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松本龍氏を復興相に起用のわけ タテマエは継続性を重視だが…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110625/stt11062500110000-n1.htm
2011.6.25 00:09 産経新聞
菅直人首相が復興対策担当相に松本龍氏を充てたことについて、政府・民主党は「政策の継続性」を強調するが、建前にすぎない。実際には退陣問題で孤立を深め大幅な内閣改造に踏み切る余力がなくなったうえ、一時本命視された仙谷由人官房副長官や名前が取り沙汰された玄葉光一郎国家戦略担当相(政調会長)と対立し、松本氏以外に選択肢がなくなった。首相の求心力低下を浮き彫りにしたといえる。
玄葉氏は24日の記者会見で自らの就任を否定、首相を突き放した。
「私が政調会長、国家戦略担当相を兼ね、さらにということは考えられない。退陣表明をした以上、首相や枝野幸男官房長官が兼任するのが一つの考え方だ」
被災地・福島選出の玄葉氏は本格的復興のための平成23年度第3次補正予算案への野党側の協力を得るため、首相に早期退陣を促してきた。会見でも「首相は地位に恋々とする方ではないと信じているし、信じたい」と語った。
首相は23日夜に国民新党の亀井静香代表から大幅な内閣改造を進言された際には「しかと検討する」と応じた。だが、党内は首相が大幅改造をすることには冷ややかだった。
安住淳国対委員長は24日、首相に「大事なキーワードは継続性だ」と大幅改造は困難と進言。その後の会見でも「今から閣僚を選任すれば(延長会期の)70日間は刻々と過ぎる」と語った。閣内からも「大幅改造で作業停滞があってはならない」(中野寛成国家公安委員長)との声が出た。
当初、首相は縦割り行政を打破し、遅れが目立つ仮設住宅建設やがれき処理を早めるには“腕力”が求められるとして、担当相に仙谷氏の起用を検討した。被災者生活支援特別対策本部長は松本氏だったが、実質的には仙谷氏が仕切り役を務めていたからだ。
しかし「月内退陣論」を主導してきた仙谷氏と首相の間はすっかり冷え切っていた。政権延命に向けて必死の首相に対し、民主党内の離反は加速している。
輿(こし)石(いし)東(あずま)参院議員会長、樽床伸二元国対委員長、松本剛明外相、細野豪志首相補佐官、高嶋良充元参院幹事長らが23日夜に都内で会食し、8月31日までの会期中に首相は退陣すべきとの認識で一致した。
「(8月中旬の)お盆を過ぎても菅さんが首相をやっていたら、解散してしまうぞ。それは避けないといけない」
ある出席者がこう訴えると、みなうなずいた。
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