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(抜粋)
松本龍氏が、一転して、ニュースワイドショーで叩かれはじめた。
「辞任」ということになって、もう「オフレコ違反」を気にしなくても良いと判断したからなのかと最初は思ったが、村井宮城県知事を「被災者」の代表のように扱い、街頭インタビューで「知事さんが可哀そう」と言わせる演出に、「はは〜ん、そこに来たか」と唸ってしまった。
松本龍氏の言動でいちばん問題なのは、「最後のはオフレコだ」「書いた社は終わりだ」とのたまったことだ。
これは、「恫喝」であり、明らかな言論封殺だ。松本氏に弁解の余地はない。
(しかし、僕は今、これは松本氏の柄にもないジョークであり、それが思い切りスベッてしまったという可能性を考えているが)
しかし、「地元のコンセンサスを得ないと何もしないぞ」という言葉を「暴言」であるかのように報道するのは、ちょっと違うのではないか。
松本氏は、地元民や被災者を切り捨て、中央主導の「復興」計画に熱中する村井知事に、根源的な不快感を抱いていたのではないだろうか。
村井知事のそういう側面を報道する局は、見当たらなかった。
松本氏の暴言により、同情をあつめた村井知事が「さきがけ」となっておしすすめる、被災地を真っ白なペンキで塗りたくって、そこをファンド投資の対象とし、震災を機にひと儲けをたくらむ、ハイエナみたいなヤツラに好き勝手な絵を描かせるたくらみに、このことが追い風になった。
・・のではないか
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