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「菅さんを信じています」(鳩山由紀夫)
「菅直人氏自身が誰のために首相をしているのか分かっていないのだろう。権力にすがりついているとしか思えない。」(園田直之)
「自分が続けることが復興や予算、法案の成立にプラスになると説明できなければ、とどまることが優先、続けたいから続けるんだとしか聞こえない。」(石破茂)
「今日は1年で一番昼間が長い日。明日からどんどん日が短くなる。民主党政権もどんどん短くなり、それは国民を不幸にする…」(輿石東)
「菅さんはどうするのかな。国民は解散を望んでいないんだが」(小沢一郎)
『みなさんのおかげでここまできた。やるべきことをやろう!』(菅直人)
22日夜、菅グループ「国のかたち研究会」の懇親会に1時間遅れで現れた菅直人首相は満面の笑みを浮かべ勝利宣言した。
恐るべし、菅直人。
もしかしてこの男、希代の才能の持ち主なのでは無かろうか。
今回の騒動で、民主党と言う組織は、その任に値しない代表を「自らの力」で取り替える事が出来ない、自浄能力の無い組織であるという実態が、露呈した。
これで菅直人は、民主党政権の続く限り、総理の座に居続ける自信がついた事であろう。
お見事としか、言い様が無い。
「一定のめどがついた、そのときは、多くの責任を、若い世代に引き継いで頂くと、考えております」
という、この有名なセリフ。
実は『若い世代に引き継ぐ』と言う、彼の表現は、今まで代表選の度に使って来たセリフであった。
そして、実際には一度も実行された事の無い、定番のセリフなのだ。
これで、「菅下し」の面々を、コロリと騙くらかしてしまったのだから、菅直人の口先三寸は、冴え渡る。
あとは、もう怖い物無し。
小沢は、党員資格を「半永久的に」停止してある。
鳩山は、グループを解体してやったので、丸裸。
仙谷は、生意気に逆いやがったので、叩き潰した。
岡田は、散々国対ですり減らしてやったことで、国民の信頼は消し飛んだ。
後は、前原くらいしか残っていない。
あと2年、衆議院任期満了まで、ああでもない、こうでもない、と減らず口を叩きつつ乗り切る自信は、盤石となった。
目出たい、目出たい。
次の総選挙で、民主党が政権を握れるかどうかなど、もうどうでも良い。
小沢グループの若手は、ほぼ全滅だろう。
党が、精々80人くらいの議員数になっても、別に構わない。
自民党も、過半数は取れないだろう。
いやいや、その前に「脱原発解散」をやってやろう。
孫正義と言う、金づるも出来た事だし。
脱原発か原発推進か、を対立軸にすれば、あながち「勝利」も不可能では無いかもしれん。
200くらいいくかも。
そうなれば政治勢力は、「自民」と「民主」とが二大政党で続く事になる。
あとは、「小沢グループ」と「みんなの党」と「公明」の弱小中間勢力。
そのときは、自民と連立を組んで政権の座に居続けられるだろう。
『民自(公)』政権で、副総理も、悪くなかろう。
何て事を、考えているに違いないですね。
そして、下手すると、その筋書き通りに運びかねない所が、今の民主党の面白い所である。
♪民主党は、ゆ・か・い・だ、なぁ〜♪
▶<民主>「ポスト菅」へ動き鈍る 退陣の詰め甘く模様眺めに(毎日見出し)
>岡田克也幹事長ら民主党執行部が主導した「菅降ろし」が頓挫し、菅直人首相が当面続投する見通しになったことで、民主党内の「ポスト菅」に向けた動きはいったん様子見に入った。
うんうん。
>しかし、菅首相への不満は党内で収まっていない。執行部は28日に両院議員総会を開く予定で、「菅降ろし」は主流派、非主流派を超えて再燃しそうだ。
>党幹部は「当然、首相への批判が噴出するから、絶対に首相に出てもらう」と強調した。自民、公明両党と一度はまとめた合意案を首相に覆されただけに、党執行部内にも首相を守ろうとする空気は薄くなった。自公両党との折衝にあたってきた別の党幹部も「菅さんへの同情論はもう、ごく側近だけだ」と突き放した。
本当かねえ〜?
単なる、強がりじゃないのかなあ。
>小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相のグループら反主流派だけではなく、主流派や中間派にも首相への批判は広がる。
>野田佳彦財務相のグループの若手衆院議員は「次期臨時国会で内閣不信任決議案が出れば、前原誠司前外相のグループも野田グループも賛成か欠席だ」と憤激する。
>中間派の若手衆院議員も「内閣不信任決議案の時は、退陣を表明したのだから首相の決断を待てばいいと思ったが、欲をかきすぎだ」と批判した。
憤慨するのは良いけれど。
何ら有効な行動はとれないし。
野田グループなんて、総理の目が消えて、憤慨してるだけ、見たいにも聞こえますなあ。
>鳩山氏は22日、記者団に「退陣が前提の会期延長だ」と強調。
全く説得力無し。
最早、誰も彼の言辞に左右されない。
>党内の支持をさらに失ったことで、首相の政権運営は不透明さを増した。
>政調幹部の一人は党側の反対でとりまとめが難航している「税と社会保障の一体改革」について「政府案は拒否する」と語った。中間派の衆院議員は「たしかに城は落ちていないが、内堀まで埋まっている」と指摘した。
【毎日新聞/6月22日(水)22時17分配信】
「中堀まで埋まってる」幻想は、危険極まりない。
この党の議員さん達は、そのときの風次第で、「コロッ」と流れが変わってしまうから。
何が、真に必要な事なのか。
何を、本当に求められているのか。
分っていない。
報道に惑わされ。
ポスト提示にふらつき。
甘言に唯々諾々と乗ってしまう。
そんな議員が多すぎる。
本日の「中村哲治参院議員」のツイートに、絡んでしまった。
以下、議員のツイートである。
(転載開始)
@NakamuraTetsuji 今日の民主党「検察のあり方WT」で法務省の幹部に占める検事(検察官・裁判官出身者)の状態を公開。多くの議員が実態を知らなかったようだ。こういう情報をマスコミは伝えない。64人の幹部のうち46人が検事。給料も事務官よりも一段高い。
(以上転載終了)
それに対する、私の突っ込み。
@tokidokiparis それでマスコミ報道を信じて小沢有罪なのですね!?
字数制限の中で、精一杯の突っ込みで有りました。
民主党を政権交代に導き、政府の座を勝ち取った功労者『小沢一郎』に対する、いわれなき「政治とカネ」批判に対して、多くの民主党議員達自身が、その恣意的流れを造り出すマスコミに対して、反論もせず、抵抗もせず、それどころか、マスコミのネガティヴ・キャンペーンに乗っかって、反小沢を標榜する。
一体何故そんな事になるのか、理解出来なかった。
そして、今回の中村議員のツイートで、始めて目を開かされた。
要するに、「知らなかった」のだ!
検察のやり口も。
報道の役割も。
そして、「知らなかった」では済まされないのが、彼等の立場である。
一般庶民ですら、検察当局の「冤罪捏造」の実態等、ウスウス感じ取っていたのです。
権力から、一番遠くはなれた所に居る、我々庶民ですら。
だって、あれほど全報道機関が、うち揃って「小沢は黒」と言い立てている事自体に、違和感を覚え、何か違うのでは無いか、と感じていたのですよ。
そして、あちこちで、「無実を叫びながら」有罪にさている例を見るにつけ、警察や、観察の捜査に対する不信感も、感じていたのですよ。
捜査内容に関わる詳細をマスコミが報道する度に、何故そんな情報が流れるのだろう、と不思議に思っていたのですよ。
それらを総合的に判断すると、報道の姿勢には信頼を持てなくなり、警察や検察、さらには「裁判所」までを含む、司法制度全体に『疑い』を持つ様に、なって来たのですよ。
それを、権力機構の一端にいて、情報収集力が庶民とは全く違う『議員』サン達が、「法務省に占める検事の実態」を把握していなかった。
と言う事は、「そこでどの様な事が行われているのか、を考えてみなかった」と言うに等しい訳である。
それで、小沢一郎という、既成の権力に対抗しようとした政治家が、党友からまで「罪人扱い」されて来た理由が、改めてはっきりしたのである。
まあ、彼等のレベルなど、おおよその見当はついていたとは言え、情けない事おびただしい。
そのようなレベルの議員達の集合体が、『民主党』であったのだ。
だからこそ、昨年9月14日に、素人が演説を聴いただけで「器の違い」をはっきり掴めた程の代表選で、あんな菅直人を選んでしまった訳なのだ。
選挙区で、支持者達が「反小沢」だから、反対は出来ない。
というレベルから。
本人自身が、筋金入りの「反小沢」まで。
205名。
選挙区民は、情報源が限られている。
世論誘導をする新聞テレビしか情報源が無い以上、訳も分らず「反小沢」でも仕方が無いだろう。
それを説得し、自らの政治哲学と実行力とを総動員して、選挙区の支持者達を説得するのが筋である。
まあ、小沢一郎自身、「言い訳はしない」という家訓に乗っ取って、具体的な反論をされなかった為に、周りが正確に何が起こっていたか、政治資金の流れ等が理解出来ていなかったとしても、仕方ないかもしれない。
しかし、我々一般市民ですら、小沢一郎の政治資金の流れと、何が起きて、何処を冤罪に利用されたか、を把握している。
今の、ネットによる情報社会を甘く見てはいけない。
ましてや、国民の考えている事をしっかり見据えていなければならない国会議員が、秘書その他人手も居るのも関わらず、正確な調査をしていなかったとしたら、その地位に居る価値も無く、居る必要も無いのと違うだろうか。
『「ポスト菅」へ動き鈍る 退陣の詰め甘く模様眺めに』
おふざけでない。
何が、「模様眺め」だ。
そんな余裕が、何処に有る!
行動しろ。
全力で、菅直人に対抗しろ。
遅すぎる位では有るが、やらないよりは良い。
『両院議員総会』で、史上最も恥ずべき代表の、党員資格を停止にせよ。
不特定多数の、多くの国民の「生命財産」を危険にさらし、的確な処置を怠って来た事で、充分告発に値する。
党員資格の停止等、簡単な筈である。
除名すら、相応しい位だ。
ましてや、「外国人献金」という、逃げられない違反を犯している。
これまで1年間、散々国民を裏切って来た民主党に属する国会議員として、最後に「成すべき事」を成せ。
せめて、2009年8月30日に我々が一票を投じた、諸君達の義務を果たして欲しい。
諸君達は、誰を代表して国政に参画しているのかを、今こそ思い出すときである。
さも無ければ、「ポスト菅」はいつまでも「菅直人」のままで有る事になる。
国民は、そのような事は、永久に許さない。
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