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浜田氏起用で亀井氏暗躍=大連立警戒、くすぶる「新党」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011062700932
自民党の浜田和幸参院議員(鳥取選挙区)の総務政務官起用に当たっては、国民新党の亀井静香代表が暗躍した。亀井氏は、菅直人首相が早期に退陣すれば民主党と自民党の大連立構想が再燃し、国民新党が埋没することを警戒。復興担当相起用に合わせて、首相に大幅改造を進言する一方、与党で参院過半数を確保しようと自民党の切り崩しを画策した。
「俺が何人か連れてくるから、しっかりしろ」。亀井氏は今月15日に首相と公邸で二人きりで会い、こう激励した。
亀井氏が参院自民党からの引き抜きに動きだしたのは、大連立構想が取り沙汰され始めた約3週間前。民主党の岡田克也幹事長ら執行部と首相の亀裂拡大に不満を強めた亀井氏は、ひそかに首相に近い北沢俊美防衛相や石井一民主党副代表らと連絡を取り、対象議員のリストアップを始めた。
自民党時代に一緒に新派閥を立ち上げた村上正邦元参院議員会長にも協力を要請した。村上氏はすでに引退したものの、参院自民党になお一定の影響力がある。亀井氏は「ポストとカネが要る」と動きを本格化させ、首相も「やれるものならお願いしたい」と容認した。
しかし、首相が大幅改造を見送ったことで、提示できるポストが不足し、誘いに乗ったのは浜田氏1人にとどまった。「大規模に改造していたら、自民党からもっと来て、ねじれを解消できたのに」。亀井氏は27日夜、周囲にぼやいた。
一方、亀井氏は副総理就任を断りつつ首相補佐官に就き、記者団に「男の美学だ」と語った。入閣すれば、国民新党の自見庄三郎金融担当相が辞任しなければならないことに配慮したとみられる。(続)
(2011/06/27-23:19)
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菅首相、巻き返し必死=民主「延命人事」と反発 :時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
菅直人首相は27日、原発事故収束・再発防止担当相を新設して細野豪志首相補佐官を抜てきし、政権維持への意欲をにじませた。自民党の浜田和幸参院議員の総務政務官への起用も、民主党内では「延命を意識している」(若手)と目されており、党内に反発が広がった。党執行部が今国会会期内の首相退陣を求める姿勢を鮮明にしたことを踏まえ、首相が必死に巻き返しに動いた格好だ。
首相は同日夜の記者会見で、細野氏起用の理由について「原発事故発生から、最もこの問題に取り組んできた中心の一人だ。私自身もよく知っている」と説明した。
原発担当相としての細野氏の入閣構想について、首相は4月に公明党幹部に伝えた経緯があり、内閣強化の「切り札」として温めていたとみられる。細野氏は原発事故の対応に政治生命を懸けるとしており、首相には、同氏が入閣要請を断ることはないとの読みもあったようだ。
一方、浜田氏に対しては、首相の意向も踏まえて亀井静香国民新党代表が24日に電話をかけ、「立場は違うが、国難を乗り越えるために協力しよう」と政府入りを求めた。参院での「ねじれ」対策を意識したものだが、あからさまな引き抜きに自民党は反発。岡田克也幹事長ら民主党執行部が進めようとする自民、公明両党との協調路線を阻みかねない。
民主、国民新両党を合わせた参院勢力は、事実上の過半数である121議席に12議席足りない。浜田氏1人を引き抜いても参院の構図は変わらず、民主党の安住淳国対委員長は記者団に「野党の態度を硬化させて早く法案を通せと言われても無理だ」と首相への憤りを隠さなかった。政調幹部も、28日に想定していた子ども手当などに関する野党との修正協議が「宙に浮いた」と肩を落とした。(2011/06/27-23:55)
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浜田参院議員:政務官就任、元「参院のドン」がつなぎ役
http://mainichi.jp/select/today/news/20110628k0000m010063000c.html
2011年6月27日 20時20分 更新:6月27日 23時0分 毎日新聞
引き抜きの対象となった自民党の浜田和幸参院議員が「離党届提出、総務政務官就任」という行動に踏み切ったのは、国民新党の亀井静香代表に近く、「参院のドン」とも呼ばれた村上正邦元自民党参院議員会長の存在が大きかった。浜田氏が27日午前の記者会見で明らかにした。
村上氏は22日、全自民党参院議員に「党議拘束に縛られず、良心に従って政治意思を表明すべきだ」などと訴える文書を配布。「大変感銘を受けた」という浜田氏はその後、東京都内で村上氏と会談し、アドバイスを求めた。
浜田氏は村上氏と親しい男性が主宰する月刊誌に参院議員就任前からたびたび寄稿。自民党関係者は「この人脈が今回の引き抜きにつながった」と解説する。同党幹部は「前からポストに釣られやすい人だった」と切って捨てた。
浜田氏によると、26日午後に電話で枝野幸男官房長官から政務官就任の打診を受け、同夕に会って検討することを伝えた。27日は国会内での会見の後、参院自民党幹部、所属する伊吹派幹部らを訪ね、経緯を説明した。
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