http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/889.html
Tweet |
日刊ゲンダイ2011/7/2 1日発行
警察・検察の可視可「反対」はイチャモンだ!
もはや反対理由はイチャモンの類いである。
警察庁がきのう(30日)公表した過去2年間の取り調べの一部録音・録画(可視化)の検証結果で、取調官の9割以上が「真実の供述が得られなくなる」と否定的な見解を示したというのだ。
取り調べ手法が「違法」でない限り、可視化しても何ら問題はない。可視化で「真実が得られなくなる」とは一体どういう理屈なのか。
◇
検察、警察がどんなにヘリクツを並べても、全面可視化は時代の要請だ。6月下旬からは、法制審議会の特別部会で法制化の議論も始まったし、警察庁の検証結果でも、取調官の97・1%が自白の任意性の立証に「効果アリ」と回答。可視化すれば、郵便不正事件以降、全国の公判で常態化≠オている「ウソの供述調書を取られた」なんてやりとりもなくなる。容疑者(被告)だけでなく、検察、警察にとっても必要な制度だろう。
「警察庁の検証結果を見る限り、可視化はメリットだらけ。それでいて導入すると『真実の供述が得られなくなる』とは全く反対理由になっていない。幼児がダダをこねているようです。検察はもっとヒドイ。東京地検特捜部が初めて実施した全面可視化の様子を見た検察幹部は『取り調べの検事が、誘導や脅迫と受け止められることを恐れて萎縮したためか、十分な追及ができていない』と感想を漏らしたが、可視化されるとなぜ萎縮するのかサッパリ分からない。逆に今までは、そんなにやりたい放題だったのかと勘繰ってしまいます」(司法記者)
元大阪高検公安部長の三井環氏がこう言う。
「本来の取り調べは、容疑者とじっくり向き合い、人間関係を築いて行うもの。ところが、今の検事はその努力を怠り、ムリヤリ自白を取ろうとして脅しやスカシなどメチヤクチャやる。それがバレるから可視化に砥抗するのです。『可視化で信頼関係を失う』なんて、今の自分たちの調べがオカシイと言っているようなものです」
検事のコミュニケーション能力の低さが問題
可視化で萎縮する、なんてバカ検事はコミュニケーション能力がゼロと同じ。こんな検事がいたら冤罪が増えるだけ。
さっさと辞めた方が国民のためだ。
───
※日刊ゲンダイはケータイで読める。
この貴重な媒体を応援しよう!
http://gendai.net/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。