http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/865.html
Tweet |
無罪確定!小沢始動!常在戦場!時は満ちた!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1067.html
2011.07/01 [Fri] 日々坦々
これで、検察審査会による起訴相当の議決は完全に崩れた。
■小沢氏への「報告」調書も却下=元秘書裁判、任意性を否定−東京地裁
(時事通信2011/07/01-10:03)
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員石川知裕被告(38)ら元秘書3人の裁判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が採用を却下した供述調書には、「小沢元代表に収支報告書の虚偽記載を報告し、了承を受けた」とする石川被告らの調書も含まれていることが1日、関係者の話で分かった。小沢元代表については、検察審査会がこれらの調書の信用性を認定して、起訴すべきだと議決していた。小沢元代表の公判は別の裁判官が担当するが、影響を与える可能性がある。
関係者によると、採用が却下されたのは、石川被告と元私設秘書池田光智被告(33)の供述調書計十数通で、検察側が証拠請求して採用が未定だった調書の約半数に当たる。いずれも検事による威圧的な取り調べや違法な誘導があったとして、供述が任意でなされたことに疑いがあると判断されたという。
「影響を与える可能性がある」と言っているが、この証言を採用して起訴すべきと議決していることから、その前提となる証言がそもそも信用ならないとして不採用になっている、ということは、検察審査会の議決自体が完全に前提が崩れたことになる。
震災の前日に掲載された日刊ゲンダイに司法ジャーナリストの話として次のように書いてあった。
≪「指定弁護士の“武器”である直接的な証拠は石川被告の調書しかありません。しかし、否定されたままでは検察審査会が断定した“小沢共謀”の立証は難しい。何よりおかしいのは、事件の動機です。指定弁護士は、小沢が衆院に提出した資産報告書の預貯金の記載が『なし』だったのに、『政治資金収支報告書』に土地の購入代金4億円を記載すると不自然さが目立つからだとしていますが、仮に資産報告書に書き忘れていても罰則規定はない。そもそも普通預貯金なら、何億円あろうが書く必要もありません。これが果たして動機になるのか。こうなるとイチャモンの類い。よほど厳しい状況なのでしょう」≫
(日刊ゲンダイ2011年3月10日)
今回のニュースが今後の小沢さんが抱える裁判に大きく影響するにもかかわらず、報道も明らかにそのことには触れず、このニュースを矮小化しているようにみえる。
■検察側請求の供述調書、十数通却下…陸山会事件
(読売新聞2011年7月1日03時10分)
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)ら元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は30日、検察側が証拠請求していた3人の捜査段階の供述調書計38通のうち十数通を却下し、検察、弁護側双方に伝えた。
関係者によると、却下された十数通の中には、石川被告の後任の池田光智被告(33)が逮捕後の取り調べで、元会計責任者・大久保隆規被告(50)との共謀を認めた調書も含まれ、任意性が否定された。石川被告の複数の調書も却下されたという。
検察側は、石川被告の供述調書15通、池田被告の調書21通、大久保被告の調書2通を証拠請求していた。
■小沢氏元秘書の供述調書、一部不採用 陸山会事件公判
(朝日新聞2011年7月1日3時2分)
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は30日、衆院議員・石川知裕被告(38)と元秘書・池田光智被告(33)の捜査段階の自白調書の一部を証拠として採用しない決定をした。
自白調書を立証の柱に据える検察側は、7月20日に読み上げる予定の論告内容の再検討を迫られる。公判は8月22日に弁護側の最終弁論があって結審し、秋にも判決が言い渡される。
検察側が証拠請求していたのは、この2人が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑を認めた内容を含む供述調書三十数通。無罪を主張する元秘書らの弁護側は、「調書は取り調べ検事の脅迫や誘導によってつくられた」と主張していた。
追加
■裁判所 特捜部の取り調べ批判
(NHKニュース2011年7月1日 18時43分)
民主党の小沢元代表の政治資金を巡る事件で、起訴された元秘書らの主な供述調書のほとんどが証拠として採用されないことになりました。決定の中で裁判所は、「心理的圧迫と利益誘導を織り交ぜながら、巧妙に供述を誘導した」と指摘し、東京地検特捜部の取り調べを厳しく批判しました。
この事件で、収支報告書にうそを記載した罪に問われている衆議院議員の石川知裕被告(38)ら小沢元代表の元秘書3人は、裁判で無罪を主張し、検察は起訴の内容を認めた捜査段階の供述調書38通を証拠として採用するよう求めていました。これについて、東京地方裁判所はこのうち12通を「信用できない」として、証拠として採用しない決定をしました。NHKが入手した決定文の中で、裁判所は、石川議員の取り調べを担当した検事が、「特捜部は恐ろしいところだ、何でも出来るところだぞ、捜査がどんどん拡大していく」と脅すような言葉を述べる一方で、「調書にこれぐらい書いても、小沢さんは起訴にならないから」と安心させるような言葉も伝えていたと認めました。そのうえで、「威迫とも言うべき心理的圧迫と利益誘導を織り交ぜながら、巧妙に供述を誘導した」と指摘し、特捜部の取り調べを厳しく批判しました。今回、証拠として採用されなかった供述調書の中には、石川議員らが「小沢元代表に報告、相談した」などと供述した調書も含まれています。裁判所の決定は、ことし秋にも判決が言い渡される見通しの石川議員らの裁判だけでなく、今後の小沢氏の裁判にも影響を与える可能性があります。一方、検察は、調書に対する評価が不当だとして、近く東京地裁に異議申し立てを行うことを検討しているということです。検察幹部の1人は、「客観的に見て、収支報告書にうその記載があったことは間違いないので、無罪になることはありえないと思っている。バタバタしてもしかたがないので、淡々と判決を待つしかない」と話しています。元秘書らの弁護団の関係者は、「自分たちも驚くほど検察の調書が採用されなかった。検察が主張したかった内容はすべて削られたと言える。裁判長の怒りのようなものも感じる」と話しています。
この発表を前に小沢事務所に脅迫文が送り付けられたということが、大きく報じられている。
中味は全然、大したことが無くなんでこんなに大きく報じるのか、かなり疑問が残る。
■「警告に従わないと処刑」小沢一郎元代表に脅迫文
(産経新聞2011.6.30 18:39)
■小沢一郎氏に脅迫文=千枚通し同封「政界引退を」−警視庁
(時事通信2011/06/30-18:27)
この脅迫文の消印は28日で、大阪府内で投函されたと書かれている。
流れでみれば、明らかにスピンであり、メディアコントロールが行われ、「調書不採用」のニュースに対する目くらましだろう。
一連の原発事故からの原子力村の住人たちなど、既得権益者や官僚、東電、財界、などの権力構造やマスコミなどを含めた大きな力が結集して、原発マネー、電力マネーの周りで蠢いている。
莫大な金と利権が絡み合ったできたその一大勢力が、国家レベル、国家権力の全てを使って、事故により増えた「嫌原発」の世論に対して巻き返しを図っているようにも見える。
それは計画停電しかり、今回の節電デマしかりで、供給可能電力は足りているのに「原発推進」のため国民全員をペテンにかけている。
これと全く同じような力が働いて小沢一郎を政治的に抹殺しよとしてきたと思うと、恐ろしい限りだ。
エネルギー政策だけではなく、国の在り方、政治のシステムを全て覆そうとすれば、原発関係以上の反発があるのは容易に想像できることだ。
だから、今回の調書一部不採用のニュースに接しても、まだまだ油断は大敵だといえる。
以前、日刊ゲンダイが今回不採用になったトンデモ調書を作ったとされる悪徳検事二名の実名を挙げていたので転載させていただく。
■前田受刑者だけじゃない!小沢捜査に投入された2人の「ワル」検事
(日刊ゲンダイ2011/5/30)
検察の悪あがきに「美しくない」と裁判長も一喝
ヤバイのは改ざん検事だけじゃなかった。27日の陸山会裁判で、池田元秘書の取り調べ検事2人が別事件で作成し大阪地裁に供述調書の任意性を否定された判決文を、弁護側が証拠要請。これを裁判長が採用し、2人を“札付き検事”と認定したのだ。
すでに公判では、大久保元秘書を取り調べた元大阪地検特捜部の前田恒彦受刑者(43)の奇行がバクロされたが、問題の2人、蜂須賀三紀雄検事(38)と花崎政之検事(48)も相当なタマだ。
蜂須賀検事は東京地検特捜部で、西松事件から小沢捜査を担当。花崎検事は最高検所属で、陸山会事件の応援に駆り出された。2人ともかつて大阪地検特捜部に在籍し、それぞれ別の事件で裁判所に調書を全否定された。
「蜂須賀検事は07年の奈良・生駒市の汚職事件です。逮捕した元市議会議長を取り調べ。公判の過程で『死ぬほど思い出せ』『女房や息子を逮捕する』と脅し、自白を強要したとして地裁に全調書を却下された。本人も証人として呼ばれたが、『最初から自白し、反省していました』と平然とした顔で証言したのには驚きました」(大阪在住のジャーナリスト)
この事件で蜂須賀検事は取り調べメモを破棄。昨年10月に元市議会議長から証拠隠滅の罪で告発されている。
花崎検事は「イカリソース」旧経営陣らの詐欺事件。担当した元相談役に大阪地裁は08年3月、一部無罪を言い渡した。判決文で花崎検事が元相談役を2日にわたって深夜まで聴取。「認めれば保釈できる」「署名しろ」と繰り返し迫り、被告の意に沿わない調書に署名させたと認定した。
恐ろしいことに、2人とも裁判所の「警鐘」に懲りず、両事件と同じ手口で池田元秘書を自白させたフシがあるのだ。
「蜂須賀検事は『真剣に思い出す気があるのか』と物凄いけんまくで怒鳴り上げ、花崎検事はまたも2日に及ぶ深夜聴取。疲労困憊(こんぱい)の池田元秘書に『調書に署名しなければ保釈されない』などと迫って自白を強要したと、弁護側は主張しています」(司法関係者)
この日の証拠採用に検察側は異議を唱えて抵抗し、裁判長に「検察官として美しくない」と一喝された。どうして大阪地検には「ワル」ばかり集まり、よりによって小沢捜査に大量投入されたのか。
こんな腐れ裁判などは、公判が維持できないことくらい最初からわかっているのだから、一日でも早く指定弁護士は恥かく前に裁判所と相談して中止すべきである。
できたら足枷が無くなって晴れて代表戦に突入し、小沢総理で大ナタを振っていただきたいと思う。
先日の両院総会で退陣する条件を提示したが、そのあとの人事で国民新党の亀井さんの戦略が垣間見えてきた。
亀井さんはもともと嫌で自民党を飛び出したわけではなく、郵政でまさか小泉前首相がそこまでするとは思わずに反対していたら追い出された、という口なので民主党より心情的には自民党のほうが近いことは確かだろう。
その亀井さんの現時点での最大の仕事は、早々に郵政改革法の成立させて、自民党とも組めるような体制をつくることではないだろうか。
そしてもう一つ、菅さんに解散をさせないこと。
■「郵政改革法案の審議を」総務相が自民に直談判
(朝日新聞2011年6月30日20時58分)
■国民新党:亀井代表 菅首相支える狙い「郵政改革法案」か
(毎日新聞 2011年6月27日21時24分)
亀井さんは、もしかしたら郵政法案を成立させるため、秋口まで菅総理を支え、辞任条件の三法案はすぐに通らないように動くかもしれない。
そして菅さんが辞任する時には、自民党の一部を取り込み、小沢さんと組むのか、自民中心の連立政権に向かうのかはわからないが、政界再編に向けた動きを必ず仕掛けるはずだ。
今の菅さんの最大の強みは、総選挙があるかもしれないと喧伝することで、現時点ではこれがかなり功奏しているようだ。
反菅で固まっているの民主党幹部の面々、旧民主党オリジナルメンバー勢力は、腫れ物に触るように首相に相対しているように見える。
今や菅首相を批判することにしか、自らを奮い立たせる術がなく、国民に認められない存在になりつつあり、双方のつぶし合いがより激化してくるだろう。
ただ、その意気は消沈し、せいぜい犬の遠吠えのような「書」などを掲げるのが関の山、という情けない状態だ。
「宰相不幸社会」、「感動した。菅どうした」、「百害あって一利なし」
内容はともかくとして、これを「書」にしてわざわざ公的な場に出す神経が、到底理解に苦しむ。
まあ、安住ならやりそうだとつい思ってしまう。
その民主党の面汚し幹部とは打って変わって、小沢さんは6/2以降、グループの地固めで多くの議員と会っていている。
以前から言われている、1期〜3期の衆議院議員を中心に結成された「一新会」と当選1回の衆議院議員中心の「北辰会」、そして「旧自由党グループ」を一つにまとめるという動きもあるようだ。
亀井さんのアドバイスで首相は小沢派を取り込もうと画策していたということだ。
■菅首相:閣僚人事 山岡氏に「入閣」打診 小沢グループと融和図る?
(毎日新聞 2011年7月1日 東京朝刊)
だが、これは建前だけの得意のパフォーマンスだったのではないとみている。
29日夕、都内で開かれた東祥三内閣府副大臣のパーティーで、小沢さんはこうハッパをかけた、ということだ。
「われわれが掲げた『国民の生活が第一』の精神を忘れているところに国民の不信感が募っている。原点に返り一生懸命努力すれば必ずまた支持を得られる。選挙があるとは思わないが、衆院は常在戦場だ!」
小沢さんは当初、復興には全力で菅さんを支えていこうと思っていたが、原発対応などを見て、その危うさに警鐘を鳴らし、早い段階からメルトダウンを指摘していた。
「東北復興ビジョン」を打ち出すという話もある。
今後、徐々に表に出る機会が増え、日本復興に全力を傾注されるときも、そう遠くない時期にくることになるだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。