http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/922.html
Tweet |
「自民も民主も公明も嫌い」松本復興相 (東京新聞 Tokyo Web 2011年6月29日)
「私は三月十一日以来、自民党も民主党も公明党も嫌いだ。私と私のチームはただ被災者に寄り添うだけだ」。東日本大震災復興対策本部が始動した二十八日、松本龍復興対策担当相は記者会見でこう強調した。
発言そのものは極めて当たり前の内容である。国民の多くもそう思っている。
支持政党なし 63.1%(時事世論調査 2011年6月17日)
黙っていればいいのに、こんなことにも文句をつける愚か者がいる。
復興相の「嫌い発言」に自公猛反発 (産経ニュース 2011.6.29 )
松本龍震災復興担当相の「3月11日以来、民主も自民も公明も嫌いだ」発言を受け、自民、公明両党は29日、松本氏に釈明を求めていく方針を決めた。自民党の逢沢一郎国対委員長は「復旧・復興の中心に立つべき人が与野党の協力が必要ないと考えているならば任に当たる資格無しだ」と猛反発。公明党の漆原良夫国対委員長も「信じられない言葉だ。松本氏はどうかしてしまったのか」と不快感を示した。
自公を相手にしていてもしょうがない。まして菅直人などを批判してもまったく不毛である。そうはいっても、この人事についてはいささかの疑問を覚える。政務官に、一本釣りした自民党の浜田ナントカという奴をもってきたことである。松本はこんなゴミを預けられてどうするつもりだ?松本は自分たちを”チーム・ドラゴン”と呼んでいるらしい。副大臣・政務官の人事は普通大臣の意向を汲むのではないか?政務官受け入れを松本大臣は事前に納得していたのか?どうも余り期待できそうにないチーム・ドラゴンである。
(わたしに勘違いがあったので訂正しておく。この浜田は総務大臣政務官ということらしい。松本龍は東日本大震災復興対策担当内閣府特命担当大臣ということなので別ラインなのか。復興副大臣に就く平野達男は内閣府副大臣である。浜田和幸もてっきり松本龍の下に入ると思ったのだが、総務大臣の下とは。紛らわしいといおうか意味不明な人事である。)
もう一人訳の分からない奴がいる。海江田経産相。
経産相、佐賀訪問 「安全性の疑問解消」 知事、原発再開に傾く (産経ニュース 2011.6.30 )古川知事との会談で海江田経産相は「福島第1原発事故を教訓に、緊急安全対策とシビアアクシデント対策で万全の措置をとった。玄海2、3号機は再稼働しても大丈夫。国が責任を持ちます」と運転再開に理解を求めた。……
古川知事は「浜岡原発停止は政治家としての判断という言葉に注目した。原発の安全性について国が保証するとの声もいただき、私が疑問に思っていた点はクリアされた。後は県議会での議論をみて、総合的に判断したい」と語った。「責任を持つ」といい、「国が保証する」という。海江田は、古川知事の希望に添った発言をしているだけであろう。「責任」の中身もなければ、「保証」の中身もない。双方にとってそんなことを詰める必要はなかった。古川は、玄海原発再開の名分が欲しかっただけである。
古川 康
1982年(昭和57年)4月 自治省(現・総務省)入省 財政局指導課に配属
2003年(平成15年)4月13日 佐賀県知事選挙に当選(無所属、自民党支持)
2007年(平成19年)4月8日 佐賀県知事選挙に再選(無所属、自民党推薦)
ちなみに古川父親は九州電力の社員で玄海原子力発電所のPR館の館長であった。
(ウィキペディアより)
”脱原発”なのか、”段階的脱原発”なのか、”原発推進”なのか。この内閣がどこへ進もうとしているのか、だれにも理解できない。頭はカラッぽ。手足はバラバラ。菅直人には、もう少し踏ん張ってもらって、小沢一郎復活までの時間稼ぎをしてもらおう。
追伸 もう一つおもしろい記事があったので取り上げる。
「かなくず片づけないとお家に帰れない」与謝野氏、今後の身の振り方(産経ニュース 2011.7.1 )(6月30日に社会保障と税の一体改革の政府・与党案がまとまったのを受けて、)「今後の身の振り方については「『雇われ職人』としての職は一応、30日で終わったが、まだかなくずとかが散らかっているので、そういうのを片づけないとお家に帰れない」と答えた。
帰るお家などすでに無い。後足で砂をかけるようにして「立ちあがれ日本」を飛び出して一本釣りされた奴である。党の共同代表を釣り上げられた「立ちあがれ日本」というのも悲惨ではある。まさかここには帰れまい。与謝野馨の選挙区は海江田と同じ東京一区。ここで勝ったり負けたりの戦いをしていた二人である。与謝野の今の議席は、自民党の比例で救ってもらったものである。今更自民党にも帰れない。
この選挙区はあの東国原がねらっているらしい。海江田経産相・与謝野経済財政担当相の現職閣僚二人が東国原に踏みつぶされる。しかし、海江田、与謝野、東国原という選択肢を突きつけられる選挙民はたまったものではない。
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-128.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。