51. 2011年7月08日 08:57:57: iFONLsjOA6
@IAEA(国際原子力機関)は世界再最大の原発推進機関であり、けっして原発についての中立的な機関ではありません。IAEAは、核兵器保有国が核兵器を独占するための機関であり、IAEAに参加している日本などの非核兵器保有国は、核兵器保有国ができるだけ増えないようにするために、原発の技術や保有も制限しようとする核技術の独占・監視機関です。IAEAは国連の下部機関ではなく、国連とは関係がない有志国家の集まりであって、その意味では「私的な機関」です。とは言っても、原発推進派のIAEAはどんな国にも原発を造らせようとしているのではなく、原発の技術や原発で造られるプルトニウムが核爆弾製造に転用されることも恐れているので、あくまでも核兵器保有国に従順な国、逆らわない国だけに原発保有を認める機関です。 A国際放射線防護委員会(ICRP)は、核兵器製造のマンハッタン計画で設置されたアメリカの放射線防護委員会(NCRP)の国際版として組織されたもので、原発推進派であるIAEAの下部組織です。 ですから、国際放射線防護委員会も原発推進派であり、反原発世論が広まらないように、スリーマイル、チェリノブイリ、フクシマ原発事故の被害を極力少なめに見せかけて、原発の危険性を過小評価させようとする医学的プロパガンダ機関です。 国際放射線防護委員会と国連の世界保健機関(WHO)は、放射線については相互が認める文書しか発表できないという協定を結んでいるので、WHOは国際放射線防護委員会が認めた文書しか公表できません。ですから、放射線の危険性についてはWHOも信用できません。 B核兵器保有国は、核兵器を独占的に保有し続けたいと考えているので、核兵器が「国際人道法」の非人道的兵器に認定されることを恐れて、広島・長崎の原爆被害には内部被曝の被害は起きなかったというデータを捏造し、そう信じる日本の放射線医学者を育成しました。だから、日本の放射線医学界の主流派は内部被曝を軽視する御用学者集団となってしまいました。 2007年に、核兵器保有国などの反対で採択されていませんが、コスタリカ・ マレーシア両政府の共同提案として、正式に核兵器の全廃・根絶を目的とする「核兵器禁止条約」 (NWC)が国連総会に提出されましたし、核兵器は明らかに「国際人道法」が禁止する非人道的兵器ですから、この「国際人道法」の非人道的兵器と認定して廃絶するための運動は世界中で、現在も続けられています。 ですから、IAEAは核兵器の爆発で低レベル放射性物質が広範囲にばら撒かれて、不特定多数の人々が内部被曝で殺傷される兵器であると世界世論に知られたくないので、原発事故でも低レベル放射性物質による内部被曝の危険性を過小評価しているのです。IAEAはもちろんですが、その下部機関であるICRPも、内部被曝はそれほど危険ではないと世論誘導するための医学的プロパガンダ機関です。 CECRR(欧州放射線リスク委員会)は、原発推進派のIAEAやICRPが捏造するウソ宣伝に対抗するために、EUの反原発派の環境政党系の原子力や医学の学者が集まってつくられた団体であり、原発や劣化ウラン弾の使用が生み出す低レベルの放射性物質も含めた放射性物質が健康に及ぼす悪影響を研究する活動を行っている正真正銘の反原発組織です。 ICRPとECRRの違いは、主に低線量放射性物質による内部被曝の評価の問題で、日本の学者は、ICRPさえも認めていない年間100ミリシーベルトを安全と言った長崎大学の山下教授のように、自分たちが認めるデータがないことを理由に低線量の内部被曝を軽視しています。 しかし、データがないと言うのであれば「不明」と言うべきであり、データが無いことイコール安全なら、データどころか放射能の危険性さえもわからなかったキューリー夫人や彼女の娘が白血病で死ぬようなことは起きなかったはずです。 D内部被曝を重視するECRRは、チェリノブイリ事故の死者は2004年までで全世界で100万人、事故の影響は3世紀続き、子供に深刻な被害が出ると推定しています。 福島原発事故については、ECRRの学者(スウェーデン)が、現時点での推定として、福島原発から100キロ圏内では今後10年間でガンなどの病気になる人が約10万人、今後50年では約20万人増加すると予測し、100〜200キロ圏内でも今後10年で約10万人、今後50年間で約22万人増加、合計で50年以内の200キロ圏内の犠牲者数は約42万人と予測しています。 ですから、都民からも犠牲者が出る可能性があり、現在安全と言っている学者どもは、将来我々都民がガンに罹り、今回の事故の影響と確信して東電や国を訴えると、東電や国側の証人として敵対する御用学者です。名古屋大の沢田昭二名誉教授など、日本の学者が明らかにした内部被曝の危険性を示す実証データは実際はあるのですが、彼らは認めません。 しかし、無いと言うなら「不明」と言うべきであり、データが無いことイコール「安全」ではありません。もしそうであれば、データどころか放射能の危険性さえも知らなかったキューリー夫人や彼女の娘が白血病で死ぬようなことは起きなかったはずです。 つまり、旧ソ連も含めた核兵器保有国(原発推進国)は、現在でも核兵器が不特定多数の人々を殺傷する非人道的兵器に認定れるのを恐れ、また、原発推進業界に買収された現政府も、できるだけ原発の危険性を過小評価させようとして低レベル放射性物質による内部被曝を軽視しているのです。 *チェルノブイリ事故の死者は2004年までで全世界約100万人。3世紀は事故の影響が続き、特に子供に深刻な被害が出るという動画(画面左下のボタンで日本語を選択) http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/info/Chernobyl:%20A%20Million%20Casualties/ *【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい / 市川定夫氏 http://www.youtube.com/watch?v=IV4N63urYjQ *1/2 放射能汚染と奇病 http://www.youtube.com/watch?v=fTO14WLBOSw&feature=related *2/2 放射能汚染と奇病 http://www.youtube.com/watch?v=HrB9YjNGyvA&feature=related *原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビ番組)1/3 (〜3/3 ) http://www.youtube.com/watch?v=K3VFzSLFpwg&feature=BFa&list=PLA8BAD8D5648FEF09&index=47 *名古屋にて名古屋大学名誉教授沢田昭二先生に話を聞く。 http://www.ustream.tv/recorded/15241220 ●Bochibochiさんのブログ 6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【その@〜C】 http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799584.html 注:ただし、現在のオバマのアメリカは、全世界どこでも1時間以内にピンポイントで攻撃できる非核の超高速運動エネルギー・ミサイルCSMの実用化に目処がたったので、核兵器の廃絶に動きだそうとしている可能性があります。 |