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参議院議員森ゆうこの検察審査会審査員出席簿の詳細が党法務部会で暴露され、既にネット界で大拡散した。最早あちら側の連中にとっては恐ろしい現実がもう目の前である。体制転換に不可避的に伴う巨大な破壊がいよいよである。
代表選の不正は中々暴露できなかったが、それとワンセットの検察審査会の不正の方は何しろ公の業務であるから、国会議員の調査権限が及ぶ。国会議員が本気になればできるのである。
それをやったのが森ゆうこであった。田中角栄の新潟だ。小沢派鉄板議員だ。国会議員が調べ尽くしたという点がとに角強みだ。
恐らく今政界は劇的な変化が起きている。全ての悪が遂に追い詰められた。小沢は劇的に復活する。本来の総理大臣である。
何故森ができたのか。恐らく小沢復権に向けて強力な一本の線ができていたのだろう。その先端に森がいたという事だろう。
凄い事になったよ。
さて、さて、そんな現下の情勢に鑑みた時、大変気になる玄海原発再開問題について、佐賀県知事の古川君に一言も二言も忠告しておきたい。
もう世の中の根本的な構造は否も応もなく変わって行く。反原発は単なる市民運動のレベルでは最早ない。菅ですら脱原発解散を仄(ほのめ)かす昨今である。
脱原発から反原発まで様々な段階があり、中には偽物も紛れ込んでいる。
今、老朽原発の運転再開を認めるか否かで大きな対立が生じている。まともな国民は断固ノーである。しかし、これまでの利権構造の中で甘い汁をタップリ吸って来た連中は性懲りも無く、再開を推進する。安全をしっかり担保してとか何とか小出氏が怒り出すような屁理屈をつけて、推進しようとしている。菅もその中にいる。
玄海町長は勿論大推進である。しょうがないわ。問題は知事である。実は知事にも権限はないという話もあるが、知事がノーと言えば現下の情勢では事実上再開は不可能だ。だから、他の老朽原発再開に道を開かない為にも、ここは一つ古川君に踏ん張ってもらわないといけない。
古川君ってどんな人物? 丁度都合よくユーチューブで彼の日本記者クラブでの講演を見た。5月の時のだ。かなり長時間の講演だったが、全部見た。
第一印象は今一だ。彼はやはり政治家タイプではない。自治省の官僚だった。その雰囲気が大変今もある。賢いが芯がないってヤツだ。
小沢を見よ!! 森ゆうこを見よ!! どんな迫害に遭っても負けない。芯の強さなしにそれは無い。
残念ながら古川君は官僚臭ぷんぷんで、原発推進勢力の一員だなって感じた。一応脱原発にも顔を向けている。安全にも十分気を配っている。しかし、現実の電力供給の問題を考えると再開は不可避というスタンスがある。
ネット情報だと、古川の父親は九州電力の社員だったそうで、玄海原発PR館の館長だったそうな。ありゃりゃ。
古川君は一路再開に向けてって感じだ。県民は反発しているが、かなり強硬な姿勢も見せているようだ。本性が段々出て来たかな。
菅と会ってきちんと安全について保障が得られれば、ゴーサインを出したかったようだが、菅が何だかそれどころじゃなくて佐賀に行く予定が立っていないらしい。パッと行っちゃうかも知れんが、それでゴーサインとなったら、大規模な反対運動が起きる事は間違いないだろう。
政治情勢も大きく変わりつつある。古川君が頼りにする菅も海江田もいつまで持つやらね。
世の中、劇的な変化が起きている。これまでの利権構造の中で物事を決められる時代じゃなくなっている。
反原発のうねりは根が非常に深いので、古川君の思うような具合いには事は運ばないぞ。利権構造がどんなに大きく強固でも、社会の大きなうねりには立ち向かえない。古川君の未来が閉ざされる可能性もあるぞ。バカな事にならないように賢くなってもらいたい。
知事は県民の為にある。利権の為にあるんじゃないだろう
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