http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/715.html
Tweet |
首相、延命へ執念…亀井氏は「政界裏工作」担う
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110627-OYT1T01052.htm?from=top
2011年6月27日21時21分 読売新聞
「副総理として入閣をお願いしたい」
27日午後、首相官邸。菅首相は執務室で向き合った国民新党の亀井代表にこう言って頭を下げた。
「菅政権を徹底的に支えるが、入閣は受けられない」と固辞する亀井氏に、首相が提示したのは、「特別首相補佐官」というポストだった。
特別首相補佐官は法律上は存在しない。最終的には既存の首相補佐官に落ち着いたが、首相の口ぶりに並々ならぬ延命への執念を感じとった亀井氏は就任を受諾。亀井氏周辺は「今後の仕事は政界裏工作担当」と解説する。
今回の内閣人事を後押ししたのは、亀井氏や北沢防衛相たちだった。
民主党内では大幅な人事に否定的な空気が支配的だったが、首相は26日夜、細野豪志首相補佐官に電話で原発相での入閣を打診。亀井氏らと水面下で連携し、自民党の浜田和幸参院議員の「一本釣り」工作にも奔走した。宿敵とも言える小沢一郎元代表に近い山岡賢次副代表にまで、ひそかに入閣を打診した。
◇
混乱必至でも菅ニンマリのワケ…あざとい政務官人事http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110627/plt1106271601003-n1.htm
2011.06.27 夕刊フジ
菅直人首相が、復興担当相新設に伴う政務3役人事で、自民党の浜田和幸参院議員(58)=鳥取選挙区=に、復興担当の政務官への起用を打診したことが分かった。国民新党の亀井静香代表らが「衆参ねじれ解消」のために画策していた自民党切り崩し工作の1つとみられる。浜田氏は受諾に傾いている。
「現在の時点では全くの白紙だ。菅政権の幹部からさまざまな申し出を頂いており、今日中に結論を出したい」
浜田氏は27日午前の記者会見でこう語った。昨26日夕、枝野幸男官房長官から「復興担当の政務官として加わっていただきたい」と打診を受けたことを明らかにした。
会見で、浜田氏は「国難の中で、菅政権の足を引っ張っている時間はない」「政治家としての岐路に立っている」「国のために力になるのなら考えたい」とも語り、政務官受諾の可能性を強く示唆した。
浜田氏は1953年、鳥取県米子市生まれ。東京外国語大学を卒業後、新日本製鉄に入社。その後、ジョージ・ワシントン大学大学院で政治学博士号を取得し、保守系の国際政治学者としてメディアで活躍。昨年夏の参院選で自民党公認で出馬し、初当選した。
この件には伏線がある。
「被災地復興」を起用理由にしているが、亀井氏や民主党の石井一副代表が以前から、衆参ねじれを解消するため、10人ほどの自民党参院議員と接触し、「野党のままでいいのか!」と迫っていたのは事実。接触を受けた中には、浜田氏のほか、「行列ができる弁護士」こと丸山和也参院議員もいたという。丸山氏は、亀井氏側の申し出を断ったとされる。
つまり、自民党参院が切り崩せれば、誰でも良かったのだ。
加えて、浜田氏が政務官になれば、自民党は民主党に対し、さらに厳しい対応を取らざるを得なくなり、被災地復興が遅れる可能性がある。
自民党の山本一太政審会長は27日のブログで、「もし浜田政務官が誕生すると、自民党は激しい怒りに包まれる。恐らく、復興担当の浜田新政務官は全ての委員会で、野党の厳しい追及にさらされる。そんな状況下で、政務官としてのまともな仕事ができるわけがない」(抜粋)と、翻意を促している。
ただ、与野党激突は菅首相にとっては大歓迎との見方もある。
「菅首相は8月の原爆の日に『脱原発』を世界にアピールして、その勢いで解散総選挙になだれ込む戦略を立てている。そのためには、野党と対立している方が都合がいい。浜田氏は被災地復興のためより、『脱原発』解散を煽る駒に使われた」(永田町事情通)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。