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菅と刺し違え狙った?松本龍に囁かれる“自爆テロ”説
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110705/plt1107051133002-n1.htm
2011.07.05 夕刊フジ
松本龍復興担当相(60)が5日午前、退任の意向を表明した。一連の暴言問題で被災地や野党陣営の猛反発を受けており、6日からの国会正常化を前に責任を取った格好だ。松本氏は東日本大震災の被災地復興に取り組む看板大臣として先月27日に就任したばかり。わずか9日間の超短命大臣だった。野党各党は「菅首相の任命責任を追及する」と攻撃姿勢を強めている。支持率が「退陣水域」まで落ちた菅政権にとって、深刻なダメージとなりそうだ。
記者団「辞意を固めたのか?」
松本氏「はい」
5日午前、松本氏は官邸に菅首相を訪ねた。会談後、記者団に囲まれた松本氏はこう語った。菅首相も退任を了承したという。
国会は翌6日から正常化し、「特例公債法案」や「再生エネルギー特別措置法」「第2次補正予算案」など重要法案の審議が始まる。
衆参ねじれの中、自民党の山本一太参院政審会長は「許せない暴言だ。すぐに辞めてもらいたい」と批判するなど、松本氏の暴言問題が野党の徹底攻撃を受けるのは確実だった。松本氏個人としてだけでなく、政府与党として早めに手を打ったといえる。
それにしても、松本氏が宮城県の村井嘉浩知事を恫喝するような映像の威力はすさまじかった。4日にテレビやネットで流れると、宮城県庁には200件を超える電話やメールが殺到した。
「発言は許せない。知事は負けずに頑張れ!」「ヤクザまがいの物言いだ」「被災地、被災者をバカにしている」「被災地を分からない復興相が職務をまっとうできるのか」
県民らの怒りの声を受け、宮城県議会は「発言が高圧的で当事者意識に欠けている」として5日以降、直接抗議することを決めていた。
こうした中、新たな事実も判明した。
松本氏は、村井知事が出迎えず、数分間待たされたため「お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ」とブチ切れていたが、村井知事は予定に遅れておらず、対応も通常通りだというのだ。
県庁関係者は「会談は3日の午後2時15分から設定されており、知事は時間通りに入室している。通常、知事の来客がある際は、誰であっても先に応接室へ入室してもらうのが一般的。相手の準備を邪魔しない配慮もある。他県も民間企業も同様の対応を取っているはずだ」という。
松本氏の一方的な思い込みだったのか。
昨年9月に環境相兼防災担当相として初入閣した直後は「物静か」「存在感が薄い」といわれた松本氏だが、最近は一種独特、こわもての言動が目立っていた。
6月2日、菅首相は民主党代議士会で「早期退陣」を示唆し、内閣不信任決議案を否決に持ち込みながら、同日夜の記者会見では「(原子炉の)冷温停止」を持ち出して続投意欲をあらわにした。これにカチンときたのか、松本氏は現職閣僚ながら翌3日の記者会見で「復旧復興を急がないといけないということから言えば、(菅内閣は)1日も早く退陣した方がよい」「6月いっぱいというのが私の中にはある」と、菅首相に公然と反旗を翻した。
同28日の復興担当相就任会見も異様だった。サングラス姿で臨み、自ら率いる被災者支援チームを「チーム・ドラゴン(龍)」と命名し、「(大震災があった)3月11日以来、私は民主も自民も公明も嫌いだ。政局の話はしない」と言い放った。
松本氏は1951年、福岡市生まれ。中大法学部を卒業後、父の松本栄一参院議員の秘書を経て、1990年の衆院選に社会党から出馬して初当選した。その後、旧民主党結党に参加。当選7回。養祖父の松本治一郎氏は「部落解放の父」と言われる元参院副議長。
「政界屈指の資産家」として知られる。菅内閣の閣僚では、松本氏は総資産約7億6000万円と断トツ。4日公開された2010年分の国会議員の所得報告でも、所得総額7143万円で衆参両院で5位。閣僚ではやはりトップだった。「福岡市内に土地を保有しており、その賃料などが多いと聞く」(民主党関係者)という。
それにしても、「物静か」だった松本氏がどうして突然、「目まいがするくらいひどい対応」(民主党幹部)に豹変したのか。菅首相は、復興対策本部発足に当たり、松本氏に一度就任を打診して断られたが、再度強く要請したという。
前出の党関係者は「松本氏は政権にしがみつく菅首相に心が離れていた。強く要請されて復興担当相を受けたが、一度断ったことを見ると本意ではなかった。自らが捨て駒になって自爆テロを仕掛けたのではないか。つまり、菅首相との刺し違えを狙ったということだ」と分析する。
大臣の暴言問題というトゲは抜いたが、菅首相には、自民党の浜田和幸総務政務官の引き抜き問題や、拉致容疑者の親族周辺団体への献金問題など、数々の難題が待ち構えている。菅政権のタイムリミットが迫ってきた。
◇
「首相の任命責任当然出てくる」 鳩山氏、首相の早期退陣求める
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110705/stt11070510370007-n1.htm
2011.7.5 10:37 産経新聞
民主党の鳩山由紀夫前首相は5日午前、松本龍震災復興担当相の辞意表明について「被災者の神経を逆なでするような発言を何度もしており、復興担当相としての職をこなすことができなくなると思っていた。辞められるのは、当然ではないか」と述べた。都内で記者団に語った。
その上で、菅直人首相に関して「任命責任は当然出てくる」と指摘。「本気で復興に当たるためには、本気の内閣を作らなければダメだ。そうでないと、事が進まない」と述べ、改めて首相の早期退陣を求めた。
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