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菅総理が考えていること
2011/06/28 (火) 14:12
浜田和幸議員というのが、総務政務官に起用されたそうですが‥どうもよく分かりませんね。というのも、この人自民党の議員であるからです。で、政務官に就任するために、自民党を離党したのだとか。
政務官って、そんなに魅力のあるポストなのでしょうか? それに、この人の経歴をみたら、政治家というよりも学者というか評論家というか‥そんな方であるのです。そういう人が、この際是非とも必要だったのでしょうか?
でも、そんなやり方に、野党だけではなく与党も反発しているのだとか。安住国対委員長などは、自民党側に「申し訳ない」と陳謝した、と。
総理のやったことを国対委員長が陳謝する?
まあ、いずれにしても、そんなことをしていれば、野党は益々反発するばかり。だったら、総理は重要法案が成立しなくてもいいと考えているのでしょうか?
その答えをお示しする前に‥松本龍大臣が、うつむき加減で言っています。「私は、民主党も自民党も公明党も嫌いだ」
復旧・復興のために一致団結することのできない政治家を嘆いているようなのです。総理とは随分趣が違うのです。
総理を少しでも長くやりたい。犬死には決してしない。今度はこの作戦でいくぞ!と。で、他方は、こんなときに一致団結することのできない政治家であれば、何のための政治家なのだ、と。
話は戻りますが‥、菅総理は、重要法案が成立しなくてもいいと考えているのか?
私思うのですが、どっちに転んでもいいようなストーリーを描いているのではないか、と思うので
す。重要な法律や予算が通れば、総理としての一応の実績を残したことになり、花道を飾れる、と。また、なかなか法律が通らなければ、いつまでも総理の座にいることができ、それはそれで悪くない、と。
でも、Xデーが来るのです。そうです、赤字国債が発行できないことによって、政府の資金繰りが付かなくなるその日のことです。つまり、政府が財政破綻を来たす日が。
菅総理は、必ず自民党が最後には折れると読んでいるのです。何故ならば、自民党が最後の最後まで反対して政府を破綻に追い込んでしまえば、全ての責任は自民党に押し付けられるからだ、と。
だったら、何も特例公債法案と引き換えに自分の首を差し出す必要はない、と。逆に言えば、Xデーが迫るまでは、自民党もなかなか特例公債法案に賛成しないだろうから、それまでは自分は総理の座に居座ることができる、と。
でも、ひょっとして総理に早く辞めてもらいたいと考えて、特例公債法を直ぐにでも通してしまったら?
だから、浜田議員を引き抜いたりして、自民党が直ぐには特例公債法に賛成しにくいようにしているのかもしれません。
完全に、自分本位ということでしょう。
でも、そこまでして‥何かいいことがあるのでしょうか?
小泉総理は言っていました。総理なんて、なってみたらそれほどいいものではない、と。でも、菅総理は、総理ほど素敵な職業はないとでも思っているかのようなのです。
以上
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