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「日々担々」資料ブログ
(日刊ゲンダイ2011/6/30)
連日の地固め 小沢派ただ今膨張中
ポスト菅選び 主導権握るのは確実
ドッチラケに終わった両院議員総会で、「菅降ろし」に踏み込めなかった小沢グループについて「50人動けず」と書いた新聞があった。小沢一郎元代表の動きが見えず、小沢嫌いの大マスコミは「打つ手ナシ」と言いたいのだろうが、そういう時の小沢こそ要注意だ。ポスト菅選びの代表選やその先を見据えて、水面下で着々と“小沢派”を地固めしている。
不信任案否決後、小沢は連日連夜グループの議員と会合を持ち、これまででその数90人ほどにのぼった。当選回数別、衆参別、男女別など、毎回10人前後に分け、全員の顔の見える距離でじっくり話し、結束を深めているのである。
グループ議員の地元会合にも出席し、支援者を前に、議員への継続的な支持を訴えかけてもいる。きのう(29日)は、自由党時代から小沢一筋の東祥三内閣府副大臣の会合で挨拶し、「国民生活が第一という我々のモットーを忘れたところに国民の不信感が募っている」「2年前の暑い夏にみなさんに訴えた原点に返って、政権を維持していかなければならない」と、いつもの小沢節を淡々と主張した。さらに、「マスコミの勝手な報道の中で『選挙』という字が躍りますが」と皮肉りつつ、「選挙があるとは思わないが、衆院は常在戦場」とも強調した。
小沢に近い議員はこう言う。
「驚異的な粘り腰の菅さんとはいえ、いつまでもやれるわけがない。早晩行き詰まる。いまは省エネモードでいい。ポスト菅にしても、『次は誰?』と騒いでいたが、党内には誰も適当な人材がいないことがわかった。そんな中で、小沢さんが議員一人一人に『原点』を説くことで、結局、『頼れるのは小沢さんしかいない』となる。菅さんの遠心力が小沢さんの求心力になりますよ」
小沢周辺にいま集まっているのは、結束力ガチガチの議員たちだ。衆参合わせて約100人。民主党内で圧倒的な最大派閥である。代表選になれば小沢グループの動向が勝敗を左右する。
「前原グループも野田グループもたかだか30人か40人。小沢派の力がなければ総理を狙えないし、小沢派が後押しする人が圧倒的に有利になるのです」(政治ジャーナリスト)
菅降ろしで醜態をさらした岡田や仙谷、枝野のアホ執行部は次の代表選で主導権を握るのは無理。いずれ様子見の議員や中間派議員も雪崩を打ちそうだ。
2011-06-30(21:04)
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