http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/820.html
Tweet |
●政治は主に国内のテーマとして考えられ扱われてきた。しかしガンジーが示す通り、もし政治に哲学が欠かせないとするならば、あるべき政治の姿には国を超えた思考と議論が必要なのだ。事実、経済は国家を超えている。そして哲学にも国を超える力がある。しかし国家を超えた政治哲学があまりにも静かすぎる。
●日本の民主主義と呼ばれているものは堕落を極めた多数決にすぎない。すなわち民主主義が経済の手先になった。カネがすべてを左右する民主主義。理性の敗北である。理性を放棄したこの国の民主主義が終には人身売買する事を正当化してしまう。原理的には人心売買と人身売買はほとんど同じだ。公務員組織には政治哲学ができない。軍隊と同じだ。だから憲法を守ろうとはせず。わがまま勝手な決まりを作り、組織の保全に躍起になる。その結果、公務員組織が国民に対して見えない戦争を仕掛けている。
●本来、政治哲学を担うのは政治家であり、それを前提にした政治家の権力なのだが、今は理性が経済に敗北した。政治家が公務員組織軍隊の手先をしている。事実上、官僚の人事権を官僚組織が所有している。これは大戦直前と同じで極めて危険な状態だ。公務員制度の大幅な改革が出来なければ政治家が政治をしていることにならない。
●公務員は国家を乗っ取った官僚組織の従業員である。乗っ取られた国民が「国民のために仕事をしろ」と公務員に言うのは、おそらく間違っている。公務員は思う。「国民の皆さんで国家を取り戻してください、私は雇い主の命令に従います」
●サルが憲法を読んだとしても意味を頭の中で再構成して社会の在り方に展開することはできない。日本は憲法に沿った社会づくりが出来ていない。この国はサルのレベルだと思う。
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/archives/52062056.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。