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「菅の顔だけは見たくないという人がけっこういるんですよ国会の中には。本当に見たくないのか!本当に見たくないのか!本当に見たくないのか!それなら早いことこの法案を通したほうがいいよと・・この作戦で行きたいと思いますので!!」凄いロジックである。こんなバカ理屈を真に受ける奴はいないだろうと思っていたら、朝日の社説が飛びついた。一読すると菅直人の退陣を主張しているかのようだが、説くところは菅直人のロジックそのままである。
【朝日・社説】延長国会―さっさと懸案片づけよ (asahi.com 2011年6月23日)
ここは、すべての国会議員が大胆に発想を変えたらどうか。「首相おろし」で与野党が協調できるのならば、首相が意欲を示す政策課題に取り組み、さっさと片づけてしまうのだ。慎重を要する審議を早く打ち切れというのではない。進めるべきことをきちんと進める。それだけで、首相がとどまる理由を消していける。たとえば、特例公債法案をこのまま放置すれば、国は予算を執行できなくなる。そんな事態は野党も望むまい。成立を引き延ばして首相を追い込む戦術を改め、成立させるのだ。「資金繰り破綻」の恐れをなくし、首相の外堀も埋められるのだから、野党にとって一石二鳥ではないか。…… 国会は仕事をしよう。それで局面を変えれば、首相は続投の大義名分を失う。
朝日につける薬はない。
>首相が意欲を示す政策課題に取り組み、さっさと片づけてしまうのだ。
そんなことをしても、菅は次から次へと課題をこしらえてくる。どんどん課題が片付けば、それを理由にますます居座りを続ける。仕事が進むのなら、菅が辞める理由は無くなる道理である。まさかこんなバカ話に乗せられる奴はいないだろうと思っていたら、早くも谷垣が乗せられた。
2次補正予算案7月中に成立の公算 自民幹部が協力表明 (asahi.com 2011年6月25)
震災復旧にあてる2011年度第2次補正予算案が、7月中に成立する公算が大きくなった。自民党幹部が25日、審議への協力を相次いで表明。菅政権は7月15日前後の国会提出を目指しており、順当に行けば1週間程度で成立する見通しだ。自民党の谷垣禎一総裁は25日、鹿児島市で講演し、2次補正について「そんなに考えが違うものは出てこない。ぽんぽん審議すればいい。どんどん協力する」と明言した。石原伸晃幹事長も同日、福井市の講演で「まだ詳しい中身は見ていないが、協力する」と語った。自民党は延長国会で震災関連法案の審議には応じる方針で2次補正の審議にも前向きな姿勢を示していた。
こいつらはバカに乗せられる大バカである。そのバカをおだてるワルがいる。一見”八方破れ”の風貌ながらそれなりの計算は怠らない。
死に体首相を介護する亀井と北沢 何が狙いなのか(ゲンダイネット 2011年6月22日)
亀井は「首相が腹を決めて震災対策をやろうとしている時に、部下が『介錯をしたい、介錯をしたい』と刀を振り回している」(今月13日)、「辞めろと言われて政権を投げ出すと笑いものになる」(同19日)。
…先週の永田町語録…(産経ニュース 2011.6.25 )(20日)▽殿の首
亀井静香国民新党代表 いまの民主党は与党か野党か分からない。家老が殿の首を差し出して戦おうとしている。(菅直人首相の退陣時期をめぐる民主党内の混乱に関し、会合のあいさつで)
忠臣蔵ではあるまいし。亀井は、”主君押し込め”という歴史的事実があったことを知るまい。江戸時代、家来が主君を”押し込め”つまり無理矢理隠居させるということが行われていた。家来の忠誠の対象は主君個人ではなく、藩あるいは家であった。主君が家の存続にとって害になると思えば、主君を押し込めるのは正しいことと考えられたのである。
政治家の忠誠の対象は国家であり、国民である。首相が気が触れていれば押し込めることこそ、正義である。もちろん亀井の狙いは別にあるのだろうが、それでも論理の筋、民主主義の道理をはずしては説得力はあるまい。菅をおだてる悪い奴がもう一人いた。
首相、孫正義氏と3時間会食 (asahi.com 2011年5月15)
会食は、孫氏の自然エネルギーに関する論文を読んだ首相の誘いで実現。同席した福山哲郎官房副長官によると、孫氏は首相が踏み切った中部電力浜岡原発への停止要請を「ご英断」と評価し、「今後もぶれずにやっていってほしい」と励ました。首相は「元気を頂いた」と応じていたという。(触れるものすべてを腐敗させる菅直人…今度の相手は孫正義 ─2011.5.17─ も参照ください)
そして孫正義はもう一度思いっきり菅を持ち上げて見せた。
6月15日 エネルギーシフト勉強会
エネシフ・ナウ! 6月15日(水)次第:孫正義氏講演/質疑応答/菅直人総理大臣の話/エネルギーシフト「再生可能エネルギー促進法」要望書 午後5時半から7時半まで衆議院第一議員会館大会議室(B1F)
「すごい土俵際の粘りだ。この土俵際のねばりで、ねばり倒して、この法律だけは絶対通して欲しい。頑張ってください!」
(これを受けて菅直人はよほどうれしかったのか、完全躁状態になってしまった)
「…今考えたんですね。どうも菅の顔だけは見たくないという人がいるんですよね!国会の中には。そういう人たちにですね、言おうかと思うんですよ。ホントに見たくないのか、ホントに見たくないのか、ホントに見たくないのか、と。それなら、早いことこの法案を通した方がいいよと!この作戦でいきたいと思いますので!(右手を二度突き上げる)どうかよろしくお願いします!!」
バカをおだてる奴は悪人である。以来、菅は完全開き直りの強気一辺倒である。国民の被る災いは計り知れない。
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-124.html
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