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10月10日に「訪中」 菅首相 10月まで退陣しない仰天理由
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2011/7/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「初孫」が生まれるからだって…
菅首相が10月に訪中を計画していることが明らかになり、「やっぱりスッカラ菅は辞めるつもりはなさそうだ」という見方が改めて広がっている。
首相は10月10日の訪中を希望しているという。10月10日は清朝崩壊のきっかけになった「辛亥革命」の武昌蜂起から、ちょうど100年目にあたる。中国は国を挙げて記念行事を行う予定で、首相は行事に出席するつもりだ。側近に「辛亥革命100周年の記念行事にあわせて訪中したい」と伝え、中国との調整を指示。きのう(4日)中国の楊外相は、松本外相に「首相の訪中を歓迎する」とコメントしている。
実は、菅首相には「10月」まで総理をつづけたい特別な理由があるという。
「10月は菅ファミリーにとって思い入れの強い月なのです。訪中を希望している10月10日は、首相の65回目の誕生日。伸子夫人の誕生日も10月3日。長男・源太郎さんの誕生日も10月30日。家族3人とも10月が誕生日なのです。そのうえ、首相にとって初孫にあたる源太郎さんの子供が10月上旬に誕生する予定です。菅首相は初孫の誕生を“現役総理”として祝いたい。だから、どうしても10月までは首相をつづけるはずだとみられているのです」(政界関係者)
まさか、初孫の誕生が「延命」の理由とは仰天だ。政治評論家の有馬晴海氏がこう言う。
「人間は目標を持つと強い。訪中を検討するなど、10月まで総理をつづけたいと思っている可能性は高いと思う。本人は8月6日、9日、広島、長崎で『核廃絶』を訴えるつもりでしょう。実際、首相が一発逆転で延命するには、脱原発しかない。政界の一部では、オバマ大統領が『核廃絶宣言』でノーベル平和賞を受賞したように、首相は『脱原発』でノーベル賞を狙っているという解説まで飛んでいます」
これまで常識はずれのことを平気でやってきた菅首相。家族のために居座りを考えていても不思議じゃない。
◇
【菅政権考】不幸に導く見当違いな自尊心
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110705/stt11070518320019-n1.htm
2011.7.5 18:30 松本浩史/SANKEI EXPRESS :産経新聞
■停滞もたらした居座り
このままだと、不逞(ふてい)なる宰相により、かつてないほど国政が停滞した「不幸な時代」があったと、後世の語り草になること請け合いである。
退陣表明したのにその座に恋々と居座り続け、「あわよくば長期政権を」という、菅直人首相の勘違い甚だしい振る舞いは、いい加減やめにしてもらいたい。政界にあっては身を引くと口にしたが最後、政権運営などかなうはずもなく、もはやその存在は、東日本大震災の復旧・復興は言うまでもなく、内政、外交・安保などあらゆる政策分野に停滞をもたらしている。
延命への執念を隠そうともしない首相とは知りながら、6月28日に国会内で開かれた民主党両院議員総会での発言には、わが耳を疑った。
「エネルギー政策をどの方向にもっていくのかは、たぶん次の国政選挙で最大の争点になる」
会場を埋めた約350人の議員は、「反菅」勢力の小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の支持グループに限らず、岡田克也幹事長、仙谷由人官房副長官らこれまで首相を支持した勢力にさえ、退陣時期を明示しない首相の痴態ぶりにあきれ果てた空気が支配的だ。
それなのに、「脱原発」を争点にした衆院解散・総選挙の可能性をちらつかせ、退陣論を牽制(けんせい)するというあらぬ現象を目の当たりにしたのだからやむを得まい。
■「才余りありて識足らず」
参院選や統一地方選で敗れても責任をとらず、外国人からの献金問題が発覚してもろくな説明もせずに、震災を奇貨として逃げおおせたかのような、不埒(ふらち)極まるあまたの行状の行き着いた先が、あの傲岸不遜な言いぶりにあらわれていまいか。
何よりもまして、震災で明日をもしれぬ生活を強いられている被災民の心境を思いやれば、衆院解散で政治空白をつくるなんてまねは、できないはずである。不条理甚だしく胸くそが悪いのである。
なぜに首相はこれほどまでにその座にいることにこだわりを持ち続けるのだろうか。その心境を推察するに、市民運動から政界に足を踏み入れ、政界トップの首相などには到底、なれまいと思っていたが、案にたがわずその役が回ってきた。歴史に名前を残したい−。こんな俗っぽい心根ではあるまいか。
政治家はその性癖として、何も首相に限らず、そうした思いを胸に持ち続けているものだ。それはよく分かる。だが、よく耳にする首相の人物評を一口で言えば、「才余りありて識足らず」ということに尽きていて、才気走って理詰めで相手を論破することは得意でも、にじみ出る人柄で仲間を率いていく徳性は、まるで持ち合わせていない。
霞が関の役人を怒鳴り散らすなど、ポストにものをいわせ組織を引っ張るやり方しかできないさまが、その象徴だ。
■続投自体常ならぬもの
ましてや、政治家としての見識があれば、6月2日に退陣表明をした以上、政権はレームダック(死に体)になるのは明々白々であると読めるはず。それならば、喫緊の課題である震災の復旧・復興をはじめ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題など重要課題が山積する国政に停滞があってはならないと、潔く身を引いて然るべきなのである。
ところが、「おもちゃ箱の隅っこでほこりがかかっていた」(政府関係者)再生可能エネルギー特別措置法案をいきなり持ち出すなど、あの手この手で延命策を弄する愚かしさは、見るに堪えない。もはやこれまで、と自省するよりも、見当違いな自尊心が頭をもたげ、自己制御する術がない印象を受ける。自信過剰もほどほどにしてもらいたい。
首相が任期途中で退陣する際は、政策遂行がままならなくなったり、国政選挙で敗れた引責辞任だったり、大平正芳元首相のように極めて異例だが、在任中に逝去して退くケースがある。もちろん任期満了も。
政策を実現する政治能力がないうえ、すでに昨夏の参院選で惨敗を喫しているのだから、続投していることは常ならぬ現象なのである。菅氏は歴代首相が「これ以上の政権運営はかなわず。混乱をもたらすだけ」と、無念ながらも国政全般に思いを致して退いた、宰相としての見識を奮い立たせてほしいものである。(松本浩史/SANKEI EXPRESS)
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