http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/685.html
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最近、グローバル人材育成の掛け声がうるさいと思ったら、政府と経団連の仕掛けですか。
横文字ばかりで中身のない政策もジャパンハンドのご命令をそのまま実行しているだけなのが丸分かりです。
今の日本の最大の貿易相手国はどこだか知らないのかな?もうアメリカの比重は低下して中国といったアジアが中心なんだけどね。
それにしても、グローバル人材育成=英語、TOEIC高得点 とは考え方が極めて前世紀的。経団連の「おじいちゃん」達は、自分では英語がしゃべれないくせによくいうよ。
■グローバル人材育成へ留学推進 政府が中間まとめ(日経新聞)
http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E1948DE0E0E2E4E0E2E3E39180EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
政府は22日、グローバル人材育成推進会議を開き、国際感覚を持った人材の育成に向けた政策の中間まとめを決定した。英語教育の強化や留学の推進を通じ、今後10年間で18歳人口の約10%にあたる11万人程度が、20歳代前半までに1年間以上の留学や在外経験を持つことを目指す。
高校では英語のコミュニケーション能力の強化などに力を入れる。大学では在外経験を重視する入試方法や、留学生の単位取得や修了認定に配慮する仕組みを取り入れる。学生や若手研究者の留学を支援する産学連携の奨学金制度の創設も目指す。企業には大学卒業後3年以内を新卒扱いとするなど新たな雇用慣行を呼び掛け、留学経験者を積極採用するよう経済団体などにも働き掛ける。
会議で枝野幸男官房長官は「各省、大学、企業、経済団体などが、それぞれ相当な力業で大きな社会運動として継続的に取り組んでいくことが重要だ」と強調した。
■「グローバル人材の育成に向けた提言」公表(日本経団連タイムス)
−産学官が連携しグローバル人材を育成
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2011/0616/01.html
経団連(米倉弘昌会長)は14日、「グローバル人材の育成に向けた提言」を公表した。事業活動のグローバル化に伴い、国際ビジネスの現場で活躍できる人材へのニーズが高まっている。世界的にも、優秀な人材の獲得競争が激化するなか、わが国は、グローバル化に対応できる人材の育成面で、他のアジア諸国にも後れを取っている。こうした認識に基づき、グローバル人材の育成に向けて求められる取り組みについて、取りまとめた。
■ グローバル人材に求められる素質・能力
提言ではまず、グローバル人材には、社会人としての基礎的能力に加え、既成概念に捉われずにチャレンジ精神を持ち続ける姿勢や、外国語によるコミュニケーション能力、海外との文化、価値観の差異に対する興味・関心などが求められると指摘した。
■ 産学官が取り組むべき課題
そのうえで、それらの素質や能力を育むため、産学官が取り組むべき課題を整理している。産学が連携して取り組む課題としては、第1に、キャリア・職業教育を挙げている。文科系の学生を中心に、職業意識の低い学生が増えていることから、適切なキャリア・職業教育を実施する必要性を訴えた。第2に、子どもたちや若者の間で、理科・理工系学部離れが進んでいる状況を踏まえ、出前授業や大学での寄附講座の開設などを通じて、企業が学校教育に直接、参加するよう求めた。第3に、大学での学修内容が実社会のニーズを反映していないとの指摘から、産業界が実践的な教育カリキュラムの開発に協力すべきとした。
加えて、内向き志向と言われる学生に対して海外留学を奨励することや、学生が国内外で長期間、ボランティア活動に参加するなど、就職前に多彩な経験が積めるよう、英国等で実施されている“ギャップ・イヤー”の導入をわが国でも検討することを提言した。
一方、大学には、リベラル・アーツ教育の拡充や、世界のリーダーとして活躍する高度人材の育成に向けたリーディング大学院構想への積極的な対応を求めているほか、政府には、“高大接続テスト”の導入等による大学進学者の学力保証や、学生の双方向の交流促進に向けた国際戦略の策定などを求めている。
■ 3つの教育・人材開発プロジェクトを推進
以上の課題に対応するため、経団連は、今後、サンライズ・レポートに基づき、3つの教育・人材開発プロジェクトを推進する。
第1は、会員各社が実施している教育支援プログラムの内容を整理し、経団連のウェブサイトにデータベースを開設して、一般に周知する。
第2は、政府が国際化拠点として認定した13大学と協力し、グローバル人材育成のための大学レベルのモデル・カリキュラムの内容を検討し、実施する。
第3に、13大学の協力を得て、将来、日本企業のグローバルな事業活動を担う意欲を持つ大学生を対象とした奨学金「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」を新設する。あわせて、留学帰国生を対象とした合同就職説明会・面接会の開催にも協力する。
これらの活動を通じて、グローバル人材の育成に向けた大学との連携を強化する。
<参考リンク>
日本の主な貿易相手国
日本はどのような国々と貿易(ぼうえき)しているのかな?(JFTCキッズニュース)
http://www.jftc.or.jp/kids/kids_news/japan/country.html
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1.輸出相手国の上位は、経済成長が著(いちじる)しいアジア諸国(しょこく)が多くを占(し)め、中国が2009年よりアメリカを抜いてトップになっています。
2.輸入相手国では、2002年にアメリカから中国にトップの座(ざ)が変わりました。このころ、製品の国際価格競争力を高めるために、日本の企業が労働賃金(ろうどうちんぎん)の安い中国に工場を建てて現地で製造し、日本に輸入するという新しい経済・貿易の体制ができてきたことが理由の一つです
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