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お盆前退陣目指す執行部 岡田氏「非常にくだらない選挙」の悪夢を懸念
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110627/plc11062700140001-n1.htm
2011.6.27 00:12 産経新聞
政府・民主幹部が26日、菅直人首相の早期退陣で足並みをそろえた。想定する具体的な退陣のタイミングは8月のお盆前。首相交代のバトンリレーの期間をこの時期に設定した背景には、首相による「脱原発」解散を封じる狙いがある。もっとも肝心の走者は、いったいどこまで走り続けようとしているのか分からない。執行部の悩みは尽きない。(加納宏幸)
「6人だけど結束してがんばろう。党を守ろう」
26日夜、都内のすき焼き店で開かれた政府・民主党幹部の会合。安住淳国対委員長がこう音頭をとると、岡田克也幹事長や枝野幸男官房長官らも同調した。
首相抜きで行われた会合の話題は当然、首相のバトンリレーの時期だった。
輿石東参院議員会長が最近、70日間の延長国会を「バトンゾーン」とたとえたことを他の5人が絶賛。ただ、出席した6人にはある共通の懸念があった。
「民主党代表として大敗を喫したが、非常にくだらない選挙だった」
岡田氏は26日のフジテレビ番組「新報道2001」で、平成17年8月に当時の小泉純一郎首相が仕掛けた郵政選挙を振り返った。
そして今、「菅首相が『脱原発』を旗印にした総選挙に打って出る」との噂が、永田町で飛び交っている。「くだらない選挙」が繰り返されるかもしれない−。岡田氏は番組で「シングルイシュー(単一課題)の解散・総選挙はやるべきではない」と断言。前原誠司前外相も神戸市内での講演で「ポピュリズム(大衆迎合)政治はいけない。一時的な国民受けをあてにするのは絶対に慎むべきだ」と首相を牽(けん)制(せい)した。
首相は24日の閣僚懇談会で、通常国会が8月31日まで70日間延長されたことを踏まえ、「東日本大震災対策が中心だが、それ以外も含めて全力で当たってほしい。自分も燃え尽きるまで全力でやりたい」と指示した。「それ以外」という言葉に、ぎりぎりまでバトンを渡さないという強い意志を込めた形だ。
これに対し、民主党執行部は特例公債法案と23年度第2次補正予算案の成立、そして首相が最もこだわる再生エネルギー特別措置法案採決の3条件を整え、8月上旬までに首相が退陣するカレンダーを想定する。
なぜ、「お盆前」か。
東日本大震災の発生によって、被災地の首長選や地方議会選が9月22日まで延期されている。これに伴って、常識的には9月22日まで国政選挙を実施するのは困難だとみられている。
ただ、憲法の規定によると衆院選は解散後40日以内に行うとされており、8月中旬以降の解散なら、大震災の影響を考慮せずに選挙を実施できる。逆に言えば、8月上旬までに首相にバトンを手放してもらわないと、「脱原発」解散の可能性が出てくる。
解散回避のために、お盆前までに首相を辞めさせなければならない。しかし岡田氏は26日の番組出演でこう認めざるを得なかった。
「首相が解散するといえば基本的にはできる」
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