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「ポスト菅」選びが停滞=野田氏、「増税色」消しに躍起−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011070100888
菅直人首相(64)の後継を決める民主党の代表選びが停滞している。首相が退陣表明したものの、その時期が依然はっきりしないためだ。「候補者」を抱える党内各グループもけん制し合い、水面下で情報収集に動く程度で、衆目が一致する有力候補は現れていない。
野田佳彦財務相(54)は、仙谷由人代表代行ら党幹部が首相の6月退陣を前提に、擁立を目指した経緯から「ポスト菅一番手」とされる。しかし、社会保障と税の一体改革で「消費税10%」を主導したため、「財務省の言いなり」と厳しい評価も少なくない。
野田氏周辺は「増税路線のイメージをどう薄めるか」に知恵を絞るが、当面の基本戦略はいかに目立たないか。「本命候補と目されているから、表立って動くとつぶされる」(若手)ためだ。夏の研修会や夜の会合は一切取りやめ、テレビ出演もすべて断るなど、消極的対応が目立つ。
最大勢力の小沢一郎元代表支持グループは、中堅・若手が主体で、自前の候補がいないのが悩み。首相の退陣表明直後は鹿野道彦農林水産相(69)を推す声があったが、首相より高齢の上、小沢氏自身が否定的な反応を示したとされ、支持に広がりがみられない。肝心の鹿野氏本人の意志もはっきりせず、同氏擁立を目指す有志約20人が6月30日に都内で開いた会合にも姿を見せなかった。
小沢鋭仁元環境相(57)は推薦人集めなどの活動を意識的に抑えた。「首相がいつ辞めるか分からないので動きにくい」(周辺)という。かねて出馬の意志を公言してきた樽床伸二元国対委員長(51)も、首相の退陣表明以降は、代表選への対応には言及を避けている。
こうした中、外国人献金問題で3月、辞任に追い込まれた前原誠司前外相(49)の出馬が取り沙汰され始めた。首相に早期退陣を求めたほか、首相が衆院解散・総選挙の可能性に言及したことを「あってはならない」と批判。前原氏のグループからは「謹慎中なのに踏み込んだ発言を繰り返しているのは、意欲があるためでは」(若手)との声が上がる。各種世論調査でも、他の候補と比べると支持率は高く、「消去法」で有力候補に浮上する可能性もある。
(2011/07/01-20:11)
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