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わが国は1920年代以後国家戦略で著しく遅れを取り、これが太平洋戦争の敗北と
今日の外交的混迷を招いたので、これを取り戻す明確な外交・国家戦略が欲しい。
政治や軍事で小物ばかりが幅を利かせ、大正デモクラシーならぬ大正デマゴキーと呼ぶべき状態となった。
孫文の日本覇権主義への批判、ソ連への接近は右翼民族的な反発にとどまり、
明治期のような国家戦略も立てる事も出来ず、徒に時流におもねり、
国益より派閥・省益を優先して陸奥、小村の外交的努力を水泡に帰した。
とにかく浜口首相を暗殺した右翼が統帥権干犯の意味も知らぬというほど
国家戦略がグチャグチャなまま現在に来た日本。
戦争賛美と文革礼賛はコインの裏表だ。ただその時のブームに乗って当選し、
有権者のKY(空気を読む)事だけに長けた政治家ばかりの国会。
一旦首相になっても、時代と大衆に合わせる事にしか頭がないから頭が空っぽである事が暴露され、結局別の勢力におろされる。
その別の勢力の神輿もまた似たようなレベルだから永久に同じ事が永田町で繰り返される。
数は大事だが、理念を放置して多数派になる事を自己目的化するから今の国会のようになる。
今のままではアメリカ進駐軍やら中華進駐軍やら朝鮮進駐軍やらに
日本の政府が倒されるまで政争は続くだろう。
大正以後の日本はモンゴルに滅ぼされた南宋の党派抗争の時代に似ている。
今の人類は米中の銃剣によって米中いずれかに就くよう迫られている。
このような状況を正確に捕らえて、対応できる政治家が求められている。
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