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抗議の避難住民、東電新旧社長の車止める (読売新聞)
東京電力の西沢俊夫社長と清水正孝前社長が30日、福島県郡山市の避難所「ビッグパレットふくしま」を訪問した際、避難住民が車を止め、約10分間にわたって抗議する一幕があった。
就任後初めて福島県入りした西沢社長は同日、清水前社長とともに、ビッグパレットで富岡町と川内村の両首長と会い、福島第一原発事故について謝罪した。
西沢社長らは同じ敷地の避難所には立ち寄らず、車に乗り込んだところ、警戒区域となっている同町の自営業男性(60)が車のドアに手をかけ、「今まで通りの生活ができるようにしてくれ」と、東電の対応を強い口調で非難した。
男性は原発事故後、避難所など10か所を転々とした後、同市内のアパートで暮らしており、偶然2人を見かけたという。
抗議の間、新旧社長は宙を見つめたり、目を伏せたりして、一言も発しなかった。
[ 2011年6月30日22時13分 ]
僕がこの人でも、同じことをしたと思う。
生活を破壊した張本人どもが目の前にいれば、とっつかまえて大抗議をしただろう。
然るに「一言も発しない」とはどういうことか。
この人は「天災」によって、仕事や家を奪われたわけではない。
一度クラッシュすれば、人々の生活や命を破壊し尽くしてしまう、危険なシロモノに、充分な安全対策をしてこなかった東電のせいで今の生活に落とされたのだ。
抗議に対して、謝罪の一言でもあるべきだろう。
所詮、このヤカラどもにとって、避難民など虫けら以下の存在なのか。
避難地域の首長だけに謝罪して、避難所には立ち寄りもしない。
これから、東電に対するさまざまな訴訟が提起されるだろう。
徹底的に闘って、このヤカラどもを身ぐるみ剥いでしまうべきだ。
なのに、不思議なことに、警察・検察は、彼らの刑事責任を追及しようとしない。
「焼肉酒家えびす」は徹底糾弾一方で東京電力はどうなのか
(略)この食中毒事件は徹底的に糾弾された。捜査当局は社長宅含め、家宅捜索を行い、マスコミは同社長を「極悪人」に仕立て上げ、連日報道、自宅まで詰め寄った。結果、会社は本日解散、来月からは被害者への賠償が始まる。
一方で東電の原発事故はどうだろうか。
この事故によって、何千人とも、あるいは何万人にも上る健康被害者の出ることが確定的になっている。高濃度の放射能の飛んできている東日本の広い範囲では、人生を一変、あるいは破壊された人々が、きょうも不自由な生活を余儀なくされている。
さらに、これからの日本を背負っていくこどもたち、彼らの少なくない人数を放射能被曝者にしてしまった。なんということだろう。これは世界的にみても、許しがたい企業犯罪に他ならない。
ダイヤモンド・オンライン”週刊 上杉隆”「なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか」より引用
僕ら一般人は、たとえば車を運転していて人身事故を起こした場合、必ず「業務上過失傷害」に問われ、刑事罰を課せられる。
まず、それから逃れるのは100%、無理である。この国の司法権力は、「小悪」を絶対に見過ごさない。
そして、行政処分。加療30日以上の怪我を相手に負わせれば、一発、免停である。
さらに、相手への賠償も行わなければならず、強制的に加入させられる自賠責と任意保険の保険代を払うのも、馬鹿にならない。
運転者にこれだけの手枷、足枷をはめるのは、「人の命」にかかわる「業務」だからだ。
然るに、「放射性物質」という、人間を破壊するような危険なモノを取り扱い、それを多数の住民の頭上に降り注がせた元凶が、どうして「お咎めなし」のままなのか。
この国では、あまりに巨大な悪は免責されるのだ。国家が加担し、マスコミが黙認した犯罪は、見逃されるのだ。
そして、5年後、10年後、国際賠償などの信じがたい不幸がこの国を襲い、多くの国民が被曝による健康被害と戦い始めた頃、東電幹部たちは、引退し、何食わぬ顔で生活していることだろう。
それは今の政府、マスコミにも言える。犯罪者たちを放置することは決して許されない。犯罪者は罰せられるべきなのだ。さもないと、日本の復活はありえず、被曝者たちも浮かばれないのだ。(同上)
小沢一郎氏に加えられた壮絶な検察・マスコミの攻撃、そして、数々の冤罪事件。
小さな罪をデッチあげ、大きな罪はスルーする。
このニッポンという国家は、どこまで不公平で、悪辣なんだろう。
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