http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/921.html
Tweet |
香港で50万人デモ
香港で50万人デモ
今日(7月1日)は、中国共産党創立90周年とされ、大陸では政府による大会が開催されていますが、香港では中国政府に抗議する50万人のデモがありました。
香港の人口は約700万人、50万人デモというのがいかにすごいか明らかです。
--------------
週刊『前進』(2493号1面1)(2011/06/27 )
国鉄全国運動を大発展させよう
解雇撤回・外注化阻止を闘い JR体制打倒へ進撃しよう
反戦反核・反原発闘争の爆発を
「福島を返せ!」「古里を返せ! 人間を返せ! 未来を返せ!」。福島の地で、3・11大震災以来の全反動を吹き飛ばす腹の底からの血叫びが上がった。エジプト革命につながる湧き上がるような自己解放的決起が、6・11大デモに続き19日のフクシマで実現した。ここからさらに7月の反戦反核・反原発闘争を闘い、8・6ヒロシマ−8・9ナガサキの大行動に総決起しよう。大恐慌の激化と大震災・原発事故に立ち向かい、今こそ職場からの原則的な実践で、闘う労働組合を再生しよう。(写真 6・19フクシマ大行動に1510人【福島市・街なか広場】)
原発「安全宣言」に福島現地から反撃
6月18日、海江田経産相はわずか2日間のペテン的な現地調査で原発の「安全宣言」を行い、「停止中の全原発の早期再稼働」を原発を抱える知事に要請した。全国行脚してでも反対をねじ伏せ稼働させたいと表明した。菅もこれを了承している。あくまで原発を推進するこのインチキで超反動的な政策への最大の反撃が、1510人の大デモだった。6・5国鉄闘争全国運動大集会は、6・11と6・19の反原発デモの大高揚の階級的土台となり、被災地の怒りと一つに結びついて、解雇撤回と反失業・反原発闘争の道筋、闘う労働組合の再生の展望を指し示した。
この中で切り開かれたものは何か。第一に、フクシマの怒りを先頭とした労働者人民の決起が、今や日本の全原発を止める現実的展望を手にしているということである。
なぜ日帝は原発にしがみつくのか。日帝にとって原発は、帝国主義としての新自由主義的な延命基盤そのものであると同時に、核武装とも一体のものだからである。戦後革命を圧殺して55年体制を築いた日帝は、翌年ただちに原子力委員会を設置し、GHQにより解体されていた旧財閥企業を三菱・三井・住友など五つの原子力グループとしても再編することで、戦後の日帝を再建させてきたのだ。
だが今や福島原発事故と反原発闘争の歴史的な高揚が、日帝の原発推進体制を痛撃し、破綻に突き落としている。6月の闘いから8月へ、そして11月労働者集会と来春へのひと連なりの闘いが、原発を止め、日帝を打倒し、プロレタリア革命の勝利を開く大決戦となったのである。
第二に、この画期的地平を引き出すに至った6・19フクシマ大行動の歴史的で感動的な意義ということである。
巨大地震や大津波が引き起こした恐るべき大災害は、まさに新自由主義によってもたらされたものであり、特に原発事故は国家と資本による歴史的人災、階級的犯罪だ。それはオキナワ、ヒロシマ・ナガサキに続く、新たな形をとった帝国主義戦争にも等しいとてつもない大犯罪である。しかも沖縄、広島・長崎にしたのと同じように、日帝は階級的な怒りの決起を鎮圧するために、自衛隊・米軍から行政、御用学者、マスコミまで総動員して、被災地と労働者階級人民の分断を図ろうとした。
だがこの分断を打ち破り、6・5集会には被災地からバスを連ねて大結集し、またこの感動をもって全国・全世界で6・11の100万人デモが、被災地と一つに結びついて闘われた。6・19にはこれらの思いと怒りのすべてをフクシマに結集し、反原発・反失業の組合旗をはためかせ、生き抜く希望と展望を、労農学の生きた団結で打ち立てたのだ。
19日の現地での感動の数々は筆舌に尽くせない。集会をじっと聞いて、次々に集会やデモに入ってくる。女性がビラを握りしめ、目をうるませてうなずく。デモに飛び込んだ高校生が、涙をぬぐい、こぶしを振り上げる。窓から母親と子どもが手を振りながらお辞儀をしている。本当にこの闘いは、地の底から湧き上がる怒りの発露であり、「生き抜くための戦争、絶対に負けられない闘い」(動労千葉・田中康宏委員長)であった。
(写真 政府・東電の原子力災害現地対策本部に向けたデモに100人近くが飛び入り)
6・5大集会-国鉄決戦が階級的土台
第三に、6・5国鉄大集会こそが一切を規定する階級的土台であり、現下の国鉄決戦が、いよいよ決定的になってきたということだ。
電産中国地本の闘いが示すように、日本の労働者は一貫して原発と闘ってきた。それに対して、1980年代の国鉄分割・民営化攻撃で総評と労働組合運動を破壊し、原発反対運動を抑えつけて、原発は建設されてきた。54基のうち30基以上がこの時代に計画・建設されたのだ。
原発で働く労働者の被曝労働は労基法違反であり、「7層のピンハネ」は非正規労働と偽装請負の強制でもある。これらも、労働者派遣法下の攻撃も、国鉄分割・民営化の強行によって現実化したものだ。さらに加えて、原発大事故と震災解雇の嵐を目の前にしての、国労本部による闘争団の切り捨てと連合化はどこまでも許し難いことである。
これに反撃し、6・5大集会は大成功した。こうしてまさに国鉄闘争も反原発・反失業闘争も、闘う労働組合の再生によってこそ勝利の展望が開かれることを示したのだ。
また6・5−6・11−6・19の全過程で、青年労働者と学生が階級の指導部として立ち、無数の人びととの合流を開始した。とりわけ国鉄職場での平成採の青年労働者の決起と、郵政非正規職労働者の組合結成は重要である。それは職場実践をとおした、怒りがうずまく青年労働者の巨大な組織化への歴史的な踏み出しだ。
6・19大行動を、東京新聞などのマスコミも「福島を返せ−市内で1500人反原発デモ」と報道した。「福島を返せ!」は今や革命の要求だ。福島県教組の登場、国労郡山工場支部、自治労、全逓、そして合同労組、さらに
福島大の学生などの決起の一つひとつが、実に衝撃的だった。
7月闘争が決定的に重要な位置もつ
国鉄解雇撤回闘争の政治和解と国労本部の総屈服が、郵政労働者の大量解雇・賃金カットに道を開き、国家公務員の10%賃金削減や、地方公務員への攻撃にも拡大している。だが今や怒りの反撃が、国労大会代議員選挙闘争として職場から始まった。
外注化と基地統廃合による組織破壊攻撃に対して、動労千葉は「組織拡大で外注化を止める」(幕張支部・山田護支部長)と怒りをたぎらせ猛然と決起している。主流派精神をみなぎらせ、闘争団の切り捨てと連合化を許さず、7月国労大会決戦に勝利しよう。
さらに開始された全逓の非正規職の闘いを始め、4大産別と全産別で職場から決起して階級的労働運動を復権しよう。
原爆投下から66年、今年の8・6広島−8・9長崎反戦・反核・反原発闘争は、「ヒロシマ・ナガサキ・フクシマをくり返すな!」を全世界に熱烈にアピールする歴史的な闘いとなった。そこに向け7・8東北大学集会、7・10反戦反核東京集会、7・17いわき集会の成功へ闘おう。
さらに、関西生コン支部の7・17反弾圧大集会(午後1時、中之島・剣先公園)に決起しよう。辺野古新基地建設とオスプレイ普天間配備を沖縄に押しつける菅政権を打倒しよう。三里塚天神峰現闘本部の代執行粉砕へ闘う戦列を強化しよう。
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no11/f2493sm.htm#a1_1
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。