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松本復興担当相の、あっという間の辞任劇は、何の感慨も呼び起こさない。
しかし、菅直人が『復興担当相』辞任劇に、一切のコメントをしない事、の方に呆れてしまった。
それより腹が立ったのは、米倉経団連会長のセリフ。
「国民が一体になって復興に取り組まなくちゃならん時に…」
成る程それで、一日も早く「原発復興」と言う訳だ。
彼に取っての復興とは、利権の復活に他ならない。
巨大利権に群がって、国民の生命を危機にさらし続ける事に、他ならない。
いざと言う時に、即座に「核兵器」を生産出来る「技術」と「原料」との確保を、途切れさせない事、に他ならない。
こう考えると、『日本経団連』と言う組織の実体が、実に際立って来るでは無いか。
彼等は、日本と言う国土を利用して、日本人と言う国民から可能な限りの「富」を吸い取る「吸血鬼集団」に他ならない。
奥田も酷かった。
御手洗になって、更に酷くなった。
そして、米倉になるや、一気に「紳士ヅラ」ははぎ取って、醜く醜悪なる素顔を曝けるに、躊躇しなくなってしまった。
血に餓えた、カネのジャングルに潜む「吸血ヒル」の「互助団体」である。
昨日の繰り返しになるが、「玄海原発」の再稼働を了承する事にした町長が、「首相と会う事」を、再開の条件の如くに言っていた。
つまり、一朝事が起こった時に、政府のせいにする事が出来る様に、と言う魂胆が見え見えである。
そして、その首相と来たら、完全黙殺。
原発の早期再稼働を謳っている筈の菅直人が、である。
一応「再生可能エネルギー法案」なる、マヤカシの姿勢を示してはいるが、一部大衆に人気の高い孫正義を、自分のイメージ向上に利用し、延命手段にする為以外の何物でもない。
そのマヤカシの背景に、『脱原発』は一言も謳っていない。
最早「民主党」と決別した私としては、民主党内部のゴタゴタはどうでも良いのだが、国民としてこの「首相の態度」は、やはり許せない。
▶【松本復興相辞任】「完(菅)無視」菅首相、一切説明せず(産経見出し)
>菅直人首相は5日、松本龍震災復興担当相の辞任と平野達男内閣府副大臣の昇格について、公の場で一言も話そうとしなかった。
>内閣記者会は5日夕、首相サイドに記者会見を申し入れたが、首相サイドは枝野幸男官房長官が人事を発表したことを理由に拒否した。その後、記者団が2回、「松本氏の任命責任を感じるか」などと声をかけたが、首相はいずれにも「完無視」で通した。
【産經新聞/7月5日(火)23時48分配信】
自分の進退を守り抜く事にのみ神経が働いて、国民国家の宰相として、国民の命と財産とを守り、平和な生活を守ると言う、与えられた「立場に求められている義務」を、ここまで完璧に無視していることが、お天道様に許される筈が無かろう。
それにしても、今回の松本復興担当相辞任のきっかけとなった、問題の発言を、当初大手全国マスコミは、これ又完全に無視していた。
東北テレビのみ、「オフレコ発言」をそのまま流した。
その事実がネットで流されて、大きな問題となった訳だ。
その流れを見て、世論が「反松本」である事を嗅ぎ取って、大手マスコミでもやおら報道し始めた。
つまり、大手新聞テレビは、その「オフレコ」を、そのままオフレコとして「受け入れた」訳なのだ。
権力におもねっている習性が、今回のちゃんと働いた訳だ。
社会の流れを見てから、勝ち馬に乗る如くに「偉そうに」批判的な報道を繰り返し始めた。
見苦しき事、はなはだし。
この大手マスコミの報道姿勢が、日本の報道機関の本質を、完璧に知らしめてくれている。
とにかく、無条件に「権力側」の意のままに動く。
たとえ、「引きずり下ろしたい民主党政権」であっても、身に染み付いたその彼等の習性は、変わらない。
そこには、権力に対するチェック機能を持つと言う、報道機関の存在意義を自負する姿勢は全く無く、社会の木鐸である認識も、さらさら存在していない。
やはり、日本には「本物の報道機関」は存在しない事が、(わかってはいた物の)改めて証明された出来事の一つであった。
その一点において、今回のゴタゴタは「一利」が有ったと言えよう。
▶<復興相辞任>岩手知事厳しく批判「首相は任命責任明確に」(毎日見出し)
>岩手県の達増拓也知事は5日の記者会見で、松本龍復興相辞任と後任人事について、「復興大臣をだれにするかという問題ではなく、どの総理の下で、どういう復興体制を作っていくかが問われている」と述べ、菅内閣を厳しく批判する姿勢を鮮明にした。
>同日午後の会見で、達増知事は松本復興相について「(松本氏は)あってはならない内閣で、重要な大臣をやらなければならないというなかで、苦悩の末、ぐれた対応をするという格好になったんだと思う」と同情を示す一方、菅内閣については「自民、公明も加わり可決したオールジャパンで作った法律の執行をこの内閣ではできないということだ」と述べた。
>岩手県出身の平野達男参院議員が後任に決定した後の談話で達増知事は「首相はまず松本氏の任命について自身の責任を明確にすべきだ。今回の不始末は、内閣全体として責任をとるのが筋ではないか」との見解を改めて示した。
>達増知事は元民主党衆院議員で小沢一郎・元代表に近い。
【毎日新聞/7月5日(火)23時48分配信】
このちょっとした記事に於いて、「最後の一行」を敢えて付け加える所。
これも、小賢しい日本の大手マスコミの姿勢を、実に如実に、顕著に表している。
発言は発言として、そのまま伝えれば済む事だ。
その内容が「反菅直人政権」であるた為に、わざわざ発言者の立場を「それとなく」強調するイヤラシさ。
もしこの発言が、前原誠司のからのものであったら、わざわざ「前原氏は反小沢氏の立場を取っている」と、書くだろうか。
「貧すれば鈍する」
増々、自らの賎しき存在の有様を露呈しつつ、それでもあいも変わらず「大マスコミ様」は、まかり通る。
陸山会事件に於ける「検察側証拠」を、半数近くも裁判長によってその採用を拒否された事実も、拒否された事だけは報じたが、その依って立つ背景や、これからの影響等には、一切口をつぐんだままである。
検察側が証拠申請した「調書」の半数が拒否されると言う、前代未聞の醜聞に対し、検察の実態を批判するでもなく、検察の在り方に疑問を挟むでもない。
ましてや、それらの調書を作成した担当検事、その直属の上司、当時の「特捜部」の幹部達への責任追及の論調など、皆無である。
これをして、異様な報道姿勢と言わずして、何と言おう。
一国の総理になる筈だった代議士への訴追の、その為の前振りとしての公判にあって、そのような「非現実的」捜査のやり方に、批判も疑問も発せず、警鐘すら提示しない「報道機関」なる物の、存在意義が問われている。
陸山会事件の「事件性」すら成立しなくなりかかっている中で、その裁判の目的である『小沢追い落とし』の為以外の何物でもない「水谷建設事件」すら、公判維持すら無意味になりかかっているという事実は、大変に重い。
このまま、邪魔が入らず両裁判が無効になれば、或は公判は維持されても、被告全員が無罪になれば、我が国の大手マスコミの論調は、果たしてどのように変化するのだろう。
今回の「松本復興相」に対する、手のひらを返す様な報道姿勢が、小沢氏にも繰り返されるのだろうか。
手のひらを返すように。
それまでの、何の根拠も示さぬまま繰り返した「政治とカネ」と言うお題目による、小沢氏を辱め、貶める事を目的とした、そして彼の政治生命を絶つ事を最終目的とした、国民へのの洗脳活動を、果たして「自己批判」するのであろうか。
謝罪でもするのだろうか。
或は、何事も無かったかの如く、ただ「しれっと」して事実を報じるのだろうか。
多いに気になる所である。
一日も早く、見たいもものだ。
最後に、本日ツイッター情で見つけ他「明言」を、ご披露しよう。
http://twitter.com/#!/ngc3333
@ngc3333 「節電はテレビから、節約は新聞から。」
これに勝るは無し!
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