

周知の事実とは異なります。
小沢一郎は「私の亡父も票田こそ残してくれたが、遺産はなかった」と言っています[1]。
「もともとが資産家ですが」の資産は、ゼネコンなど公共事業を請け負う大建設企業から巨額の政治献金で資産家になったと言うことですか?

小沢一郎自身は、「陸山会の資産は陸山会そのもので」「陸山会の所有する全ての不動産にはいかなる権利も持っていない」と明言しています[2]。

小沢氏は07年2月に開いた会見でこの確認書を示し、05年1月に作成されたと説明したが、実際には会見直前に作られていたという。会見で小沢氏は「確認書は私が作った」と述べており、日付偽装に自身がかかわった疑いもある[3]。

つまり、小沢一郎は陸山会の財産である旨の確認書を05年1月7日付で作成させ、記者会見の場で自らこの偽装した確認書を示して説明を行っている。作成年月日の偽装は事後的なものであるが、収支報告書の不記載・虚偽記入についての小沢氏の関与を強くうかがわせる[4]。

[1] 小沢一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E
「私の亡父も票田こそ残してくれたが、遺産はなかった」1983年1月20日産経新聞[112]

[2]「小沢一郎代表の事務所資産公開」(この稿、辻野記者担当)
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50352797.html
これらの疑問に答える形で2月20日午後3時30分、衆議院第一議員会館第4会議室(すごく狭い)で小沢代表自ら「事務諸費の公開」の説明会見を行った。

 小沢代表は冒頭、
「陸山会の資産は陸山会そのものである。政治規制法にも政治団体が資産を保有してはいけないとはかかれてない。
 しかし、陸山会そのものが不動産登記できないため、私個人名で登記しているが、これはすべて陸山会所有にものである」

「言葉を間違ったらいけないから」と一枚のペーパーを読みながら自分の政治資金管理団体の資産状況を説明した。

 小沢代表は
「陸山会の所有する全ての不動産にはいかなる権利も持っていない。しかし、最近、私が政界を引退した場合、あるいは私が死亡した場合についても丁寧な解説(相続税逃れなど)を付けていろいろ報道されている。
 私が政界を引退した時にこれらの財産が残っていたらその財産は自分のライフワークである日米。日中の草の根交流支援の基金に充てたいと思っているし、死亡した場合も同様の目的のために使われるよう報道機関も厳しく監視されるようにお願いしたい」
 と決して自分の資産拡大のためではないと強調した。

 なぜ、陸山会がこんなに多くの資産を所有する必要があるのか

[3] 小沢幹事長:土地所有権の確認書 作成日が偽造と分かる (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/425.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 1 月 23 日 13:25:45: mY9T/8MdR98ug
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、この土地の所有権が小沢氏ではなく同会にあることを示す「確認書」の作成日が偽装されていたことが分かった。小沢氏は07年2月に開いた会見でこの確認書を示し、05年1月に作成されたと説明したが、実際には会見直前に作られていたという。会見で小沢氏は「確認書は私が作った」と述べており、日付偽装に自身がかかわった疑いもある。

[4] 小沢氏問題の問題点
http://blogs.yahoo.co.jp/yuki_month_judge/22264558.html
「小沢氏は、07年2月20日の記者会見にあたり、土地の登記が小沢氏個人の名義になっていることから、土地が小沢個人の財産ではなく、陸山会の財産である旨の確認書を05年1月7日付で作成させ、記者会見の場で自らこの偽装した確認書を示して説明を行っている。作成年月日の偽装は事後的なものであるが、収支報告書の不記載・虚偽記入についての小沢氏の関与を強くうかがわせる」


20. smac 2011年7月08日 12:48:37: dVqzW59EefGnc : 7TKyDPBqYw
>>19

>「もともと資産家です」、「不動産投資や株式投資でもかなりの収益を得られている」
>の根拠を示してください。

 小澤氏の父親は政治家で、かつ地元の名士です。
 「遺産」と呼べるほどの巨額な資産を残されたわけじゃありませんが、白梅の自宅は広大で時価数億円の価値がありました。
 小澤氏は質素を好む性格で、豪邸住まいは性に合わず、自宅を売却して元手の現金をつくりました。
 不動産や株式での利殖は、若いころからの趣味で、小澤氏の資産運用コンサルタントによりますと、BIGなどの金融商品取引で、かなりの収益を上げていたということです。

 あなたのお話は少し理解しにくいのですが、
 あなたが問題にしているのは、小澤氏の自己資産のことですか?
 それとも、政治資金によって得られた、陸山会「保有」の不動産のことですか?

 陸山会「保有」の不動産や動産については、あなたが引用してくださった記事でも
 小澤氏は「カネ」を「政治」目的の手段とし、「カネ」を得るために「政治」をする、いわゆる「政治屋」ではないことが示されています。

 「確認書」の日付が作成日と違っているのは、偽装でも何でもなく、後日、説明のために作成されたものだからです。
 ただし、この「確認書」に法的な効力はありません。
 これは、小澤氏と小沢氏の間の私的な取り決めですから、文書に残す必要はありませんが、第三者に説明する必要性から、後日、日付をさかのぼって作成されたわけです。

 法的にも手続き的にも、なんの問題もありません。

 私の解説を聞いてくだされば分かると思いますが、陸山会の政治資金収支報告書には「不記載」も「虚偽記載」も存在しません。
 「確認書」の作成日にかこつけて「関与を強くうたがわせる」などと、ネガキャンしても、肝心の規正法違反が成立しないのですから、単なる「いちゃもん」つけにすぎません。

 あなたは私のロジックを、検察官も周知のことだとおっしゃいました。
 「単純なこと」だともおっしゃいました。
 ということは、「不記載」や「虚偽記載」は存在しないことを理解した上で、特捜部は起訴に踏み切った…ということになります。
 あなたが特捜部の肩を持つなら、規正法違反ではない「罪状」について、検察が証拠をそろえたという証明をすべきじゃありませんか?

 それとも、あなたは私のロジックをまるで理解していないで、規正法違反があったと考えているのに、ハッタリで「単純なことだ。素人にも理解できる」などとホラを吹いただけなのでしょうか?

 この自己矛盾を解消できないと、私はあなたに何から話をしたら良いのか判断がつきません。

 ですから、単刀直入に質問します。
 あなたは「団体代表からの借入金不記載はあり得ない」という私の主張に同意なさっておられるのですか?
 それとも、不同意なのですか?
 不同意であるなら、反論をお願いします。
 いきなり「同意」のようなコメントをしておきながら、根拠のないネガキャンを繰り返すのは、本題についての議論を回避した上で、印象操作しようとする、姑息な策略に思えてしまいます。


21. 2011年7月08日 13:10:22: i7CGvypOTw
>>20
> ですから、単刀直入に質問します。
> あなたは「団体代表からの借入金不記載はあり得ない」という私の主張に同意なさっておられるのですか?
> それとも、不同意なのですか?

一部分だけを取り出しても無意味。
小沢一郎氏を起訴相当とした検察審査会の議決は十分な根拠がある。


小沢一郎氏を起訴相当とした検察審査会の議決
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/04/post-b6ab.html
小沢一郎・民主党幹事長に対する東京第5検察審査会の議決の要旨は次の通り(敬称略)。

 被疑者 小沢一郎
 不起訴処分をした検察官 東京地検検事 木村匡良
 議決書の作成を補助した審査補助員 弁護士 米沢敏雄
 2010年2月4日に検察官がした不起訴処分(嫌疑不十分)の当否に関し、当検察審査会は次の通り議決する。

 【議決の趣旨】
 不起訴処分は不当であり、起訴を相当とする。

 【議決の理由】
 第1 被疑事実の要旨
 被疑者は、資金管理団体である陸山会の代表者であるが、真実は陸山会において04年10月に代金合計3億4264万円を支払い、東京都世田谷区深沢所在の土地2筆を取得したのに、
 1 陸山会会計責任者A及びその職務を補佐するBと共謀の上、05年3月ころ、04年分の陸山会の収支報告書に、土地代金の支払いを支出として、土地を資産として、それぞれ記載しないまま総務大臣に提出した。
 2 A及びその職務を補佐するCと共謀の上、06年3月ころ、05年分の陸山会の収支報告書に、土地代金分が過大の4億1525万4243円を事務所費として支出した旨、資産として土地を05年1月7日に取得した旨を、それぞれ虚偽の記入をした上で総務大臣に提出した。

 第2 検察審査会の判断
 1 直接的証拠
 (1)04年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に報告・相談等した旨のBの供述
 (2)05年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に説明し、了承を得ている旨のCの供述

 2 被疑者は、いずれの年の収支報告書についても、その提出前に確認することなく、担当者において収入も支出もすべて真実ありのまま記載していると信じて、了承していた旨の供述をしているが、きわめて不合理、不自然で信用できない。

 3 被疑者が否認していても、以下の状況証拠が認められる。
 (1)被疑者からの4億円を原資として土地を購入した事実を隠蔽(いんぺい)するため、銀行への融資申込書や約束手形に被疑者自らが署名、押印をし、陸山会の定期預金を担保に金利(年額約450万円)を支払ってまで銀行融資を受けている等の執拗(しつよう)な偽装工作をしている。
 (2)土地代金を全額支払っているのに、土地の売り主との間で不動産引渡し完了確認書(04年10月29日完了)や05年度分の固定資産税を陸山会で負担するとの合意書を取り交わしてまで本登記を翌年にずらしている。
 (3)上記の諸工作は被疑者が多額の資金を有していると周囲に疑われ、マスコミ等に騒がれないための手段と推測される。
 (4)絶対権力者である被疑者に無断で、A、B、Cらが本件のような資金の流れの隠蔽工作等をする必要も理由もない。
 これらを総合すれば、被疑者とA、B、Cらとの共謀を認定することは可能である。

 4 更に、共謀に関する諸判例に照らしても、絶大な指揮命令権限を有する被疑者の地位とA、B、Cらの立場や上記の状況証拠を総合考慮すれば、被疑者に共謀共同正犯が成立するとの認定が可能である。

 5 政治資金規正法の趣旨・目的は、政治資金の流れを広く国民に公開し、その是非についての判断を国民に任せ、これによって民主政治の健全な発展に寄与することにある。
 (1)「秘書に任せていた」と言えば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか。
 (2)近時、「政治家とカネ」にまつわる政治不信が高まっている状況下にもあり、市民目線からは許し難い。

 6 上記1ないし3のような直接的証拠と状況証拠があって、被疑者の共謀共同正犯の成立が強く推認され、上記5の政治資金規正法の趣旨・目的・世情等に照らして、本件事案については、被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである。これこそが善良な市民としての感覚である。よって、上記趣旨の通り議決する。
          ◇ 
 要旨中のAは小沢氏の元公設第1秘書・大久保隆規被告、Bは陸山会元事務担当者で衆院議員の石川知裕被告、Cは同会元事務担当者の池田光智被告


22. smac 2011年7月08日 15:37:20: dVqzW59EefGnc : 7TKyDPBqYw
>>21

>一部分だけを取り出しても無意味。

 正直に「理解できてませんでした」と言えば済むものを…。
 見栄を張るから、議論が噛み合ないんですよ。

>小沢一郎氏を起訴相当とした検察審査会の議決は十分な根拠がある。

 第一回の審査会議決要旨を今ごろ出してくる神経が理解できませんね。
 多くの専門家が「子供の作文だ」と酷評した議決要旨を丸ごと貼付けるだけで、ご自身の論評もなく、ただ「十分な根拠がある」と強弁するだけじゃ、話になりませんよ。

 それに、審査会が「直接証拠」とした(1)の供述書は、今般、東京地方裁判所によって証拠不採用となりました。
 そんな事実も知らないで貼付けたのですか?

 自分で文章を考えない人を相手に、説明や説得を試みるのは、徒労に終わる可能性が非常に高いのですが、乗りかけた船です。
 審査会議決要旨の欺瞞、問題点を、あらためて解説しましょう。

>真実は陸山会において04年10月に代金合計3億4264万円を支払い、東京都世田谷区深沢所在の
>土地2筆を取得したのに、

 ここまでの記述はおおむね事実です。
 「陸山会において」の一文は意味不明ですが、これは契約当事者が陸山会であったかのような誤解を植え付ける伏線でしょう。
 私が何度も解説していますように、陸山会は権利能力なき社団であり、契約権を持っていません。
 土地売買契約の法的当事者は、自然人としての小澤一郎氏です。

>1.陸山会会計責任者A及びその職務を補佐するBと共謀の上、05年3月ころ、04年分の陸山会の収支報告書に
>  土地代金の支払いを支出として、土地を資産として、それぞれ記載しないまま総務大臣に提出した。

 これも全部事実ですが、小澤氏の支払いと陸山会の支出が意図的に混同されています。
 陸山会が支出する際の課目は経常経費の「事務所費」であり、「土地代金」じゃありません。
 「事務所費」は領収書の添付が義務づけられていない課目であり、支出の期日を規定する公的な文書は、収支報告書以外にありません。
 つまり、帳簿上の支出ですから、銀行口座の資金移動とは関係なく、会計責任者が任意に期日を設定できる種類の支出なのです。
 石川氏は、それでも念のため、土地の本登記を05年1月に延期してもらい、その本登記の期日を以て支払い期日及び取得期日と設定しました。
 誠実すぎるほどの会計処理です。

>2.A及びその職務を補佐するCと共謀の上、06年3月ころ、05年分の陸山会の収支報告書に、土地代金分が
   過大の4億1525万4243円を事務所費として支出した旨、資産としての土地を05年1月7日に取得
   した旨を、それぞれ虚偽の記入をした上で総務大臣に提出した。

 この文章の3行目にある「虚偽の」を削除すれば、完全に「事実」です。
 前述しましたように、事務所費の支出も不動産の取得も、会計責任者が任意に期日を設定できる課目です。
 なので、相談の上であろうがなかろうが、正確な記載をしてあるのですから、犯罪事実は存在しません。
 議決要旨では、「なぜ05年1月7日に取得した」が「虚偽」になるのか何の説明もなく、小澤氏が土地代金を支払った事実を、関連性も同一性も証明することなく、羅列しただけで、犯罪事実があったと強弁しています。

 まったく、「子供の作文」より酷い駄文です。
 ここに「小澤氏が土地代金を支払った期日を取得および支出の期日としなければならないところ」という一文を挿入することさえしてません。
 もっとも、それを挿入すれば「どこにそんな規定があるのか?」と突っ込まれることが分かっているので、あえて入れなかったのだと思いますが…。

 以下は、犯罪事実が存在したという前提に立って、共謀を伺わせる状況証拠を並べていますが、前提となる犯罪事実が存在しない以上、「共謀」がなかったことは、弁明するまでもなく自明です。

 蛇足ですが「偽装工作」とされている「預担融資」の必然性について、簡単に解説しておきましょう。

 陸山会では01年および03年にも不動産を取得しています。
 そして、その年の収支報告書には、不動産代金と同額の「借入金」が記載されています。
 この「借入金」の借入先は個人としての「小澤一郎氏」です。

 本文でも書きましたが、小澤氏は土地購入の代金を「預担融資」で支払っています。
 このとき陸山会は、政治資金会計(すなわち「陸山会会計」)に借入金(借入先:小澤一郎氏)を発生させ、同時に事務所費を計上します。
 実際の資金移動は一切ありません。
 帳簿上の借入であり、帳簿上の支出です。
 実際の資金移動は、その後「借入金」の返済で発生します。
 陸山会は、土地取得の後、「政治活動費」として「借入金」の返済を計上し、実際に資金を陸山会会計から小澤氏の個人会計に振り替えた上で、分割して銀行に返済します。
 これで陸山会会計としては、小澤氏からの借入金を返済したことになり、小澤氏は銀行からの借入金を返済したことになります。

 「預担融資」は、小澤氏の自己資金に手をつけず、政治資金の支出負担をリスク分散させる「分割払い」にするために考えだされた手法で、当然のことながら01年の時も03年の時も同様の手続きを行っています。
 石川氏が「陸山会の慣例」と供述したのは、そういう意味です。

 審査会の補助弁護士は、その事実を知りながら審査員に告げず、さも特殊な事情があって偽装工作をしたかのように委員を誘導しました。

 このような「偽計」や「情報欠損」によって議決された決議は明らかに違法であり、無効です。

 第二回の審査会では、議決日に議決書が出来ていなかったり、署名時に資格のない補助員が選任されるなど、手続き上の不備が次々に露呈してきています。

 繰り返しになりますが、第一回の議決で、唯一の根拠となった石川氏の供述調書は東京地裁で証拠不採用になりました。

 犯罪事実の不在、違法な審査誘導、法的手続きの不備…今や陸山会裁判は、審理する意義が完全に失われています。

 あなたは、カビの生えた議決書要旨を貼付けて、いったい何を主張したいのか、私にはさっぱり分かりませんが、事実の前には、どんな詭弁もネガキャンも無意味です。

 あなたに必要なことは、ネガキャン記事を探し出してきて貼付けることじゃなく、まず事実をしっかりと認識することであると、老婆心ながらご注進申し上げます。
 


23. 2011年7月08日 18:10:25: wcDbcccwXM
4億土地代金、寮建設費にプランを練る。陸山会事務所の資金が
足りなくなるから、小沢氏に4億借り、小沢氏も4億用立てたら、
自己資金が不足するから、銀行から4億借りる。
秘書が物件を探したら、安価な土地が見つかり、土地、寮建設で
4億かからずにすんだ。
秘書らが支援者から、何年かで8億集めて銀行に小沢氏に
返却。小沢氏に借りた4億は、寮の土地、建物代金に支払い。
これで辻褄が合う。



24. 2011年7月08日 21:34:34: i7CGvypOTw
>>22
> 繰り返しになりますが、第一回の議決で、唯一の根拠となった石川氏の供述調書は東京地裁で証拠不採用になりました。
> 犯罪事実の不在、違法な審査誘導、法的手続きの不備…今や陸山会裁判は、審理する意義が完全に失われています。

一審の裁判官が証拠不採用にすると、陸山会裁判は、審理する意義が完全に失われるのですか?
日本は一審制だと言われるのですか?
または、高裁や最高裁は一審の裁判官の判断に拘束されるのですか?

> あなたに必要なことは、ネガキャン記事を探し出してきて貼付けることじゃなく、まず事実をしっかりと認識することであると、老婆心ながらご注進申し上げます。

長文の説明をありがとうございました。
恐らく、裁判で小沢一郎の弁護士はそのような主張をするのでしょう。
裁判官の判断が見物です。

小沢一郎に詳しいようなので、一つ質問があります。

新潮45 4 2010別冊 「小沢一郎」研究 p.74
小沢一郎の深き闇、ー実母を巡る謎と「朝鮮信組」の金

には、次のように書いてあります。

小沢一郎後援会陸山会発行の「人間小沢佐重吉」に小沢一郎の母親荒木みちに関して「父儀助は千葉県議会議長もやった地方の名望家だった」と書いてあるが、これはデタラメである。
また、荒木家のある親族が自宅を担保に朝銀千葉信用組合から巨額の融資を受けているが、この朝銀は在日朝鮮人のために設立された金融機関である。
ーー

すなわち、小沢一郎は自身の母親についてさえ、嘘を吐いていると書かれています。
「まず事実をしっかりと認識する」と、小沢一郎は公然と嘘を吐く人だと言うことになるのですが。
自分の母親についてさえ嘘を吐く人を信用できるのですか?


25. boruchiyan 2011年7月08日 21:52:49: Qc8KBuskfiDCI : zY65kZTZ5c
>17さん(投稿者)
の説明。素晴らしい。それ以上でもそれ以下でもない。分からんヤツにいくら言っても無駄。正義は一つ。真実とは何かを損得抜きにやっている一市民にイチャモンつけるなんて 全くのナンセンス。

smac さん プレゼンの様子動画を見れる人は少ないと思います。同じ物を
YouTubeに再投稿願えませんか。多くの方は一回開いて見れないものは見ないと思います。
正義は一つ あらゆる不条理に抗議する会 ↓ 一読を
          http://osakasengen.com/page2.php


26. 2011年7月09日 07:09:34: BIyGdDP0C6
そうそう、smacさんのプレゼン、私も是非見てみたい!
何回かトライしましたが、うまくできませんでした。
私は、あなたのようなすばしい信念を持った人が
心血注いで作られた力作を、より多くの人に
知れ渡る価値が十分あると思います。

25さんがいわれるように、どうかYouTubeに
再投稿をよろしくお願いします。

虚偽記載などまったくない。
あの郷原さんでも勘違いしてられる。

どうか、陸山会の真相を広めてください。
 


27. 2011年7月12日 04:39:49: EaD7UyQFcE
 正義 と でっち上げ。 検察内部で混乱とは弱体制度あり。 

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