http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/855.html
Tweet |
検察ブルブル…小沢元秘書“ゲロった調書”一部不採用に
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110701/plt1107011148001-n1.htm
2011.07.01 夕刊フジ
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が、政治資金規正法違反の罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の検察官に対する供述調書38通のうち、一部を採用しない決定をしたことが分かった。関係者が6月30日、明らかにした。
検察側が証拠請求したのは、石川議員15通、池田光智被告(33)21通、大久保隆規被告(50)2通。関係者によると、うち十数通について、調書全体か一部分が不採用になったとみられる。
調書には、石川議員と池田元秘書が自らの虚偽記入のほか、大久保元秘書の関与や小沢元代表への報告を認め、大久保元秘書が収支報告書を確認していたことを示す内容も含まれている。公判で石川議員は保釈後の再聴取をひそかに録音した記録を基に「供述は誘導された」と主張。大久保、池田両元秘書も任意性や信用性を争っていた。
◇
【陸山会事件】小沢氏への「報告」調書却下 元秘書裁判、任意性を否定 小沢氏公判へも影響
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110701/trl11070110260003-n1.htm
2011.7.1 10:25 産経新聞
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が不採用とした調書に「小沢元代表に収支報告書の虚偽記載を報告し、了承を受けた」とする石川被告らの調書も含まれていたことが1日、関係者の話で分かった。
小沢元代表については、検察審査会がこれらの調書の信用性を認定して、強制的に起訴された経緯がある。今回、調書採用が退けられたことは、今秋にも始まるとみられる小沢元代表の公判にも大きな影響を与える可能性がある。
地裁は6月30日に、検察側が証拠申請していた元秘書3人の供述調書について、一部を採用しない決定をしていた。関係者によると、採用が却下された調書は、石川被告分が10通と、元私設秘書、池田光智被告(33)分が2通。いずれも取り調べ検事による威圧や違法な誘導があったとして、供述が任意でなされたことに疑いがあると判断されたという。
採用されなかった調書には、石川、池田両被告が、会計責任者だった元公設第一秘書、大久保被告(50)に虚偽記載を報告し、了承されたという調書に加え、小沢元代表への報告・了承を認めた調書が含まれている。また大久保元秘書の調書2通は採用されたが、「信用性に問題がある」と指摘されたという。
◇
陸山会事件:却下調書に「小沢元代表関与」部分 東京地裁
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110701k0000e040054000c.html
毎日新聞 2011年7月1日 11時43分(最終更新 7月1日 13時07分)
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元私設秘書の衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が証拠採用を却下した供述調書の中に、元代表の関与を認めた調書も含まれていることが分かった。秋にも予定される3人の判決への影響は必至で、強制起訴された小沢元代表の公判にも波及する可能性がある。
関係者によると、検察側が証拠請求した3人の供述調書計38通のうち十数通が採用されず、残る調書の多くも部分的に却下された。
地裁はこの決定で、石川被告と元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)、元私設秘書の池田光智被告(33)に対する検事の取り調べにおいて、石川被告らが自身の関与を認めた供述を維持すれば、小沢元代表の逮捕や強制起訴に及ばないと示唆するなどの利益誘導があったと指摘。それ以外にも、他の被告が自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする「切り違え尋問」や、目前でメモを破り捨てて威迫するなど供述の任意性に疑いがある調べがあったとして証拠採用しなかった。
石川被告は保釈後の再聴取でICレコーダーを使ってひそかに録音し、ここでも任意性に疑いがある調べが記録されていたことが決定の根拠の一つになったとみられる。石川被告は1日、取材に「小沢先生への報告・了承の調書が採用されないのは当然の判断で主張が認められたと思う」と話した。
大久保被告が捜査段階で虚偽記載への関与を認めたとされる調書は、大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(43)=証拠改ざん事件で実刑確定=によって作成され、検察側が初公判直前に請求を撤回。それ以外に関与を示す直接証拠は石川、池田両被告の調書しかなく、無罪を主張する大久保被告に極めて有利な決定となった。
小沢元代表を強制起訴した検察官役の指定弁護士は石川、池田両被告の調書を共謀の証拠として公判前整理手続きで証拠請求し、元代表側は採用に同意しない意向。元代表の公判は登石裁判長とは別の裁判官が担当し、早ければ秋にも初公判が開かれる。【鈴木一生、野口由紀】
◇「判決への影響は確実」…検察幹部
証拠調べをすべて終え、論告求刑を約3週間後に控えた時期の調書不採用に、検察幹部の1人は「あそこまで(却下される)とは。判決への影響は確実だろう」と懸念した。その上で、20日に予定されている論告の内容についても再検討する必要性を示唆した。別の検察幹部は「客観的には収支報告書への虚偽記載はあるし、元秘書の公判での証言はめちゃくちゃ。無罪はあり得ず、(調書を抜きにして)犯罪の構成を認めるのではないか」との見方を示した。
一方、小沢元代表の裁判で検察官役を務める指定弁護士の1人は「(小沢元代表の裁判とは)別の裁判官の判断。公判で改めて(石川議員らから)話を聞かせてもらうことになる」としつつ、「却下された理由がわからないので、(元秘書3人の)判決などを精査したい」と語った。【山本将克】
◇
調書却下 小沢氏裁判に影響か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110701/k10013902661000.html
7月1日 11時59分 NHK
民主党の小沢元代表の政治資金を巡って、収支報告書にうその記載をした罪に問われている元秘書3人の裁判で裁判所は、小沢元代表に報告したことを認めた元秘書の捜査段階の供述調書を証拠として採用しないことを決めました。小沢元代表本人の裁判にも影響を与える可能性があります。
この事件は、民主党の小沢元代表の資金管理団体の政治資金を巡って収支報告書にうその記載をしたとして、衆議院議員の石川知裕被告(38)ら元秘書3人が、政治資金規正法違反の罪に問われているものです。石川議員らが裁判で無罪を主張したのに対して、検察は起訴の内容を認めた捜査段階の供述調書38通を証拠として採用するよう求めていました。このうち12通について、東京地方裁判所は「小沢元代表の逮捕をほのめかすなど威圧的な取り調べや利益誘導が行われ、信用できない」などと判断し、証拠として採用しない決定をしました。関係者によりますと、この中には「小沢元代表に報告・相談した」などと供述した石川議員ら元秘書2人の調書も含まれているということです。これらの調書は、小沢氏を強制的に起訴することを決めた検察審査会の議決の中で事件への関与を示す重要な証拠とされていて、小沢氏の裁判でも同じように「調書は信用できない」と判断されれば、裁判の行方に影響を与える可能性があります。小沢元代表の裁判で検察官役を務める指定弁護士は「石川議員らの裁判とは争っている点や担当の裁判官が異なるので直接的な影響はないと考えている」と話しています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。