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「ひでぇのに(総理を)やらせちゃったなあ」と渡部恒三が言ったとか。しかし彼らは、”ひでぇ”のを承知で菅を選んだのではないか。むしろ”ひでぇ”からこそ選んだのではなかったか。ただ、”ひでぇ”程度が、想定をちょっとだけ超えていたというに過ぎない。
与野党協議は首相退陣後…仙谷・枝野・玄葉3氏(YOMIURI ONLINE 2011年7月1日)
民主党の仙谷由人代表代行(官房副長官)は1日の同党の会合で、消費税率を10%に引き上げることを柱とした「社会保障・税一体改革案」に関する与野党協議について、「誰が(民主党の新しい)執行部を担うのか不明だが、新しい体制になることは間違いない」と述べ、菅首相の退陣後に本格化するとの見通しを示した。枝野官房長官や玄葉国家戦略相(民主党政調会長)も同日、同様の認識を示した。枝野氏は同日の閣議後の記者会見で、「今回の一体改革案は、菅内閣としての成案でない。政府や民主党として、野党と相談させてもらう」と語り、新首相の下で与野党協議を進める考えを示唆した****
こいつらは菅を辞めさせた後も自分たちは生き残るつもりでいる。結局のところ小沢から主導権を取り戻すために菅を利用しただけだっのだ。昨年九月の民主党代表選では数度にわたり、菅・小沢の選挙演説が行われた。政治家としての理念、哲学、見識、技量すべてにおいて優劣は明らかだった。しかし彼らは明らかにすべてにおいて劣っている菅直人を選んだ。狂人・菅直人を利用して小沢排除を続けるためであった。”ひでぇ”奴ほど、”ひでぇ”ことができる。菅はまさしく彼らの期待に応えてきた。
彼らの思惑が狂いだしたのは、3.11の大震災と福島原発事故からであろう。1日1日、菅が”ひでぇ”ということが国民の前に明らかになっていった。このままでは菅と心中することになりかねない。そこに降ってわいたのが6月2日民主党両院議員総会での世紀のペテン劇である。これをきっかけに彼らは菅離れに舵を切り始めた。菅離れというより、菅切り捨てである。
「辞めると言ったのに辞めない」「菅がいては野党・自民党の協力が得られない」「菅直人では選挙に勝てない」理由はこれだけである。具体的な政策批判は皆無である。もちろん菅政権の中核に座り続けていた連中には言えることではない。取るべき政策を持ち合わせていないのも、菅と変わるところはない。
まとめて民主党6人組というらしい。***首相の会期内退陣を、政権支える「6人組」一致(YOMIURI ONLINE 2011年6月27日)
民主党の岡田幹事長、玄葉政調会長、安住淳国会対策委員長、輿石東参院議員会長と枝野官房長官、仙谷由人官房副長官が26日夜、都内のホテルで会談し、菅首相は8月末までの今国会中に退陣すべきだという見解で一致した。6人は今後も随時、会合を持つ方針で、「6人組」として「ポスト菅」に向けた動きを主導することになりそう***
菅を降ろしても彼らが民主党の真ん中に座り続けていては、ほとんど何も変わらない。菅とともに彼らも葬り去らねばならない。”ひでぇ”のは菅直人だけではないのだ。
”ひでぇ”のを幹事長にしちゃったなあ。
”ひでぇ”のを官房長官にしちゃったなあ。
”ひでぇ”のを国会議員にしちゃったなあ。
せめて、こう言わなくても済むようにしたいものだ。”ひでぇ”国に生まれちゃったなあ。
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-129.html
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