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2011年5月24日、水戸地方裁判所土浦支部において再審無罪が確定した布川事件や小沢氏を起訴した検察審査会、小沢氏の秘書達を起訴した陸山会事件の根本には、政治に操られる検察の歪んだ体質やずさんな捜査方法など重大な欠陥があることを元大阪高検公安部長の三井環氏が明らかにしています。
布川事件では、被告人2名(杉山卓男氏、桜井昌司氏)が犯人だと認定しうる客観的証拠は皆無で、犯行現場には2名の指紋も毛髪等も存在しなかったのです。ところが2名とも別件で逮捕され脅迫拷問を加えられ虚偽自白をしたのです。その虚偽自白を唯一の証拠として無期懲役が確定しました。
虚偽自白の録音テープが存在しますが都合の悪い部分は修正されていたのです。取り調べの全面可視化の法案が成立しておれば虚偽自白をすることもなかったでしょう。従って2名は起訴されることもなかったのです。えん罪を防ぐには早急に全面可視化法案の成立を急がなければなりません。
ところが現在、特捜事件のみを可視化する動きがありますが、全ての事件の可視化がぜひ必要です。29年間も刑務所に収容された2名はいくら無罪になろうとも人生終わったのも同然です。君もえん罪被害者になるかも知れません。他人事ではありません。それなのに検事、裁判官は何の責任もとろうとしません。
また2009年に発生した小沢事件は清和会の傀儡であった麻生政権の下で発生しました。事の発端は小沢氏の会計責任者である大久保秘書の「政治資金規正法違反」容疑による冤罪逮捕です。この頃、麻生自民党政権はボロボロの状態で、一方の小沢民主党は政権交代に向けて着々と歩を進めていました。
三井氏は著書「権力に操られる検察」の中で、そのような時期に何故、民主党代表の小沢氏の身辺を特捜部が捜査したのか。また何故、検察は「選挙に影響を及ぼす時期に強制捜査はしない」という不文律を犯したのかを追及、自民党、なかんずく政権を思うがままにしていた清和会が政権交代を恐れて、民主党の大黒柱であった小沢氏を検察に狙わせたと切り捨てています。
そしてその根幹には「小泉政権による検察裏金もみ消し工作」があったと詳細な証拠をあげ分析しています。このような「検察の大罪」を、元検察幹部で検察の事情に精通する三井氏が、冤罪被害者や小沢真っ白の活動を展開してきた市民活動家とともに下記対談で白日の下に晒します。是非多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
第1回:「布川事件」検察の大罪をぶった斬る!
再審無罪確定の杉山卓男氏と三井環氏が対談
日時 7月12日午後7時〜9時
第2回:「小沢真っ白!」檀公善の激白
小沢氏の完全潔白を訴える全国最大規模の市民運動グループ
「小沢真っ白」代表の檀公善氏と三井環氏が対談
日時 7月25日午後7時〜9時
第3回:「布川事件第2弾」検察の大罪をぶった斬る!
再審無罪確定の桜井昌司氏と三井環氏が対談
日時 7月28日午後7時〜9時
詳細は「市民連帯の会」ホームページをご参照ください。
http://www.wb.commufa.jp/simin/rentai/
なお「市民連帯の会」の理念である「公正で安全・安心」「国民の生活が第一」
の社会実現を三井環とともに目指していただける方は
こちらに空メールをしてください。
「市民連帯の会」入会の手続きをさせて頂きます。
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