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菅の心・もはや解釈不能
亀井静香・北沢俊美という人物に老老介護をして貰い、やっとこさ生き延びている菅 直人ゆえ、彼のやることなすことは、全く解釈不能となっている。復興担当大臣は兼務の形で置いては見たが、組織さえ決まらずにいる。岩手・宮城・福島の現地本部長も政務三役の兼務というのでは当然常駐できず、機能するはずもない。
39歳の細野が原発担当大臣に成ったが、原発政策はエネルギー庁・原子力安全保安院を抱える、海江田経済産業相のとなっている。こうした中で細野に一体何をさせようというのか。
結局は「原発事故に取組んでいるよ」という中味のないポーズだけが目的なのだ。
参議院で自民党から引き抜いた浜田和幸については更に解釈不能と云わざるを得ない。この人物はネットで菅 直人を散々非難してきた男でそもそも昨年の参院選で菅 直人を槍玉に挙げて初当選してきたポスト大好きの1年生議員である。
それを政務官に据えるというのだから目的は自公を怒らせ、自分に反旗を翻している民主党の執行部と自公の連立模索に楔(クサビ)を打つことだったのだろう。
これで菅は与党と野党を馬鹿にしている事がはっきりと解かった。
しかしここまで来ると、菅 直人自身は自分で自分の事が解からなくなっている。与野党協力は絵に描いた餅になってしまった。
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