http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/613.html
Tweet |
2人目の狂人首相という大災害 菅続投でこの国は焼け野原になる
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3305.html
2011/6/24 日刊ゲンダイ:「日々担々」資料ブログ
1人目の小泉首相は5年も居座ってこの国の経済をメチャクチャにし貧乏人と金持ちの大格差社会を作り出した
◆亀井静香にそそのかされて本人も狂気の二代目気取りという恐ろしさ
権力欲に凝り固まった菅首相がペテンと二枚舌で8月まで続投することになって、一体何が起きるのか。
国民は相当の覚悟が必要になってきた。
延命成功で気を良くした菅は「燃え尽きる覚悟で取り組みたい」なんて言い出している。政治アナリストの伊藤惇夫氏によると、総理になった人間は必ず3つのことにとりつかれるという。
「一日でも長く総理をやること。自分の手で解散・総選挙をすること。歴史に名を残すこと」だが、菅は国会が延長された70日の中で、このすべてをやってくる。とにかく背後には、総理の妻の座にしがみつく悪妻がついているし、始末の悪いことに国民新党の亀井静香が「自身が打ち出したものをまっしぐらに突き進まなきゃいかん。小泉さんはそれをやった」なんてそそのかすものだから、本人はますますその気になってしまっている。
「IT人脈と関わりが深い亀井さんは、ソフトバンクの孫正義社長を菅首相に紹介し、それで再生エネルギー法案が政治課題に急浮上した。民主党内で孤立する菅首相は軸足をどんどん亀井さんに移しています。再生エネルギーは、霞が関の半分が応援し、利権も厚い。首相が突っ走れば、どんどん仲間やスポンサーが増えてくると亀井さんは言いたいのでしょう」(経済ジャーナリスト)
それにしても、亀井が「小泉さんのように突っ走れ」と言うのは、ブラックジョークだ。亀井にとって、元首相・小泉純一郎は天敵。機会あるごとに小泉・竹中の弱肉強食の市場経済主義や公共事業削減を批判し、郵政民営化のときは「アメリカに郵貯を上納する気か」と体を張って抵抗。その結果、自民党離党に追い込まれ、郵政解散ではホリエモンを刺客に送り込まれるなど、とことんコケにされたものだ。大マスコミが伝えない小泉政治の裏側と大罪を一番分かっているはずである。
◆国民総貧乏を国策にした小泉デタラメ男
繰り返すまでもなく、この国の経済をメチャクチャにし、金持ちと貧乏人の大格差社会をつくり出したのが小泉だ。
先日、戦後の混乱期以来59年ぶりに生活保護が200万人を超えたとニュースになった。労働者の3人に1人は非正規社員で、年収300万円以下の結婚できないサラリーマンが当たり前になっているし、貧困世帯は実に570万世帯だ。こういう国民総貧乏化を“国策”として進めたのが小泉だった。
経済アナリストの菊池英博氏が言う。
「ブッシュ米国に政権の後ろ盾になってもらうために日本市場を差し出したのが小泉政権でした。グローバル化だ、国際競争力だというと聞こえはいいが、市場自由化によって日本企業は弱り、日本の富は持っていかれ、企業リストラ、人件費抑制が当たり前の社会になってしまった。小泉政権誕生前の2000年、日本のGDPは510兆円、税収は51兆円でしたが、いまや470兆円、税収は40兆円以下のありさまです。経済が急激に縮小してしまった。そのシワ寄せを全部こうむっているのが弱者であり、地方なのです」 5年がかりで、こんな売国奴の亡国政治を進めた小泉を見習えとは、亀井もよくぞ言えたもの。
この国がとんでもないことになるのは明らかだ。
◆その小泉を「稀代のペテン師」と呼んでいた菅
菅と小泉といえば、野党党首だった菅の追及に小泉が音を上げ、「公約違反なんて大したことじゃない」「どこが非戦闘地域か私に分かるわけがない」と、失言・放言でごまかす場面を覚えている人も多いだろう。
菅は郵政選挙の最中だった05年8月22日には、自身のブログで「精神鑑定」と題して小泉批判を展開した。
「小泉さん、狂っている」「精神鑑定が必要」と、小泉政治で切り捨てられた地方の声を紹介。しかし、大都市では小泉への期待感がいまだ高いことをこう書いた。
〈二度もだませる小泉純一郎は稀代のペテン師だ〉
それが、今ではどうだ。自分自身が同僚議員にまで「ペテン師」呼ばわりされても、権力に執着し首相のイスにしがみつき、恥じることもない。
しかも、「亀井代表が進言するまでもなく、菅首相はとっくに小泉流の政治手法を真似しています」と、政治評論家の浅川博忠氏はこう言うのだ。
「同じ党内にいる小沢元代表を『抵抗勢力』に仕立て上げる手法や、唐突な浜岡原発の停止要請という『サプライズパフォーマンス』と、いくつも菅首相は小泉流を取り入れてきました。2人の共通点は党内シンパが少なく、政権基盤が脆(ぜい)弱(じゃく)なこと。それでも、長期政権を築いた小泉流の手法を、菅首相は就任当初から研究していたフシがあるのです」
小泉批判の急先鋒だった男は、すでに小泉のエピゴーネン=タチの悪い模倣者に成り下がっているのだ。
◆半壊中の日本経済は全壊状態に向かう
「2代目小泉気取りの菅首相の行き着く先が、“郵政解散の夢よ再び”という脱原発解散です。国民の関心の高いワンテーマを掲げて総選挙に打って出れば、比較第1党程度の議席数は獲得し、さらに延命できると本気で考えています。しかし、筋金入りのテーマで一点突破を図った小泉氏の凄みに比べ、菅首相が唐突に脱原発を持ち出しても、有権者に延命の2文字を見透かされるだけでしょう」(浅川博忠氏=前出)
今度こそ有権者もダマされないだろうが、菅も人をダマすことにかけては筋金入りなだけに心配だ。
それこそ「二度もだませる稀代のペテン師」に引っかかったら、この国の経済は破滅の道へとまっしぐらだ。
「菅首相の脱原発の仮面の裏には、大増税とTPPを推進する邪悪な顔が潜んでいます。弱者に犠牲を強いる大増税と、被災した農民と漁民ごと米国に売り渡すTPPがワンセットで襲えば、その破壊力は今回の巨大津波以上です。ただでさえ、小泉政治と大震災でメタメタにされた東北は復興どころではなくなる。特にTPPは日本全体を海外との自由競争の荒波に放り出す政策です。菅首相は小泉以上に、巨大な戦力差を知りながら無謀な戦争に突入した東条英機に似ています。待ち受けるのは産業空洞化という“焼け野原”です」(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)
半壊している経済が全壊してしまうのだ。日本が大災害にのみ込まれる前に、2人目の狂人首相の息の根を止める必要がある。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。