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民主「七人の侍」菅7月退陣へ決起、離反は加速するばかり
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110625/plt1106251526000-n1.htm
2011.06.25 夕刊フジ
菅直人首相は、新設する復興担当相に松本龍環境相兼防災担当相の横滑りを決めた。週明けの27日に正式任命する。当初からリストに載っていた1人だが、意中の複数候補に固辞されるなど、最高権力者としての求心力低下をあらわにした。こうしたなか、民主党の樽床伸二前国対委員長らでつくる中堅議員グループ「七人の侍」が、菅首相の7月退陣に向けて動き出した。
「復興相を引き受けていただけないか。龍さんが一番知っているから」
国会会期延長が決定した22日、菅首相は東日本大震災の発生以来、政府の緊急災害対策本部副本部長として被災者支援に当たってきた松本氏に復興相就任を要請。松本氏は「被災者のために全身全霊で頑張る」と応じた。
だが、松本氏は今月上旬、首相から初めて打診された際は「6月いっぱいでメドを付けたい。無責任なことはできないから新しい人に」と断っていた。自身の力不足もあり、被災地復興が遅れていたことに責任を感じていたのだ。
実は、菅首相は別の人選も進めていた。一時本命視された仙谷由人官房副長官は、退陣時期をめぐって菅首相と対立。被災地・福島選出で名前が取り沙汰された玄葉光一郎国家戦略相も「打診があっても断る」と周囲に漏らし、選択肢は狭まっていた。
一方で、国民新党の亀井静香代表は、菅首相に内閣改造についてのアドバイスを送り、党内には「亀井氏が復興担当相では」(国民新党幹部)という期待もあった。ところが、「菅首相と亀井氏では、消費税増税やTPPで意見が違う。閣内に入れる選択肢はなかった」(首相側近)。亀井氏は、菅首相と距離を置き始めた。
こうしたなか、党中堅議員グループ「七人の侍」も動き出した。メンバーは、樽床氏のほか、松本剛明外相、細野豪志首相補佐官、三井弁雄国交副大臣、樋高剛環境大臣政務官、伴野豊外務副大臣、松井孝治参院内閣委員長。23日夜、民主党「参院のドン」こと輿石東参院議員会長も参加し、東京・銀座の日本料理店に集まった。
この席で、参加者の1人が「できることなら7月中に菅首相を代えて、新しい首相が9月に訪米すべきだ」と切り出すと、他のメンバーから異論は出なかった。
菅首相は「脱原発」解散も視野に入れ、必死の延命策をめぐらせているが、唯我独尊、他人の意見を聞かないリーダーに対し、与党内の離反は加速する一方だ。
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