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菅総理は訪問先の沖縄で「東日本大震災からの復旧・復興と原子力事故の収束にむけ、燃え尽きる覚悟で取り組む」と発言。
いわば、「特攻精神」のような意気込みである。
しかし、玉砕覚悟の進軍ラッパでは、誰も付いてこないはず。
きちんとした日本再生の設計図を示し、「勝てるシナリオ」をもって内外を説得しなければ、「新たな体制」は生れようがない。
国会をいくら延長しても、実りある審議は望むべくもないだろう。
残念ながら、与野党問わず、多くの国会議員の間には「空洞化」現象が起きているようだ。
その間隙を縫うように、アメリカは北朝鮮との国交正常化に関する水面下の交渉を加速させている。
韓国も中国もロシアとの関係強化に忙しい。
日本の国益や外交は“すっからカーン”状態。
実は、資源小国といわれるが、日本は経済水域の広さと未開発の海洋資源に関して言えば、世界有数の「資源超大国」に他ならない。
ところが、その大切な海洋を自ら放射能汚染水を垂れ流すことで台無しにしている。
菅総理に言われるまでもなく、自然エネルギー開発は重要だが、日本周辺の海洋資源に注目し、それらを守り、育てることが先であろう。
竹島周辺にも尖閣諸島の周囲にも、そして東北地方の沖合にも合わせれば600兆円相当の海底資源が眠っている。
韓国は潮流発電で日本を凌駕中。
(韓国の潮流発電所)
ロシアは中国と韓国の支援を受け、地熱発電と水産加工業に邁進中。
こうした急展開に日本政府はまったく付いていっていない。
一刻も早く、厳しい現実と無限の可能性に着目する必要がある。
コップの中の争いほど無駄なエネルギー消費はないだろう。
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/page-2.html#main
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