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◎菅、松本は即刻辞任して被災者に不明をわびよ
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2011-07-05
2011-07-05 07:35 永田町幹竹割り
日本中が同情し、慈しみ、「がんばれ」と言う言葉すら「かえって負担になる」と使わないほど気を遣っているときに、言語道断の脅迫・差別発言だ。このような人物を復興担当相という最重要ポストに就けた首相・菅直人の任命責任は重大だ。被災地のことを思えばもう、辞める辞めないで国会の空白を作っている時間はない。政権の手詰まり感は極まった。地元も不信感が募り、もう本格復興はこの政権では無理だ。菅も復興担当相・松本龍も即刻辞任して、国民に不明をわびよ。
報道ステーションの古舘伊知郎が松本の就任時の「民主党も、自民党も、公明党も嫌いだ」発言を「これだけ政治家らしい発言は聞いたことがない」と激賞したが、筆者は逆に「この男は異常だ。大失言をする」と直感した。3日の発言をみると一国の閣僚とは思えないほどの上から目線で、脅迫と差別意識に満ちている。岩手県知事・達増拓也を「コンセンサスを得ろよ。そうしないと何もしないぞ」「知恵を出したところは助けるけれど、知恵を出さないヤツは助けない」と脅す。宮城県知事・村井嘉浩には「お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さん呼べ。いいか。長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ」とすごむ。松本は「知恵を出せない被災者」を切り捨てるつもりなのか。この緊急時に自分は「客」のつもりで県庁を訪れたのか。長幼の序の用語も使い方を間違っている。長幼の序とは、長じたものは幼い者を慈しみ、幼い者は長じたものを尊敬するという儒教的思想に基づいており、守るべき順序をいう。自衛隊の上下関係の規律や主従関係とは異なる。そもそも自治体と政府は対等だ。地方自治制度の基礎も知らない。
極めつけは同席した記者らに「書いたらその社は終わりですからね」と三流やくざのようにすごんだ。だらしがない記者たちはおじけづいて「はい」「はい」と答えたが、社を代表して取材していることを忘れている。「それはおかしい」と即座に反論すべき場面だった。おまけに「九州の人間ですけん、語気が荒い」「ちょっとB型で短絡的なところがあって、私の本意が伝わらない」は明らかに九州人とB型の人に対する差別発言だ。九州人はよく知っているが語気など荒くないし、言葉遣いも思慮深い。血液型で性格が占えるなどという迷信を信じているのは、公人として不適切だ。要するに「何様だ」ということだ。この人物のこれまでの人生は脅迫と差別に満ち満ちていたのであろうか。その性格がスポットを浴びて露呈したのだ。
任命権者である菅の責任が一番重い。菅は復興相人事で打診した政治家からことごとく就任を断られ、仕方なく防災担当相の松本を就けた経緯がある。そもそも菅は3月に自民党総裁・谷垣禎一に電話で震災担当相就任を要請したときには、最重要視していたポジションだ。それを選択肢がないからといって、ろくろく仕事もしていない防災担当相に割り振るといういいかげんな人事を行ったのだ。そのツケが直ちにはね返ってきたことになる。
野党は一斉に反発しているが、菅と松本が辞任しないのなら、6日の集中審議で徹底追及せよ。質問者もかったるい東北出身議員ばかりに固定せず、エースを立てるのだ。松本はこの調子だと必ず第2第3の失言をする。これをてこに菅と松本の問責決議案を提出せよ。必ず可決されるだろう。可決しても辞任しない場合は審議拒否などせずに、むしろ審議をしてその破廉恥ぶりを白日の下に照らし出すべきだ。必要な法案の審議も促進すべきだ。菅が解散に踏み切るなら受けて立てばよい。敵失で自公政権が復活するだろう。九州の人間もB型の人間も民主党には投票しない。それにつけても読売の編集手帳は大傑作だ。松本をイヌのような言葉遣いの政治家に例えて、最後に「イヌのような・・は礼を失していよう。世のイヌ諸君、ごめんなさい」とやった。朝日も社説で「こんな人では心配だ」と指摘している。「悪言の玉は磨き難し」、確信犯は除去せねばならない。
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