http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/886.html
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小沢氏関連裁判に朗報。東京地裁 登石裁判長はエライ!!
http://31634308.at.webry.info/201107/article_2.html
2011/07/01 23:05 かっちの言い分
日刊ゲンダイ紙や阿修羅などの記事で、小沢氏元秘書の裁判において、検察側が追い詰められているという記事が出ていたが、今日の全容が明らかになってきた。やはり、火の無いところには、煙は立たない。東京地検特捜部の検事前調書の証拠が大幅に不採用になった。従来ならあり得ない話である。東京地裁の登石郁朗裁判長が担当すると聞いて、どのように公判を指揮するかと心配していたが、まずは公正にやってもらっているようだ。いくつかの新聞に、この記事が出ていたが、東京新聞が最も詳しく正確な情報が書かれている。
元秘書供述調書 「小沢氏へ報告」不採用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011070102000193.html
2011年7月1日 夕刊
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた衆院議員石川知裕被告(38)ら元秘書三人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は六月三十日、検察側が証拠請求していた三人の供述調書計三十八通のうち、十二通を採用しないことを決めた。
石川被告らが政治資金収支報告書の提出前に虚偽記入について小沢元代表らに報告、了承されたとする調書などが中心。弁護側によると、裁判所は「取り調べ検事による威圧、誘導があり、任意性がない」としているという。
検察側はこれらの調書を立証の柱にしてきたため、二十日に行われる論告の内容の見直しを迫られるとともに、検察審査会の議決で強制起訴された小沢元代表の裁判にも大きな影響を与えそうだ。
弁護側によると、調書全体が却下されたのは、石川被告の供述調書十五通のうち十通と、後任の池田光智被告(33)の二十一通のうち二通。二人のほかの調書についても、部分的に却下されたものがある。二人が自らの虚偽記入を認めた部分は採用されたという。 陸山会の会計責任者だった大久保隆規被告(50)の二通の調書は採用された。
この中で、注目されるのは、石川議員の調書15通の内10通も不採用ということである。この中には、石川議員が当時、記載したことを小沢氏に相談したとした検事調書も含まれており、検察審査会で強制起訴した根拠が石川議員の検事調書というから、小沢氏の起訴の根拠も無くなる可能性が出てくる。
この中で、裁判所が検察を悪質としている中に、NHKが入手した決定文の中で、『裁判所は、石川議員の取り調べを担当した検事が、「特捜部は恐ろしいところだ、何でも出来るところだぞ、捜査がどんどん拡大していく」と脅すような言葉を述べる一方で、「調書にこれぐらい書いても、小沢さんは起訴にならないから」と安心させるような言葉も伝えていたと認めました。そのうえで、「威迫とも言うべき心理的圧迫と利益誘導を織り交ぜながら、巧妙に供述を誘導した」と指摘し、特捜部の取り調べを厳しく批判しました。今回、証拠として採用されなかった供述調書の中には、石川議員らが「小沢元代表に報告、相談した」などと供述した調書も含まれています。』また、他の被告が自白したとの虚偽を告げて供述を引き出す不適切な「切り違え尋問」も認定されたという。
検察、特に地検特捜部はとんでもないところである。動かぬ証拠自体を改竄するのが地検特捜部であり、検事調書で、これぐらいのことを書くのは常態化して、相手を陥れることには何の呵責もないのであろう。小沢さんの事件も、これでもか、これでもかと、叩かれていたが、今回の裁判では日本にも検察の言いなりになっている裁判長だけではないと、救われる思いがする。
馬淵議員が菅首相にお払い箱にされ、小沢氏のところに挨拶に行ったというが、今更ノコノコとすり寄るのは見苦しい。
石川議員の方の裁判が早く決着が着けば、小沢氏の強制起訴を受けた裁判も、起訴の根拠となった石川議員の検事調書がなくなり不起訴ということになれば、党員資格停止も解かれることになる。
今、民主党の執行部はあわてているだろう。座敷牢に押し込めていた小沢氏が意外に早く牢から出る可能性が出てきた。小沢氏を牢から出す前に、代表選などをやってしまう動きが加速するかもしれない。いずれにしても、小沢復権は近いことを期待する。
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