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−国益がかかる「外交」まで“延命の道具”にする。菅は許されざる国賊だ−
『msn産経ニュース』が、菅直人首相が「10月訪中」を検討中であるとして、3日未明以下の3記事連発して問題にしています。
菅首相「10月訪中」検討 周辺に調査を指示 長期続投に強い意欲
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110703/plc11070301310000-n1.htm
【民主漂流】首相の延命口実、ついに「外交」まで
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110703/plc11070301310001-n1.htm
10月訪中計画のに「首相の融和傾斜」、駆け込み外交の危うさ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110703/plc11070301320002-n1.htm
事が「中国問題」となると過剰に反応する産経グループとは言え、それを割り引いて考えても事は重大、等閑視するわけにはいきません。内容の詳細は上記各記事をお読みいただくとして、かいつまんで事の次第を述べていこうと思います。
不信任案可否決で大揺れだった6月2日、菅首相は「一定のめど」での退陣を表明し、27日の記者会見では、2次補正予算案、特例公債法案、再生エネルギー特措法案の「3法案成立が(退陣の)一つのめどになる」と言明しました。
これはその都度新聞・テレビを通じて広く国民に伝えられた、言ってみれば総理大臣としての菅直人の、国民に対する公約と言うべきものです。
ところが延命の口実を新たに次々に繰り出してきた菅直人が、今度は遂に「外交」まで延命の道具にし始めたというのです。進退窮まった菅首相が、10月訪中を密かに画策しているのです。
中国では今年の10月10日、かの辛亥革命の「武昌蜂起」から100年の節目の日に当ります。どうでもいい事ながらこの日は、菅直人にとって65歳の誕生日でもあるそうです。それもあってか菅は、ここにきて首相側近の非公式ルートを通じて、中国政府にその前後の訪中を熱心に打診しているということです。
既に国内外に退陣表明しているはずの菅首相が、「首脳外交」に本腰を入れて取り組もうというのですから、およそ有り得ない異様な光景と言うべきです。
しかし当の菅首相はいたって本気モードなのですから始末が悪いのです。「(首相は)国会会期末の8月末で辞めるとは言っていない。今でも10月に中国に行きたいと思っている」と、菅側近はしれっとして言い放っています。
菅政権として「世紀の大チョンボ」であり、日本の「外交的敗北」を決定づけた昨年9月の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件。菅直人はどうやらこの事件で悪化した日中関係を、自らの手で好転させたいという思いに囚われ続けてきたというのです。
中国人船長を勇ましく逮捕・拘留したはいいけれど、中国側の猛抗議に怯んで起訴もせず釈放という「国際的赤っ恥」をかきました。また国家機密のはずだった漁船衝突映像を、当時海上保安官だった「センゴクさんパー(sengoku38)」に、あっさりネット公開されてしまうというおまけつきです。
この事件の最高責任者が他ならぬ菅直人その人です。そんな外交失格者が、今さらのこのこ北京に乗り込んでどうなると言うのでしょう?それに菅首相が間もなく退陣するという事は、国際的にも知れ渡っています。
胡錦濤主席や温家宝首相らからまともに相手にされず適当にあしらわれるか、したたかな中国外交に翻弄され、尖閣諸島海洋資源問題などで中国側に有利な条件を呑まされて帰ってくるのが関の山ではないでしょうか?
国家にとって極めて重要な「外交」ですら延命の道具にしてしまう。こんな国賊級の卑劣漢・菅直人は、その前に何としても始末しておかなければなりません。それには自民党など各野党の問責決議案も辞さない攻勢、分けても「6月退陣」を果たせなかった岡田克也や仙谷由人など党幹部の責任は重大です。
仙谷代表代行は地元徳島市で2日記者団に、「退陣表明している菅首相に求心力は働かず遠心力が強まって弱体化していく。政治的な早期のけじめが必要だ」と語り、3法案の8月上旬成立時退陣、お盆前後党代表選実施のシナリオを描いています。
しかし柳腰ならぬとんだへっぴり腰の党幹部が、果たして菅直人をその時期まで退陣に追い込めるのか最大級の疑問符が付きます。
仮に会期末の8月末を超えて菅直人を延命させてしまえば、「キチガイ解散」はなくなるものの、菅の長期続投がにわかに現実味を帯びてくることになります。
9月以降は「外交の季節」です。手始めに9月上旬は訪米、オバマ大統領との日米首脳会談。9月下旬には国連総会。10月中旬は問題の訪中。そして11月には米国ハワイ・ホノルルでのAPEC開催。
「日本の顔」を外交イベントの途中で代えることは難しくなります。各国首脳からあまねく「退陣表明首相」と認識されている菅直人が、今年後半の外交をすべてこなすという「国辱的展開」になりかねないのです。
11月のホノルルAPECを乗り切った頃、希代のペテン師・菅直人は、「次はいよいよ福島第一原発収束が私に課せられた使命だ」などと言い出して、まんまと越年。新年度国会で改めて不信任案を提出されるまで延命し続けることは確実です。
(大場光太郎・記)
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