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http://31634308.at.webry.info/201106/article_27.html
2011/06/28 22:49
民主党の両院議員総会は、期待もしていなかったが、やはり何も起こらず、菅首相は公務があると逃げるように退場した。その姿に、「逃げるのか」などと、とても同じ党の代表に投げかけるヤジではなかった。まるで、東電の株主総会のようだったが、時間だけはキープで「シャンシャン」で終わってしまった。
原口議員が、菅首相に対して「退任する総理がなぜ (原子力行政の)方向性を出すのか理解に苦しむ。退陣表明を聞いた時は、 条件が付いているとは思わなかった。花道は人が作るもので、 自分で作るものではない。総理の言葉は重い。責任を取ってこそ、 政治に信頼が取り戻せる」とえらそうに批判したが、今頃こんなことを言っても遅い。
当然、党員資格停止の小沢氏や田中真紀子氏らは出席していない。このまま、菅首相が解散に打って出れば、党員資格停止は免除されるのだろうか。
このブログで、菅首相の異常な性格から、さかんに菅首相が「解散」する可能性があると書いている。今回の議員総会で、また以下のような、その可能性を疑がわせる発言をしている。
菅首相「エネ政策が最大争点」=次期国政選挙に言及―民主両院総会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000098-jij-pol
民主党は28日午後、国会内で、菅直人首相(党代表)も出席して両院議員総会を開いた。首相は冒頭、再生可能エネルギー促進法案の今国会成立への決意を強調。エネルギー基本計画を白紙から見直していると説明した上で、「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかは次期国政選挙でも最大の争点になる」と表明した。
与野党では同法案が成立しなかった場合、首相が「脱原発」を争点に衆院解散・総選挙に踏み切るとの臆測が出ている。首相としては次期選挙に言及することで、早期退陣論をけん制する狙いがあったとみられる。出席者からは首相退席後、「首相は解散を考えているのではないか」との質問が出たが、岡田克也幹事長は「解散などあるはずがない」と説明した。
少なくとも菅首相が次期新首相に政権を譲れば、自分の口から次の首相の最も強い専権事項である「解散」について言うこと自体がナンセンスであるが、敢えて「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかは次期国政選挙でも最大の争点になる」などと口走ること自体が、その解散の可能性を封じてはいない。何も成果を上げることが出来ない無能な岡田幹事長が、いくら「解散などあるはずがない」と強弁しても何の保証もない。
自民党の議員を引き抜いて野党の反発を買って、審議が出来ないような状態にしているのも、これも菅特有の計算済みの戦略かもしれない。野党が審議拒否をすれば、菅も悪いが、審議拒否をする野党も悪いとなる。また国会が機能しないのなら、菅が「解散」して、国民の信を問う口実を与えることになる。
こんな記事を書くと、またオオカミ少年のように思うかもしれないが、このような政治状態をいつまでも続けるなら、政界再編を含めて、リセットした方が、復興も、国内外政治の停滞の回復が早いと思うようになってきている。
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