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内閣不信任案再提出 首相の延命工作に揺さぶり 民主党重鎮は賛意
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110707/plc11070700040000-n1.htm
2011.7.7 00:03 産経新聞
自民党の石破茂政調会長は6日の衆院予算委員会で、内閣不信任決議案を再提出する可能性に言及した。国会には不信任案の提出は一国会に一度との慣例があり、すでに与党は自民党などが出した不信任案を6月2日に否決している。だが、不信任案採決に際し退陣表明したにもかかわらず、菅直人首相は閣僚を入れ替えるなど延命工作を続けている。民主党内にも首相への退陣圧力が強まっているのを追い風に、石破氏としては揺さぶりをかけるねらいがあったとみられる。野党内には再提出に慎重論はあるものの、民主党重鎮が賛意を示した。(田中靖人)
「一事不再議は成文化されていない。慣例なのは、なぜだと思いますか?」
石破氏は首相にこう問いかけた。「よく分かりません」と首をかしげる首相にたたみかけた。
「まったく違う事態が生じたら、もう一度(賛否を)問わなければならないという例外を想定しているからです!」
石破氏は6日夜の党所属国会議員の会合でも「もう一回不信任案を出せるはずなんです! 菅さんはこれで逃げ切りだと思っているが、世の中そんなに甘くない」と強調した。
閣僚人事が「事情の変更」に相当し、議事として扱うかどうかの判断は、衆院議院運営委員会が行う。議運は与党が多数を占めており、通常であれば再提出しても本会議で採決される可能性は低い。
これまで昭和25、27、29年に複数の不信任案が提出された例がある。別々の会派から出されたが、本会議に上程されたのは各1案限りだ。しかし、民主党内で「反菅」意識はピークに達している。石破氏は、議運委員の“造反”で本会議で採決される可能性がゼロではないとにらんだようだ。
自民党国対も不信任案否決直後、再提出が可能か検討した経緯があるが、公明党国対幹部は「理屈の上での話だ」と消極姿勢を示している。自民党内からも「国のためにはならないが、菅首相が居座ってくれたほうが攻めやすい」との本音ももれる。
賛同を呼び掛けられた民主党の安住淳国対委員長は「場外で寝技をかけているような話だ」とにべもなかったが、この人は違った。
民主党の渡部恒三最高顧問は6日、名古屋市内で講演し「一つの国会で2度の不信任案はないと思う」としながらも、こう続けた。
「出れば私も賛成する」
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